劇場公開日 2024年12月13日

はたらく細胞のレビュー・感想・評価

全305件中、141~160件目を表示

4.0本作のいいところは、基本的な医学知識がわかりやすく身につき、普段の不摂生を改めるきっかけになる作品だということです。

2024年12月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

 人間の体内の細胞たちを擬人化した斬新な設定で話題を集め、テレビアニメ化もされた同名漫画を実写映画化。原作漫画「はたらく細胞」とスピンオフ漫画「はたらく細胞 BLACK」の2作品をもとに、ある人間親子の体内世界ではたらく細胞たちの活躍と、その親子を中心とする人間世界のドラマが並行して描かれます。

●ストーリー
 人間の体内には37兆個もの細胞が存在し、酸素を運ぶ赤血球(永野芽郁)や細菌と戦う白血球(佐藤健)など無数の細胞たちが、人間の健康を守るため日夜はたらいています。高校生の漆崎日胡(芦田愛菜)は、父の茂(阿部サダヲ)と2人暮らし。健康的な生活習慣を送る日胡の体内の細胞たちはいつも楽しくはたらいていますが、不規則・不摂生な茂の体内では、ブラックな労働環境に疲れ果てた細胞たちが不満を訴えていたのです。親子でも体の中はえらい違いでした。仲良し親子のにぎやかな日常。
 しかし、その体内への侵入を狙う病原体たちが動き始め、漆崎親子の未来をかけた、細胞たちの「体内史上最大の戦い」が幕を開けます!?

●解説
 永野芽郁が赤血球役、佐藤健が白血球役でそれぞれ主演を務め、人間の漆崎茂を阿部サダヲ、その娘・日胡を芦田愛菜が演じる。「翔んで埼玉」「テルマエ・ロマエ」シリーズの武内英樹が監督を務めています。
 白血球を演じる佐藤健が日本刀を振るまう姿は「るろうに剣心」シリーズを連想してしまいますが、実は本作のアクション監督は、実写「るろうに剣心」でスタントコーディネーターを務めた大内貴仁が担当しているので当然立ち回りは似てきます。日本刀を持ち込んだのは、悪乗りといえそうです(^^ゞ

 まず本作のいいところは、基本的な医学知識がわかりやすく身につき、普段の不摂生を改めるきっかけになる作品だということです。
 原作者の清水茜は執筆時点では高校生程度の医学知識しか持ち合わせていませんでした。それかいい意味で医学知識のない人へ、面白可笑しく伝えていく原動力にはなっています。それでいて描かれる医学は結構正確で高度なもの。実は清水のいとこが医師で、執筆の過程でいちいちいとこの医師に確認しながら書き進めていたのだといいます。
 その結果、わたしたちが日常経験している人体の日常の描き方が、医学的には正確なものの、実にユーモラスに描かれていました。
 例えばくしゃみ。隔離した細菌をカプセル状に包み込み、くしゃみロケットに搭載し、細菌を体外放出してロケットが爆発するという展開でした。
 爆笑したのが排便。肛門筋はコントロール出来ても、便意は意識で止めようがありません。外に雪崩を打って出ようとする大便とそれを阻もうする肛門筋との激しい戦いが描かれます。そしてそこには本作の主役である赤血球たちも、便と一緒に体外に放出されまいと必死にしがみついていたのでした。赤血球たちにとっては一難去ってまた一難の手に汗握る展開となっていたのです。

 つぎに本作のいいところは、身体を労ろうと思わせるきっかけとなるところです。例えば日胡の父で阿部サダヲが演じる漆崎茂の体内は、タバコや酒で毒されているのですが、茂が飲酒したり、喫煙したとき体内のはたらく細胞たちは、大洪水に見舞われたり、凄い煙で息もできずに喘いだりと散々な体験をさせられるところが描かれます。あんなにリアルに細胞たちが苦しむ姿を見せられては、少しは細胞たちの苦労を偲んで、不摂生をやめようという気になることでしょう。

 さらに本作の凄いところは、広大な世界観です。全ての細胞が生み出される骨髄にある造血幹細胞の世界は、まるで大きな中世のお城のようです。その広大さを描くために、全国25都市でエキストラ総勢約7500名を動員。 武内監督は、「『翔んで埼玉』や『テルマエ・ロマエ』の比にならない」と自信が手掛けてきた作品と比べながら、「体内には37兆個もの細胞があるので、エキストラもとにかく数をそろえようと取り組んだそうです。
無数のエキストラがうごめく様は圧巻でした。

 加えて、感動ポイントとして細胞の宿主たちのドラマが描かれるところです。原作では宿主は描かないことがお約束でした。ところが本作では宿主の日胡が白血病にかかり、人間パートも細胞パートも大変なことが描かれます。
 特に人間パートでは、母を病気で亡くした父子家庭という背景もあり、非常に泣けるものとなりました。父親の茂を演じる阿部サダオは、持ち前のコメディさを封印し、妻を失い、娘まで失おうとしているのに何もできないところををシリアスに演じています。
 自身の不摂生も、日胡を何とか志望する医大に入学させたいという親心から、休日返上で働いていた反動だったというから泣けてきます。後半は、日胡の闘病生活を通じて、親子の絆の強さが感動的に描かれました。そんな不幸が描かれても本作が暗くならないのは、日胡を演じる芦田愛菜の存在が大きいと思います。

 日胡が罹ってしまう白血病は、血液のがんのこと。白血病細胞によって日胡の体内が冒されていく中、はたらく細胞の世界はまるで戦場のように破壊されていきます。
 そんな過酷ななかでも、永野芽郁演じる赤血球は、なんとか生き残って他の細胞に酸素を届け続けるのでけす。健気に頑張る赤血球役を永野芽郁が好演しています。ファンタジー作品なのに地にしっかり足がついている演技で、何としても酸素を届けるぞという使命感を強く感じさせてくれました。
 また山本耕史演じるキラーT細胞と仲里依紗演じるNK細胞の共演は、なかなかスリリングでした。ふたりの共演によって、わずかな時間でライバル関係を構築し、緊迫した白血病細菌たちとの対決を描き切ったのは、山本耕史と仲里依紗の演技力の賜物といえそうです。

●最後にひと言
 劇中に茂が、娘の闘病生活を経験して少しでも世の中の役に立ちたいと献血の臨む姿を見て、献血やドナーに積極的に協力しようという気にもさせられました。
 ちょうど年末年始は暴食暴飲になりがちですが、そんな時は本作を思い出して、皆さんご自分の細胞を労わって摂生を心がけましょうね。

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流山の小地蔵

4.5はたらく細胞に感謝

2024年12月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

知的

擬人化された体内の物語

各細胞の役割について
多くを知る事が出来る作品です。

赤血球と白血球を中心に
各細胞パート達が全力で
身体に悪さをする菌と闘うシーン
感動しました。

免疫力が弱まると
多くの感染症で
命を落とす方も多いので
気をつけたいものです。

規則正しい生活をして
持病を治し
抵抗力を強める事

例えば
肺炎の一番多い原因菌は
「肺炎球菌」
演ずる 愛之助さんが
ものすごいコスチュームで
ご登場され びっくりしました(笑)

なんと、くしゃみロケットで
体外へバイバイキン~~(*'▽')
よくぞ、演じてくださいました。

特に、高齢になると
肺炎予防が大事です。
「肺炎球菌ワクチン」接種が
あるようですよ。

さて、赤血球の永野芽郁さん
素直で可愛くて
懸命に酸素を届けます

危険を察知して
救けにくる
白血球の佐藤 健さん
アクションシーンもカッコいいし
クールな眼差しもgood

体育会系キラー細胞の山本耕史さんや
NK細胞の仲里依紗さんも
カッコいいのでした。

傷口を治す
血小板役の子役さん達も
可愛くて (^^)/

体内の世界での小道具等も
良く観るとユニークだったり

人間役の 阿部サダヲさん
娘役の芦田愛菜さんも
親子愛が伝わってきて
後半 泣かされました。

キャスト陣の
配役も良かったと思います。
人の感情で
身体に変化が起こったり
カラフルな世界観も楽しめました。

この夏、大きな手術をしたので
私の細胞達が
大変だったことでしょう。
こうして 命があることに
感謝です(^^ゞ

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LaLa

3.0豪華俳優陣によるちょっと為になる戦隊ヒーロー映画

2024年12月17日
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泣ける

笑える

楽しい

もっとコメディ寄りかと思っていたけど、結構シリアス内容が多かった。
白血病についてよく分かった。

芦田愛菜ちゃんの演技初めて見たけど、すごく上手で、一気にファンになりました。元子役2人のカップルが爽やかで良かったです。

お父さんの体の中もっと見てみたかった。

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Jyu

3.5深瀬さん

2024年12月17日
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鑑賞方法:映画館

映画全体としてとても分かりやすい映画だった。ただ分かりやすさを重視しすぎるあまりストーリーが単調すぎたから工夫がもう少し欲しかったな。まぁでも難しくしすぎると分からない人も出てくるし難しい塩梅ですよね。

個人的に高評価だったのはfukaseさん
キャラクターの時も拝見して達者だなと思ったが殺人鬼やサイコパス役なんだけどどこかに寂しさがある感じを出すのがとても上手い。次回作があるならまた期待したい俳優さんの1人ですね。

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り

5.0映画「はたらく細胞」は、細胞を擬人化し病気と戦わせるという原作漫画...

2024年12月17日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

映画「はたらく細胞」は、細胞を擬人化し病気と戦わせるという原作漫画のコンセプトを引き継ぎつつ、実写化という高いハードルを見事に越え、笑いと涙の物語へと昇華させた。監督の力量には驚かされた。
抗がん剤をミサイルに見立て、放射線治療をオーロラが地上に降りてくるような幻想的かつ壮絶な光景で描く演出は、細胞たちの生活の場が次々と破壊されていく様子を通じて、患者の苦痛や戦いの過酷さを如実に表現している。
俳優陣も細胞役を生き生きと演じ、作品への深い理解と存在意義を示している。
この映画は日本映画の底力を感じさせるものの、内容の面白さを外国語化し、吹替を含めて子供でも理解できるようにするには相当な労力が必要だろう。
映画館の大スクリーンで観ることの素晴らしさを改めて実感させてくれた作品である。
また、細胞たちの世界が無残に変わり果てていく描写は、ガザが「正義」によって瓦礫になるまで破壊された姿を思い出させたのは考えすぎだろうか。この壮絶な描写は、単なるエンターテインメントを超えて、現実世界の戦争や破壊の悲劇を想起させる力を持っている。

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Syochan17

4.5楽しかった

2024年12月17日
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泣ける

笑える

原作、アニメ見てないけど十分に楽しめました

笑いあり涙ありアクションありでラストまで飽きることなく見られました

今まさに家族が大病で入院しているのできっと細胞達が頑張ってくれてるんだろうなと思いました

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ひまわり

4.5イッツアスモールワールド

2024年12月17日
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鑑賞方法:映画館

人体を構成する細胞を擬人化したストーリーでした。
会社、又は社会を見ているようでした。
お笑いもありますが、かなりの割合で人情噺でした。
自分の身体も酷使しているので、自分の細胞になるのは勘弁して欲しいです。

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rakugoya1

4.0血ドバドバ

2024年12月17日
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赤血球「白血球さん、アニメ版は、血がドバドバ出てました。実写版もドバドバやるんですか」

白血球「大丈夫だ。血は見せないで倒す、
ナイフも光らせないで怖さは強調しないようにみせる」

赤血球「そうなんですね。確かにマクロファージ先生の斬馬刀(笑)も怖くなかったですー」

悪玉菌たちのキャラクター造形とその闘いの描写、

肺炎球菌やブドウ球菌といった悪玉菌たちも、
確かに悪そうな外見をしているのだが、
どこかコミカルで憎めない。

原作やアニメの持ち味をうまくアレンジし、
子供から大人まで楽しめるキャラクターに仕上がっていた。

クシャミ発射シーンは、
実写ならではの迫力だった。

サンダーバードやピタゴラスイッチのような演出は、
アニメ版が持つ記号的な表現とは異なり、
若干の生々しさが強調されていた。

この点は好みが分かれるかもしれないが、
実写化におけるチャレンジとしておもしろいシーンだった。

白血球のキャップほしい、
キラーT細胞でもいい、
でも、
かぶってコンビニとか行ったら、
「袋はいらない」
って低い声で言ってしまいそー。

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蛇足軒妖瀬布

5.0めちゃくちゃタメになり、そして泣いた😭👏

2024年12月17日
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泣ける

笑える

楽しい

娘に誘われ渋々観に行ったが、期待外れな素晴らしい映画だった!!👏👏👏👏👏
マルモ親子の泣かせるストーリーに、細胞達の働きぶりが見事に、わかりやすく描かれており、なるほど〜と大変勉強になりましたm(_ _)m
また、沢山の役者さん達と細胞キャラ達のマッチングが笑えて笑えて🤣
細かな設定や、再現には感動すらしました!
そして、自分の体はブラックな環境にしないよう、体を大事にしなきゃと思えました🍀

原作知らなくても楽しめるのは、この短い2時間ばかりにギュッと中身ある脚本を製作された、制作陣の方々のお陰ですね👏
ほんと、久々大満足の映画!小学生でも理解できる楽しく学べる映画!

それにしても、NKT細胞がめちゃくちゃカッコよくて、惚れた😍😍😍😍

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そらこ

4.5視聴前の期待値がそれほど高くなかったのを踏まえても高評価

2024年12月17日
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泣ける

楽しい

幸せ

予告編見てかなりギャグ要素の多い作品かと思ったら意外とそうでもなく、シリアスな展開が続きました。

漫画原作なのでそういう要素は多分にあるにしても、ちゃんとストーリーは成立していました。表のドラマと内側のドラマ、双方に見応えがあって、比喩的表現とは言え体の中で起こっていることが分かりやすく描かれていたと思います。
すべてのキャラが立っていて見てて楽しかったし、楽しい作品だったかと。血小板達がヨイショヨイショ言いながら働いてるシーンはほっこりするし、白血球達戦闘部隊が戦ってる様はカッコいいし、赤血球AE3806こと永野芽郁の脚には目を奪われっぱなしだったw

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フクメン

4.0まぁいいんでないでしょうか?

2024年12月17日
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鑑賞方法:映画館

ストーリーはあまり期待してなかったのでよかったのですが、ま、教育用にはいいのではないでしょうか?各細胞の働きとかわかりやすかったので。
確かに見飽きなかったのですがストーリーとしてはイマイチというかあれだけの配役使った割にはちょっとなと思うので5はつけません。

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くまさん

3.5自分の身体の中にも街があるのかな?

2024年12月17日
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鑑賞方法:映画館

アニメは楽しんで観ていたので、実写版も期待高めで着席。
予告編から、命が危ないのは阿部サダヲ演じる父親の茂だと思っていたのに、危なかったのは芦田愛菜演じる娘の日胡だったのが、とても不安でした。という事で、メインのストーリーは日胡の体内で、永野芽郁演じる赤血球と佐藤健演じる白血球が、お互いの仕事を頑張る話だった。他の奴らも頑張ってたよね。自分達の社会を守る為に、侵入してきたウイルス達と戦う白血球達。佐藤君、結構大変そうでした。ただ分からなかったのが、戦う為に持っていたナイフ。それ必要なくねぇ?えっ、赤血球なのに出血しちゃうって、どういう事?
彼氏ができてハッピーになった日胡が突然、白血病になった。白血球の後輩が病原体になったの?そんな事したら自分も死んじゃうよ!一方で茂の健康の話は笑える。切れ痔のせいでう○ちや赤血球達が出ていってしまう。加藤諒君、すぐ居なくなっちゃったね、残念。自分は医療に詳しくないので、いろんな事が不思議だったです。命を守る為の医療って普通の細胞にも影響があったんですね。知らなかった。ラストはまさかの再会。ビックリした後にビックリでした。登場キャラクターがみんな強くて結構楽しめました。

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涼介

3.5バトルアクション!

2024年12月17日
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鑑賞方法:映画館

それぞれの細胞の、配役、衣装、性格付けが興味深い。
白血球やキラー細胞はカッコイイんだかダサいんだか笑
血小板たちはめちゃ可愛らしい!

ICU(と思う)のガラス越しにメッセージを伝えるシーンは発想もよく、見させてくれた。
(実際にあのように仕立てた実例があるのではなかろうか)

骨髄移植のシーンが抽象すぎて、他の場面同様の具体性を期待してしまっていたので残念。

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し

4.0豪華な世界観とビッグネーム

2024年12月17日
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鑑賞方法:映画館

萌える

佐藤健くんが超絶アクションが凄い!って言ってたけど信じなくて、IMAX版はパスしてしまいました。
でもほんとはいつも行く映画館が「はたらく細胞ワンダーランドシアター」の優秀劇場に選ばれたらしいので、この映画館に決めました。普通の普通でない巨大POPの3倍ぐらいの手作りPOPがあります。(1枚写真に収まりません)

体内の擬人化された細胞の限られた世界が、思いの外広く中央が城の様になっている。そしてワイヤーアクション(死語)も凄かった。健くんの言う通りでした。赤血球、白血球、血小板等が所狭しと動き回り、エキストラの多さもビックリでした。ビッグネームも多く出演していたけど、DJ KOO さんが自分には1番アゲアゲでした。でもパンフに載っていないんですよね。隠しキャラではないと思うけど、「はたらく」細胞に直接関係ないから?

体内だけでなく、(映画内の)現実世界を描いているのは良かった。自分が起こりうる病気や現象が、体内で起きていることとして認識出来るから。でも前半は頻繁に起こりうる事だけど、後半は全く違う事。大病がごく短期に発症し、診療し、完治する。体内がメインなので省略されても仕方ないけど、そのバランスをどう思うのかは人に依ると思う。そんな大病が…ね、かつては死の病だったと思う世代の私だと…。

赤血球も白血球も1人だけなのは?最初はたくさんの赤血球が働いていたのに、後半は全くいない。これだとすでに生きてられないね。せめて後ろの方で’わらわら’している姿がほしかった。医療関係者も認める素晴らしい原作だからといっても、ハードル上げすぎ?

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imaxmax

5.0こんなに面白いとは思っていませんでした。

2024年12月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

こんなに面白い邦画は久しぶりでした。
脚本はもちろん、キャスティングが素晴らしいので、観ていて全く飽きません。よくもここまでのキャストを、上手いこと適役に当て嵌めたなと、感心しっぱなしでした。それぞれ俳優さんにも代表作がありますが、それを意識したようなキャスティングなので、ニヤニヤしっぱなしでした。
様々なイベントが起こり続け、それを演技力が高くて知名度があるキャストが演じると、そりゃあ面白いです。それを引き立たせる脚本が、原作とBLACKをいい具合に散りばめてあり、仕事の情熱も、仲間との絆も、家族愛も、本当に色々な要素が敷き詰められているので、充実感がすごいです。
アクションも素晴らしく、かなりスクリーン映えしていました。ただ、あまり残酷には出来ないかと思いますので、原作のような敵を倒した際の血飛沫はありませんでした。
エンディングでは、アニメの主題歌を聞きたかった気もしますが、最高の作品でした。ちょっと子供向けではないかなとは思いますが、是非色々な方に観て頂きたい作品です。スクリーンの方が楽しめる作品ですので、是非映画館でご鑑賞ください。

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ヤス

3.5働いていただいている 細胞

2024年12月17日
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怖い

興奮

いやー勉強になりました。
63才の我が身に思いはせて、頷きながら鑑賞しました。
阿部サダオさんが最高で、芦田愛菜さんもしっかり屋さんを好演していました。
細胞役の佐藤健、永野芽郁、等々エキストラの皆様ご苦労様でした。
エキストラの名前をエンディングで、映してあげたら面白かったと思います。
白血病てあんな感じで発症して治療するのですね。
笑いが免疫力を上げるのですね。
我にかえることが多かったので、少し感動が薄れました。
年齢ですね。

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のっぽ

5.0これは幅広い世代で楽しめて学べる極上エンタメ作品(原作信者除く)

2024年12月17日
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楽しい

auマンデー『はたらく細胞』

原作もアニメも観てないので、予告見た時は、またコスプレおふざけ実写かと思いましたが・・・
これは幅広い世代で楽しめて学べる極上エンタメ作品

赤血球・永野芽郁ちゃんは、少しドジな役やらせたら天下一品の安定感
白血球・佐藤健さんは、まさに白い剣心〜相変わらずのキレッキレ
他の主演級の役者さん達のなりきり度合いに何度吹き出したかwww

阿部さんと愛菜ちゃんの共演は懐かしく現実パートの続きを見たくなります!

今年観た邦画ではかなりの高ポイント〜!!
サクッと観て楽しめるのでオススメ☆☆☆☆☆彡

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eigatama41

4.0マクロファージ先生が可愛い

2024年12月17日
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笑える

知的

思ってた以上に泣けるし、笑えるし、そしてためになるいい映画でした
いろんなキャラクターの中で私はマクロファージ先生が特に好き
可愛いのに強くてカッコイイ!ギャップがたまらないです
あとNK細胞さんも良かったなぁ
漫画やアニメだともっといろんな体の仕組みが分かるのかな
ちゃんと読んでみようと思いました

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たーさん

4.5これは楽しい。もしも細胞に人格があったら…?

2024年12月17日
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泣ける

楽しい

幸せ

アニメは興味がありましたが未見です。発想としては、「ためしてガッテン」のような感じですが、細胞を擬人化してエンタメにし、さらに身体の持ち主の人間のドラマと並行して描きます。

個人的には細胞パートがすごく面白かったので、人間パートは補足的なもので良かったのにと思います。でも、阿部サダヲさん、芦田愛菜さんの親子のドラマが温かいし、加藤清史郎君の彼氏もお似合いで微笑ましく、そちらに感動する人もいるでしょうから、好みの問題です。

細胞パートは良く出来ています。私は便の「くだり」が一番面白かったですが、そこをパパの体の方で説明したのも良し。内臓部分が工場で、他は町だったり原っぱだったりしますが、そのつながりがどうなっているのかはもうちょっと観たかったです。

細胞のビジュアルも配役もばっちりでした。永野芽郁さんは今まで観た中で一番かわいいです。ただ、主人公の赤血球の仕事の説明が不十分で、酸素を運ぶだけみたいになっていて(凝固についてちらっとあったけど)、他の細胞に比べて頼りなく感じました。酸素を段ボールで運ぶ場合とリュックで運ぶ場合の違いとか、酸素の供給量の差だけでなく運ぶスピードはどうなのかとか、血液サラサラとドロドロの違いとかをやってくれたらなお良かったなと思います。

<追記>
擬人化した細胞は闘ったり死んだりするので、小学校高学年以上がお勧めです。

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ゆり。

4.0素晴らしい実写化

2024年12月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

はたらく細胞を見事に実写化していた。
アニメより迫力あってよかった。
体の中の細胞の営みをとても良く実写化している。
また親子の体が舞台で、父親ははたらく細胞BLACK、娘は無印のはたらく細胞っていうのも面白かった。

ただ後半の白血病編はどうかと思った。
ガンよりに描きすぎだし、医学をネガティブに描きすぎ。
まず白血病として、骨髄芽球を処分しようとしたからガン化したような描き方をしていたり、医学の治療の負の側面ばかりにフォーカスしすぎている。

抗がん剤は、主に白血病細胞を叩くけど、正常な細胞も叩いてしまうと描くべきなのに、白血病を叩かず正常な細胞だけを叩くような描き方をしている。
また白血病の戦いも無駄にダラダラワンパターンになっている。
外から医学の援護と内から免疫の戦いがあったからこそ、白血病に勝てたんだからそのように描いてほしかった。
抗がん剤や放射線以外にも、酸素吸入、昇圧剤、生理食塩水などがどのように作用するか描いてほしかった。
また骨髄についてはなぜ父親をドナーにしなかったのかよくわからん。お陰でいつの間にかどこから来たか分からん骨髄でよく分からん治ったという感じになってる。

前半のペースでいけば90点だが、後半ぐだったので80点。

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たこつぼ