はたらく細胞のレビュー・感想・評価
全186件中、41~60件目を表示
文句なしの5点満点。製作陣に拍手。
原作未読、話題性だけで観に行きました。すごい映画です。まずキャスト豪華すぎ。深田恭子なんて1分も映ってないのでは?両手の指では収まらないくらいに名優が目白押し、しかも本気の特殊メイク、本気の殺陣、演出。飽きないですね。どこかふざけてる世界観(普通なら泣く場面なのに帽子の「白血球」の主張が強すぎるなど)なので、暗い展開も安心して観てられましたし、展開も予告から全然読めてしまうのにちゃんと面白かったです。
次に説明と描写のバランス。この手の映画は、説明が長くなるとどうしても興醒めするか、飽きてくるのですが、文字での説明を最小限にとどめながらビジュアルや展開で説明ができているので、スッと展開が入ってきました。特にすり傷の場面と抗がん剤の場面はあっぱれですね。とにかく自分の身体のことをもっと労わろうと思えました。くしゃみさえも特別な感情を持ってしまうような感覚になりました。身近な身体の内部が舞台だったのも、最後まで惹きつけられた要因な気がします。
あと、セカオワのFUKASE氏。演技上手いじゃん!闇を抱えた可哀想な悪役が、ぴったりハマっていました。まさしく闇堕ちな展開だったわけですが、がん細胞も、そうなりたくてなったわけではない、元々は身体の一部であり仲間であることを思うと、ちゃんと同情できました。これはFUKASE氏の演技、役作りの賜物と思います。これもあっぱれでした。
永野芽郁と佐藤健を中心に進む体内も良かったですが、現実パートの阿部サダヲと芦田愛菜はやりすぎですね。今作の「泣ける」は完全にこっちです。「なんで俺じゃねぇんだよ」と「ありがとう…」は破壊力ありすぎました。こちらでしっかり泣ける展開だったから、体内パートで頑張れ…!という感情が巻き起こるんですよね。ここのバランスも秀逸でした。
原作もとてもパワーのある作品なのでしょうが、それをここまでの映画にした製作陣には拍手を送りたいです。お疲れ様でした。
「生命」に興味のある人におすすめ
「はたらく細胞」と「はたらく細胞 BLACK」の漫画を読んで面白かったので実写も期待して観に行きました。赤血球(永野芽郁)も白血球(佐藤健)もマクロファージ(松本若菜)もバッチリ。血小板ちゃんもかわいくて観ていて楽しかったです。
人間のドラマパートが漫画には全くない 部分なので、別物として受けとめました。阿部サダヲ、芦田愛菜親子の悲劇も喜劇も上手い演技力はさすがです。
生命体としての人の体、一つ一つの細胞、さらには地球を構成する多種多様な生物が、それぞれの生命力を繋げているんだというメッセージを感じました。
原作の良さを9割削った駄作
絶望的に面白くなかった。
はたらく細胞はリアリティーと擬人化のバランスが非常に良く、コメディー要素を持たせながらも血液細胞たちの役割を学習できる作品である。一方で映画ではリアリティーをなくした上でしょうもないコメディーを追加し、必要のない人間ドラマを加えた駄作である。そもそも本来血球には意思など存在しないため、白血球達は抗原を見つけ次第殺そうと動き、死などは恐れないはずである。一方で映画では後ろ向きな発言を連発するなど意味がわからない。さらにがん細胞と邂逅した際に本来であればもっと積極的に殺そうとするはずであるが、作中では会話に呆けて逃がすだけにも飽き足らず、追いかけたり探したりする様子すらなかった。また、作中には樹状細胞やB細胞が登場しないため、液性免疫に関する話が1mmも存在しない。その上終盤まではマクロファージがただの伝令役のような描かれ方をされている。マクロファージは好中球と同様に一時免疫に関与する細胞であり、好中球と同様に戦い、ヘルパーT細胞へ抗原情報を伝令する。その過程が描かれておらず、本来伝令するために行う食作用も描かれていないため、二次応答の流れが分からないようになっている。また終盤に登場したスギ花粉も謎であり、スギ花粉自体が体内に悪さをすることは無いはずであるにもかかわらず、ただの敵のように描かれ、マスト細胞等の話が何も無い。意味が分からない。また、白血病に関する表現が酷く、医学部志望にもかかわらず、免疫に関する理解が低すぎる。従来のはたらく細胞であれば無知な赤血球に対して好中球が解説するという流れがあるにもかかわらず、作中では頭のいいはずの医学部志望学生が頭の悪い描かれ方をしている親に解説されるという意味不明な表現をされている。全体的にはたらく細胞原作の良さを9割削り、細菌ウイルス感染細胞を殺す様子をコメディーチックに描くという素晴らしさを無くしたクソ映画である。他にもレセプターの鳴るべき場所で反応していなかったことや骨髄移植後の体を再生する描写が1mmもなかったことなど酷いシーンは非常に多く、★1つも付けたくない出来でしたが、アクション要素に関しては素晴らしかったため、★1つとします。こんな映画を見るくらいであるなら原作やアニメを見てください。勉強にもなるし面白さもある素晴らしい作品であり、私の人生を左右した思い出深い作品です。
細胞擬人化ってこんなにイケるんですねー、制作に星5つ!!
弛まぬひたすらに働く細胞に感動ですね
細胞の名称は、それとなくどこかで聞いたことがありましたけど、こんなはたらきをしてるのか、と小学生・中学生並みの知識しか持ち合わせておりませんが、頼もしい体の細胞たちにひたすら感謝です。
特にNK細胞、自分のイニシャルと同じなので親近感を覚え、活躍を応援してます!
日胡(愛菜)ちゃん移植成功おめでとう。感激
アニメから入ると…
アニメを観ていて面白いと思って公開を楽しみにしてました!
前半はラブ様や真珠様達がアニメからまんま出て来た出で立ちで大いに盛り上げて頂いてw
阿部サダヲの体内のブラックな環境も、大人としては思い当たるし否応無しに反省させられました。
板垣李光人君が四苦八苦する姿も可愛くてw
李光人君、不幸キャラもハマりますね。
でも後半は大分キツかったですね~(T_T)
病気でヤツれていく愛菜ちゃんも、何せ小さい頃から観てるから勝手に姪っ子の様な気でいるから可哀想で⤵⤵(T_T)(T_T)
しかもその体内のまるで戦時下のような焼け野原の描写は怖かったですね。実写だとより怖いです。
主要細胞達もばったばた殺されるし)´0`(
アニメを楽しく観ていた子供を連れていかなくて良かったと思いました。
親子で楽しめる…とは、思えませんでしたね^^;
でも佐藤健くんのキレキレのアクション、永野芽郁ちゃんの健気っぷりその他皆さん最高でした!
勉強になりました、健康第一。
身体の中にある細胞を擬人化し、擬人化された細胞をいろんな役者さんたちが、格好よく演じていた作品。とても勉強になった。白血球の佐藤健、赤血球の永野芽郁、お似合いでした。深キョンも久し振りに出ていたし、2024年は大活躍した染谷将太(←多分8本ぐらい公開されているのでは?)もスクリーンを飾っている。また、阿部サダヲのトイレ行きたくなるシーンは、自分も何回も経験があるので、思わず笑ってしまった。(こんな場所で、こんな時間に誰が使用しているの?というくらい他人が使用しているケースにかち合うのは不思議😩)
年に一回は健康診断を受診しているが、結果と真剣に向き合わなくちゃいけないね😅
勉強になりました
永野芽郁ちゃん目当てなんですが、いろんな俳優さん出てますね、お得感ありました。
最後にまた永野芽郁ちゃんが生まれ変わって出てきて良かった。マクロファージってゴミをパクパク食べる印象だったのですが、自分の認識間違ってたのかな。お父さんが一番好きなのはニコの笑顔、というところで泣きました。見て良かった!
内容が重いよ・・・
アニメ版で少し鑑賞していたので、どういうものかは理解して見に行きました。
序盤までは、細胞のわちゃわちゃ振りが実写で再現されててよかったのですが、後半に行くにしたがってどんどんグロく、重い展開に・・・
映画館の周りでは、幼い子供たちが結構いたけど、途中で飽きて「まだぁ~?」と声を上げる子や、終了後、ビミョーな面持ちの親子連れ。まぁ、そうなるよなぁ・・・
テーマを白血病にする必要あった??
かといって、普通のウイルスとの闘いだと凡作になりそうだし、難しいのは理解できます。
実際の白血病の治療も難しくて大変なんだけど、もう少しマイルドなストーリーにならなかったのかな・・・
でも、白血球たちのアクションやドラマパートは良く出来ていて、感動しました。
あと、血小板ちゃんたちが、かわいい!
前評判どおり
面白いとか、勉強になるとか、いろいろ聞いていたけど、本当に、その通り。とても面白かったです。
個人的には、芦田愛菜ちゃんと加藤清史郎くんのカップルに萌えました。あんなに子供だった二人が、カップル役ですよー。しかも、とても、お似合いの二人でした。
あと、細胞さん役も、個性的なキャラが多くて…。佐藤健さんなんかは、決して、個性的な人ではないのに、あんな白塗りにしたら、個性的になっちゃいますよね。誰だか分からない人もいましたもん。
今作品、面白くないと思う人は、いないのではないだろうかという作品です。
子供向けではなかった
子供の希望で観に行きました
子供は漫画やアニメのような展開を想像していたらしく、シリアスな展開に退屈してしまったようです
治療中の体の中の様子も怖かったようです
大人の私は阿部サダヲさんの演技がとても良かったです
アニメとは違うマクロファージさんもかっこよかったです
アニメとは違う展開で切なくなる場面もありましたが、映画は映画で面白くまとまったと思います
映画館で完結できる泣けて笑えるスッキリ楽しい映画
教育テレビのはたらく細胞を見ていたので、実写化されると知ったとき、キャスティング最高!!絶対見たいと前売り購入。
佐藤健さんが番宣で、るろ剣を超える集大成のアクションって言ってたのも期待を裏切らなかった。
このアニメを実写化する上で、これ以上はないだろうってくらいのエンターテイメント性のある完成された作品。
細胞の働きとキャラ、世界観を真面目に面白おかしく美しく演出しているのには深く感銘。
フカセはがん細胞だろうと思っていたが、白血病だったのも絶妙なチョイス!
中学生の娘は、白血病を知らないのでそこは理解できなかったようだった。
マルモリ親子の再現もアツい。
事前にキャラ設定は知っておいた方が頭がハテナにならなくていいと思う。
映画の中でも細胞の説明はあるが、全く知らないと早すぎてついていけないかも。それぞれの働きを知ってるからこそすんなり世界観に入っていけたのだと思う。
ひとつ注文をつけるとすれば、主題歌はセカオワにしてほしかった!
フカセの甘い声ファンタジーな曲調は、はたらく細胞の主題歌としてピッタリだったと思う。
フカセが描くはたらく細胞の世界観の歌詞を聴いてみたかったな。
もう少し移植を丁寧に描いてほしかった
若い人が急性骨髄性白血病に罹患した場合、まずは抗がん剤治療を行い、1ヶ月くらいかけて白血病細胞をほとんど死滅させます。その後に必要な患者さんを見極めて造血幹細胞移植を検討します。
初手から造血幹細胞移植の1つである「骨髄移植」をすることはありません。造血幹細胞移植は治療そのものの死亡率も2割程度あるような過酷な治療で、1年でやっと体力がすこし戻るくらい大変です。(移植を控える患者さんや家族はちょっと安易に感じてしまうのではないかと思いました。)
骨髄バンクドナーを移植源としたようですがそこをもう少し丁寧に描くか、いっそ健康体になった父親をハプロドナーにすれば良かったのに、と思いました。
鑑賞動機:原作9割、予告の括約筋活躍場面1割
原作は何巻か読了。無駄にハイレベルでバリエーションも豊富なアクションシーンは大人なので問題なし。ファミリー層に人気なんだ。
そうは言っても白血病は今は予後がいい癌じゃなかったかな。
血小板が止血する仕組み誤解してたかも。脾臓送り、はちょっとツボだった。背景の看板とか標識とかいちいち芸が細かい。
まさかNKだから仲さんがキャスティングされたわけではないよね?
Fukaseの使い所も大正解。
映画内で綺麗に纏まって良き!
原作、ブラック、アニメとか見たけど正直あまり覚えていない勢です。
現実世界と、親子2人の細胞(生活習慣)の違いや様々な病気がストーリー上で違和感少なく混ざりあって見れて面白い。テンポ感もよく、中だるみあんませずに見れた!
アクションシーンは迫力があったし、思ったより感動シーンも多くてビックリ!
現実世界でも、親子の関係性や病気へのアプローチ、そしてラストまで話がとても綺麗に纏まっている!
最初から最後まで、楽しんで見ることが出来た!笑いあり涙あり、色々盛りだくさん!
アニメも良かったけれど、原作やアニメとは少し違う感じがするけれど、別枠としてみて普通に良かった!
白血病がヤバいことがよく分かる!
ただ、総合したらすごい子供でも見やすいいい作品だけど、特化してないところが少し、、、。
ストーリー、キャラ、ギャグ、感動全て3.5みたいな。
高校生以降は少し物足りなく感じるかも?
ばいばい菌だ👋
とりあえず佐藤健の「ばいばい菌だ」が
見られただけで満足です(割と序盤😅)
それぞれキャストが役に合っていて、
みなさん演技がお上手です。
意外にもセカオワのFukaseさんが
なかなかいい味を出しています。
映画オリジナルの現実パートには
しっかり泣かされました。
芦田愛菜さんは大きくなって
いい俳優さんになりましたね。
阿部サダヲさんもダメ親父役が最高です。
病原菌の方々は豪華なキャストですが、
特殊メイクすぎてエンドロール見るまで
誰だか分かりませんでした(笑)
時間の融通が効くのでソロ鑑賞でしたが、
子ども達も見たいと言っているので
もう一度観に行こうかと思います。
原作でもそうですが、
・くしゃみ=ロケット
・抗がん剤=ミサイル
・放射線=オーロラ
などの表現が秀逸でセンス抜群です。
それを言ったら、
そもそも細胞を擬人化という発想が
常人には思いつきませんね。
専門家も唸るほどに
各細胞の働きは医学的に忠実なので
楽しく学べてお子様の教育にも
大変よろしいと思います。
最後に、
不意に登場するDJ KOOに笑ってしまった😆
全体的に良かったと思う
公開される前から見たいなと思っていたので、観ることができて良かった。ストーリーも良かったし、俳優陣も豪華で観てて飽きることはなかった。ただ、子供も見るコメディ映画にしては、白血病は重いかなと思った。また、おもしろ要素を入れるのは良いと思ったが明らかに子供ウケ狙いな肛門シーンを入れてきたのにはちょっと残念だなと思った。一部のレビューでは、原作に劣るという声が多く上がっているようだが、自分は原作こそ見たことはないが、もしそうだとしたらしょうがないとしか思えないかなと感じた。著作権というのがあるから全パクリもダメだし、はたらく細胞自体1冊で完結しない漫画なのでそれを映画1本に収めようとするのは難しいと思う。
こんな感じです。
良い作品だったと思う。
経験者が観てみた。
実は自分が急性骨髄性白血病になったことがあります。私の場合はお陰様で抗がん剤治療のみで寛解できたので、放射線治療や骨髄液移植はしなかったのですが。映画を観ながら、あの時熱が下がらなかったのはこんな風に体の中で死闘が繰り広げられていたからなのか?などと思っていました。
たまたまセカオワの大ファンでもあったので、まさか7年の時を経て推しが自分の病巣となるとは…もう、それだけで感慨深い…。
病床のにこちゃんを、お父さんと彼氏が必死に励ますシーンは泣けました。そう、病気になると自分のために頑張れない。他人が必死に看病してくれる姿を見て、この人を泣かせちゃいけない、それだけで頑張った記憶あります。
映画的にはオススメするかといえば…。まあ、普通ですw
特にオープニングは白血球が剣心にしか見えなかった…私だけ?
個人的には思い入れもあり、楽しめました♪お誘いした友人も楽しかったと言ってました!
改めて自分の体を大切にしよう、観た後、実感しました
前半のコメディ要素で攻めていると思ったら、段々と展開がシリアスになっていくのですが、自分の体の大切さを改めて実感しました。
阿部 サダヲが演じる父親の不摂生な生活は子供が観ている分にはギャグですが、大人だと男女関係なく、辛辣、心当たりのある人は多いのではと思います。
生まれてからずっと健康な人間はいないと思います、どんなに気をつけていても病気や怪我をして体調を悪くし、寝込んだり病院のお世話になったり。
大人の自分は、この映画を見た今、子どもの頃から体を大切にして不摂生な生活をしなければよかったと後悔、思ってしまいます。
子供が観て自分の身体の中では、こんなにたくさんの細胞がいるんだと知って驚くのではなと思います。
良い細胞もいれば病気を引き起こすウィルスや菌もいます、それら全てが一つの体の中に存在しています。
役者さんの演技がすごくてヴィラン的立場の肺炎球菌、化膿レンサ球菌、黄色ブドウ球菌、もっと活躍、いえ、どんな働きをするのか見たいと思ってしまいました。
自分の身体をもっと労って上げなくてはと、この映画を観て改めて思いました。
お勉強&コメディ&アクション&感動 映画!?
人間パートと細胞パートに分かれていて、話が分かりやすい。
身体の仕組みを考えさせられ、健康が大事なと思わせる一方でコミカルなシーンもある。また、佐藤健をようしたこともあり、アクションも見ごたえがあった。バランスがよく、大人から子供まで楽しめる映画。ただ、深みはないので、3.5にした。
全186件中、41~60件目を表示