はたらく細胞のレビュー・感想・評価
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悲しみ
骨髄移植の前処置について知ってはいたけど、体内で起こっていることってまさにああいうことだよなあ、と実感した。
移植された万能細胞によって新しい環境が戻ってきて、そっくりな赤血球白血球たちがまた生まれても、もう違う個体なんだと。
まあ、ふだんから細胞たちにも寿命がそれぞれあって、入れ替わりながら体は生きているんだけど…
焼き尽くされた荒野に一人立つ赤血球ちゃんの後ろ姿が辛かった。
子供の頃見てたら悲し過ぎて軽くトラウマになってたかも。
諸行無常、だから生けるもの全てが細胞の一つ一つまで尊い。
この細胞たちのために、自分を愛していたわってあげなければいけないな。
テンポよくおもしろかった
俳優さん達の演技がよかった。永野芽郁ちゃんはかわいいし、阿部サダヲさんのトイレ我慢シーンは笑えた。娘役の芦田愛菜ちゃんはほんと演技がうまい。さすがのキャリアだ。身体の仕組みの勉強にもなる。おもしろかった。
はたらけ!細胞!
予告編ではコメディ色の強い作品アピールが強かったが、中盤を過ぎたあたりからシリアスなシーンが大半を占めるようになっていた
と感じる。セカオワのFukaseさん扮する白血病菌役のサイコパスさもあってか、映画館では泣きそうな顔をしている幼児が多かった。
監督は「テルマエ・ロマエ」、「もしも徳川家康が総理大臣になったら」の監督だが、あまり彼らしくない一作だったと言えるだろう。未完の漫画作品だからもあってか、オリジナルの完結だが、ネットでの口コミでも『すこしすっきりしない』という感想が
見受けられることから、少し哲学的な一作だったのかもしれない。
あと片岡愛之助さん演じる肺炎球菌の怖さを兼ね備えたコミカルな部分で私達をくすっと笑わせてくれたのはよかった。
そして、キャストが豪華だな。流石。とも思った。
細胞の擬人化で感動のメロドラマが出来るとは!
原作は雑誌で何度か読んだくらい。
だから設定は知っていました。
あの作品を実写映画化ってどんな風に起承転結させるのだろうと思っていました。
前半は細胞の働きを表す、ウィルスなどからの戦い。
原作にはない細胞の宿主の話が同時進行。
後半、宿主が白血病になり体内が戦場になります。癌治療はがん細胞だけでなく、普通の細胞にもダメージを与えてしまうんだと。
豪華出演者達が擬人化された細胞を真剣に演じてました。
戦場化した体内を主人公の赤血球と白血病は懸命に任務をこなそうとします。
映画の中で一番印象に残っているのが白血球から白血病のがん細胞になってしまったがん細胞を演じるFukaseさんの無邪気で狂気じみた演技。
調べるとミュージシャンSEKAI NO OWARIのボーカルだそうで、数年前に映画「キャラクター」で犯人のサイコパスを演じ、初演技ながら絶賛を受け、数々の新人賞を獲得しているそうです。だからこれを観た人は、また同じ役って思った人もいたそうです。
イヤー、白熱の演技でした。
様々な細胞ががん細胞と戦う事で死んで行き、ドラマが生まれます。
全滅して荒野になった体内に骨髄移植が行われ、宿主は無事助かります。
こんなドラマチックな展開になるとは思いませんでした。
なかなか面白かったです。
シンプルに面白かったです
予告映像を見ずに行ったら豪華キャストで驚きました。
また、小学生の子たちが多く観に生きていて年齢層が幅広なことにも驚きました。
本編はシンプルに面白く
最初から最後まで見応えありました。
前半はたくさん笑ってこのまま進むのかと思いきや
中盤、終盤と画面切り替えで映像が締まる部分がありました。
それは中盤の芦田愛菜ちゃんの演技と佐藤健さんのアクションです。
二人の演技はすごく光っていたし、見応えがありました。
「笑って、泣けて」がぴったり合う映画で
実際に私も笑って泣いていました
この場面がなければ実写化の成功にはつながらなかったと感じます。
個人的には加藤諒さんが面白かったです!
誰にでも見せられる映画
原作とその評判は聞いたことあるくらいで、恥ずかしながら予備知識なく観に行った。『半分青い』コンビが違和感なく、子役コンビも、まあ、高校生に見えるしな〜と入り込めた。
体内と現実もわかりやすく進行するし、分かりやすく変な表現もない。体内は白塗りやコスプレ(?)みたいだけど誰かすぐにわかる程度。
カサブタの説明も抗がん剤も、そういうことなのねって勉強になった。
子どもが多いのかなと思ってたら案外若い人もいた。
12月半ばからまだ上映されているのにそこそこな広さの会場。時間も2時半過ぎからの上映回もあり、やっぱり子どもに見せられるからかなと納得。
変な誇張もなく楽しかったし、勉強になった。そして永野芽郁ちゃんと佐藤健は良かったな。松本若菜も。朝ドラに出てるあの人もこっちの方が良いな。阿部サダヲさんはすっかりお父さん役がハマりましたね。
からだに感謝
体の仕組みを擬人化して伝える作品
すり傷が修復されるメカニズムを大々的に取り上げており、小さな負傷でも様々な細胞さんが私たちのからだを守ってくれてるんだと
感謝し涙してしまった。
医学用語はとにかく分かりにくい。
それらが解説を加えられる配慮、初等教育の現場で取り上げても良い作品。
永野芽郁がかわいい。
サダヲ氏は毎度味のある役割。頼りないけど人情ある父ちゃん役も良かった。
主な観客の年齢層は20代前半男女と小さな子供連れ世帯。空席を見つけるのが難しいほど混雑していた。
タイトルなし
ハードルを爆上げして観た為か、期待した程は楽しめなかった。
芦田愛菜さんの演技が良い。昔から芸能界に君臨しているから、まだ高校生なんかを演じている事に驚いてしまう。
阿部サダヲさんは、あまり好きな役者ではないが、こちらも演技は良かった。
全体的にコミカルな作りで、新人とは言え、鑑賞者と同等か、それ以下の知識しか持たない赤血球さんが、沢山質問してくれて細胞の仕組みを我々に教えてくれる。
佐藤健さんを始めアクションは軽やかで観ていて楽しい。闘う姿は少なかったが、見た目と強さのギャップが激しいマクロファージさんは、HUNTERXHUNTERのビスケのようで印象深い。
親父の不摂生な生活から、後半は親父の闘病生活を予想していたが、まさかの娘の方だった。赤血球さんの帽子だけが荒野に残っているのを観るのは辛い。
自分の体の中でも、こんなにドラマが繰り広げられていると思うと体をいたわらないと駄目だなと思った。
佐藤健さん演じる白血球さんが米津玄師さんに見えて仕方がなかった。
まとまりが良く、学べてほっこり(※レビュー前半ネタバレなし)
※レビュー前半部分はネタバレなしです!
アニメ1-2期とBLACK途中まで視聴してから観ました。
⬛︎良かったところ
・演出やシナリオが工夫されていて、身体の動きをストーリーとして理解出来る
アニメも分かりやすく楽しいのですが、症状が起きてからの体での変化や細胞同士の連携が流れとしたイメージしづらいところもありました。
一方で、この映画では様々なお話の要素を上手く組み合わせ、ストーリーとして理解しやすかったです。
・体内の世界観
「翔んで埼玉」の劇中の学園を思わせるような華やかな噴水付き庭園をはじめとする個性的な様々な器官があり、まさに大きな街のよう。自分が細胞だったらあちこち散策してみたくなるような風景でした。
⬛︎気になったところ
・後半のクライマックスが少し冗長
後半クライマックスであまり変化がなく同じような状態が続いて冗長と感じました。
もし続編があるなら、今回は登場しなかった細胞達にも活躍してもらいたいです!
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⬇ここから少しネタバレ、アニメ視聴者向け
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⬛︎良かったところ
・赤血球(AE3803)&白血球(U-1146)の出会い
これを最初に持って来たことで赤血球の行動原理が分かりやすくなって良かったです。
それと、赤血球を守ろうとする好中球がアニメ以上に勇敢に闘っていて、キュンキュンしました。
・がん細胞により感情移入できた
アニメよりもバックグラウンドが深く描かれていたことから、彼や他の細胞達の強い葛藤が伝わってきました。戦闘シーンでは、緊張感と悲しみが満ちていました。
⬛︎気になったところ
・身体の異変からの回復期間
他の方のレビューにもありましたが、人間サイドを見ていて回復までの期間が短すぎるように感じる所もありました。
・お祭り騒ぎのノリ
お祭り騒ぎになるシーンが何回があり、私は楽しかったのですが、連れはちょっとついていけなかったとのこと…好みが分かれるようです。
・登場して欲しかった細胞さん達
樹状細胞さん&ナイーブT細胞くん:この2人のアニメでのお話が大好きです。終盤で是非活躍してもらいたかったです。
B細胞くん&マスト細胞さん:ウイルスやアレルギー物質に奮闘する2人を見てみたかったです。
白血球って、酸素供給してたっけ?
娘の体内がはたらく細胞で、お父さんの体内がBLACKだとか、作り手のわかってる感があってよかったし、面白かった。
あと、物語の後半に移植された造血幹細胞が外国人の女の子だったのは、現実に海外の骨髄バンクから造血幹細胞のドナーを探すことが出来ることを暗に示しているのも、ためになった。
だけど……
アニメ版は原作準拠で、大袈裟なところはあっても、嘘は少なかったし、モブの細胞が乳酸菌と体内を旅する回も、あり得ないけど許せる範囲だった。
でも、白血球が酸素を取り込むシーンはいただけない。嘘を教えることになる。
物語としての嘘がいいけど、嘘の情報はやめて欲しかった。
最高のエンターテイメント+”はたらく”意味の学びたっぷりな、家族や仲間と見たくなる映画でした
今年初めて見た映画で、とても良かったです。
上映開始前から話題でずっと気になっていました。
原作自体は、アニメ放映が始まって流行り始めた頃に、漫画1巻とアニメ第1話(肺炎球菌)だけ見ていて、少し知っている程度でした。
しかし、予告を見て、『佐藤健の白血球はアクション含めて絶対にカッコいいのは明らかだし、永野芽衣の赤血球もとっても可愛い!』と感じて、この映画を観ることにしました。
また、なんとなく“はたらく”意味について考え直すきっかけにもなればいいな、と期待もしていました。
結果として、エンタメ成分もたっぷりで、はたらく意味を考えるきっかけにもなり、とても面白かったです!
以下、少しネタバレ要素を含みます。
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この映画で特に印象に残っているシーンは2つありました。
1つ目は赤血球が、目立つ仕事をしている白血球やNK細胞などと自分を比較して、落ち込んだシーンです。そこで白血球が「お前の仕事のお陰で俺たちみんなが働けるんだ。」と励ましていたのが印象的でした。
赤血球のように目立たない仕事をしていると、ふと負い目を感じることもあります。
ですが、赤血球は毎日欠かさず身体のすみずみまで酸素を運ぶことで、全体を支えているとても大事な役割です。それなしでは、生命維持が難しい、欠かせない役割です。
”はたらく”上で、目立つ目立たないは関係なく、必要な仕事を着実にこなしていくことが素晴らしいのだと思いました。
2つ目は、映画の後半で、一匹狼的にはたらくNK細胞と、チームプレーではたらくキラーT細胞が、一緒に敵へ立ち向かうシーンです。そこでNK細胞が「チームで働くのも楽しいな」とつぶやいたのが印象的でした。
役割が異なる細胞同士が協力して、強い敵に立ち向かっていく中で、お互いの本音が出たシーンのように感じました。(本来の人体の免疫機能がどうであるかは一旦置いといて)
身体の中も、私たちの社会でも、得意不得意が異なるモノ同士が一緒に働くからこそ、お互いの良い部分がより見えるようになり、仕事も円滑にスピーディーに進んで楽しくなっているなと、すごく共感できる部分でした。
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全体的な感想ですが、やっぱり、佐藤健はカッコよかったです!!
白塗りなのにあんなにカッコよくて、佐藤健はやっぱりすごいなと思いました!!
私の血管の中にも佐藤健や永野芽衣がいて、毎日はたらいてくれて、私の身体を守ってくれているのだと想像してみたら、私の身体もまだまだ捨てたもんじゃないな、もっとちゃんと労わってあげようと思いました(笑)
想像してた以上に感情移入
前半は笑い、後半は泣ける。
癌患者にとっては、抗がん剤投与で自分の細胞たちまでも破壊されていくシーンがキツくて泣いてしまったけど、でも実際自分の体にとって毒な薬品を入れてるわけだもんね。
放射線治療がオーロラとして表現されてるのも分かりやすかった。とてもきれいだけど、細胞たちにとっては死の光。もし放射線治療受ける前にこの映画を観ていたら、治療受けながら泣いてしまったかも。細胞さん達への罪悪感ハンパない。
阿部サダヲさんや愛菜ちゃんの演技も素晴らしかった。愛菜ちやんの、あの絶望的な表情、わかるわーと思いながら観てしまった。
私の体の中にも、佐藤健みたいな白血球がいてくれるといいんだけどなぁ。
血小板かわよ…💕
体内細胞が頑張るコメディだと思っていたけど、
ちょっと違ったかな…
BLや恋愛要素?でところどころネットリしていて、
間延びした感じもあり、テンポ悪く感じた。
(血小板はめちゃくちゃ可愛くて癒された)
原作がそうなのかもしれないけど、
体内がメインなのか、本体の人間がメインなのか、
ちょっとあちこち濃すぎて…
とっ散らかった印象…
病院のシーンでは、父娘+彼氏に泣かされたけど、
ドラマは人間の方に任せて、
体内はもう少しサクサク進んで欲しかったかも。
とはいえ
久しぶりの佐藤健のアクションが
目当てというのもあったので、
そこは結構満足でした˚✧⁎⁺˳✧༚
やっぱり壁は走るんだね笑
細胞役のみなさん、
ワイヤーアクションが結構あったのでビックリした。
Fukaseもか笑
この方は本当に多才だな
白血球vs異常細胞の対決シーンが
結構激しめのワイヤーアクションだったけど、
これかなり訓練したんだろうな。
本当にすごい。
個人的には、小沢真珠のキャラ最高だった笑
すごい格好とメイクなのに、ハマってる笑
あぁ、あとドーパミンが出るシーンは、
思わずクスッとしてしまった。
とても分かりやすい表現 笑
人間パートが意外としっくり
アニメから入った人間です
実写、かつ人間パートがあるってことで、見に行くつもりなかったのですが、公開後の評判が良かったので映画館へ
原作メインかと思いきや、人間パートを絡めてきて映画としてしっかり成り立ってましたね
展開早すぎじゃない?と思うところもあったけど、常に病気にならなきゃいけなかったりで仕方なかったのかな
ラストは賛否が別れそう
アニメの世界観を引き継ぐなら、赤血球さん白血球さん達は死んで欲しく無かった
でも細胞だから死ぬのは当たり前だからそれもありかも、、
映画の後、少し調べたら献血会場で骨髄バンクに登録出来ることを知り、登録して来ました
ごく少量の血液と同意書があればOK
献血しなくても登録だけしてもらえます
興味ある人はぜひ
意外と
年長さんから高齢者まで幅広い客層で、上映中若干集中出来なかったものの、思いのほか魅せるアクション満載で楽しめた。が、ストーリーに意外性はなく期待を超える感動は無かった。
人類の未来を想う
作中でオーロラの表現があったことから、この作品に込めた想いを感じました。
私たちの住む地球を死なせないために外部存在が人類全てを消去し、新たな人類を住まわせようという選択肢を選ばないよう、地球を慈しみ、平和を守っていきたい。そんな感想を抱きました。
子供が楽しむ映画なのかと思っていた自らを反省
子供が見るような映画だとバカにしており、鑑賞する気はありませんでしたが、評判が良いと聞きつけ観に行きましたが、噂に違わぬ良い作品でした。
恋愛、家族愛そしてBL(笑)。友情、ライバル、アクション見どころ満載!!
笑いあり、涙あり…歳のせいか涙腺も弱くなり10回くらいは泣いてしまったかな⤵
ただ、最後のバトルシーン、そして病気のシーンが、それまで切れが良いテンポが良かったに、何かダラダラしていて疲れた。
でも、永野芽郁さん佐藤健さん芦田愛菜さん阿部サダヲさんの演技は素晴らしかったです。
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