はたらく細胞のレビュー・感想・評価
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予告の「笑って泣けてタメになる」はダテじゃない
原作未読、アニメは履修済みで鑑賞しました。
現実パート、BLACKパートも入っている今作。
無印とBLACKのキャラを掛け合わせる方法は意外でした。
なかなか上手くまとめられていたと思います。
「翔んで埼玉の監督らしい映画」といった印象で
コメディ要素はやはりその作品を彷彿とさせる感じです。
アクションパートはワイヤーアクションもりもりで
テンション上がりました。
「人間じゃない」からこそ可能な
大胆なアクション表現でとてもパワフルです。
欲をいえばキャストを総動員した
大乱闘とかも見てみたかったな、なんて。
現実パートもなかなか面白い発想でした。
映画館内ですすり泣く声が聞こえていたので
けっこう泣ける作品にもなっています。
ただその現実パートに時間を割かれている事実もあるので
もしかしたら原作好きな方からすれば
賛否が分かれるかもしれません。
キャストは全体的にいい感じです。
NK細胞とマクロファージかっこいい。
アニメとは結末が異なります。
あくまで個人的な話をしますが
今作はアニメ版と比べると
寂しい終わり方になっている印象を受けました。
アニメ勢からすればかなり意外な終わり方です。
キャラクターが魅力の1つでもあるこの作品において
この物語の締め方はとても悲しい限りでした。
しかし映画の締め括り方としては
割と悪くないとも思ったので、
やはり一本のマンガ作品丸々を
2時間の映画としては作り上げるのは
並大抵なことじゃないなと思いました。
元作品もそうですが、
自分の身体を労りたいと思える映画です。
不覚にも感情を揺さぶられっぱなし!
はたらく細胞 はたらけ私
あの病気を克服されたアスリートさんが、4年に一度の大舞台に立ちました。思い通りの成果ではなかったのか、レースの後、これまでの私って、何だったんでしょうかみたいな思いを吐露されましたけど、あれだけ大変な思いして、このクニの代表としてあの舞台に立ったこと自体、もっと称賛されていいのかしらと、この映画観て思いました。
それにしても、はたらくって、思い通りになりませんねー。ストレスで、私の免疫、ダダ下がりです。車で移動中、私の大脳と括約筋が悶絶したことも。(あの日、トウモロコシを食べていなかったことが、唯一の救いだったかも。もし、食べていたら…。)明日も仕事だしなー。
ところで、働きアリのおよそ2割、食物を運ばないそうです。つまり、はたらかない働きアリがいる。そこで、働くアリだけを集めて新しいコロニーを作ると、全員、はたらくのかと思いきや、やはり2割がはたらかなくなるそうです。実は、はたらかない働きアリは、新しい食物を見つけようと、新規開拓しているそうです。ルート営業と、飛び込み営業の分業化されているらしい。つまり、成果は出なくても、はたらいているそうです。
そう思うと、誰かを感動させるわけでもなく、私自身、満足しているわけでもない今の私の仕事も、何かの役に立っているのかしらと思えるわけです。
いつでも ここに いるから
帰ってきて いいんだよ
そう思えば あと ひとつ ふたつ
できる我慢も ふえるでしょ
がんばれ がんばれ
SION 「がんばれ がんばれ」
がんばりたくないけど、明日の仕事、がんばろうかなー。
はたらく細胞が、頑張っているうちは、私も、はたらかないとね。たとえ、私自身、この世界を右往左往するだけの、ちっぽけな細胞だとしても…。
がんばれ がんばれ…。
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