はたらく細胞のレビュー・感想・評価
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子供が原作漫画やTVアニメを観ていてチラ見くらいはしていました。...
子供が原作漫画やTVアニメを観ていてチラ見くらいはしていました。細胞を擬人化した物語に新しさを感じていましたが、最後はどうやって終わったのかは知らず、映画予告を見て、茂(阿部サダヲ)が漏れそうになっているシーンや、悪玉菌のコスプレ具合に、笑う目的で観に行きました。
冒頭、日胡(芦田愛菜)の体内を舞台に、くしゃみやカサブタのプロセスをコミカル&かわいく演出していきますが、面白くなってくるのは茂の体内から。若い体と違い、中年&不摂生な体は白血球も赤血球もくたびれていて、人生横丁な舞台設定に笑えます。またスタッフの遊び心か、店の看板一枚一枚に悲哀も感じられ、これから行く方はここも注視すると面白いでしょう。父娘二人の体内を舞台とした脚本は良かったと思います。
でもお笑いはここまで。中盤は日胡が病気になりシリアスな展開へ。戦場となった体内で、母体の生命を救うために懸命に働く細胞たちと、体の外では父・茂が「私ができることは何ですか」と医者に尋ね、体の中、外の両面、同時並行で、日胡を救うために「自分ができること」をやり抜くシーンに熱いものを感じ、思わず涙。笑うつもりが泣かされ、かつ、コロナ禍におけるエッセンシャルワーカーの方々の姿も改めて想起され、コミカルだけで終わらない良い物語でした。
(年齢制限ありませんが、終盤、PG12くらいのシーンがありますのでご注意を)
ミクロの決死圏から58年、新しい体内SF冒険映画
武内監督なので翔んで埼玉みたいな馬鹿映画だったらやばいなと思って観たら、意外や意外、かなり良かった。
①喜怒哀楽がキッチリ散りばめられている
②効果音の選曲が抜群
(ワルキューレ、サンバ・デ・ジャネイロ)笑
③さりげなく輪廻転生が画かれている
人間は善悪を持ち合わせた生き物、そのバランスで生きているのだが、悪が台頭し悪が善を飲み込んだとき人間は死滅する。だが悪だけを駆逐できない悩ましさが人間には常につきまとう。悪を攻撃することは同時に善をも殺してしまう。これは肉体のみならず人類社会全般にも言えることで、深い深い永遠のテーマである。それにアクション要素を交えて極上のエンターテイメントに仕上がってる本作は想定より素晴らしい作品であった。
万人の視聴に耐えうる佳作と言えよう。
コレは楽しめる
誰がどんな細胞なのかの楽しみ
予告編を観た時から、なんだかバカバカしそうと期待していた作品です。でも、人体の様々な器官・組織の細胞を擬人化したウフフのコメディかと思ってたら、後半からは「ほう、そう来るのか」の展開で意外性もあります。
誰がどんな細胞を演じるかというのもお楽しみの一つです。白血球の佐藤健さんは「るろうに剣心」そのまんまのアクション。体をかなり絞ったのであろうNK細胞の仲里依紗さんがカッコよかったな(実は、エンドロールを見るまであれが誰なのか分からなかった)。また、その機能と名前からマクロファージは大男の大食漢というイメージだったのですが、松本若菜さんと言うのも裏をかかれた面白さでした。そして、一番の驚きは、エンドロールで「鳳蘭」さんの名前を見つけたことです。観終えてから大慌てで何の役だったのかを調べました。
泣けて笑えて勉強になるっ!
医療従事者です
見て欲しい、面白いし泣ける勉強になり自分大事にしよって思います
永野芽郁ちゃん可愛い、健君のアクション素晴らしくさすがで阿部サダヲさんは日本の宝
仲里依紗さんはかっこよく山本さんも良かった、、、とにかくキャスト素晴らしく子供ちゃんらが泣ける
是非とも映画館で見るべし
うまくまとまっていました
エモい細胞
期待をはるかに超えた
細胞に感謝するという初めての経験
始まって3分の2辺りまではテンポ感が良くて笑いをこらえる場面もあり面白かったが、終盤はとても長く感じた。
もう少し早めに切り上げても良かったのではと思う。
けど全体としては楽しめた。
俳優さんが各細胞のキャラにマッチしていて、特に仲里依紗さんがかっこいいと感じた。
自分の体の中で細胞がどのような働きをしているのかなんて深く考えずに生きてきたもんですから、映画を観ながらとても勉強になった。
これからは自分の体の中の板垣李光人くんや永野芽郁ちゃん達が喜ぶ体づくりをしなくちゃいけないなと思えた。
前半はコミカルに擬人化、後半は意外にシリアス
■サマリー
人間の体内には37兆個もの細胞が存在し、酸素を運ぶ赤血球や
細菌と戦う白血球など無数の細胞たちが、人間の健康を守るため
日夜はたらいている。
高校生の漆崎日胡は、父の茂と2人暮らし。
健康的な生活習慣を送る日胡の体内の細胞たちは
いつも楽しくはたらいているが、不規則・不摂生な茂の体内では、
ブラックな労働環境に疲れ果てた細胞たちが不満を訴えている。
そんな中、彼らの体内への侵入を狙う病原体が動き始め、
細胞たちの戦いが幕を開ける。
■レビュー
元は漫画?アニメ?らしいけど、率直にいうと面白かった。
人間の体内の細胞や各器官、その働きを擬人化すると、こうなのか、
ととてもわかりやすかった。
酸素や二酸化炭素を運ぶ体循環や肺循環から始まり、
くしゃみを出すときは、まさかのロケット発射笑
さらに愛しの異性を前にテンション上がって、
アドレナリンが出たら、体内はサンバカーニバルとか笑
排便シーンの出す、出さないのせめぎあいも、ウケた
映画前半はクスクスと笑いながら見させてもらった。
が、後半になると、意外とシリアスな展開に。
放射線治療って、そういうことなのね、と。。。
主役は赤血球の永野芽衣ちゃん、かわいらしいよね~
でも、素晴らしいアクションだったのは剣心、じゃなく白血球の佐藤健さん、
さすがすぎる
「ぶっ殺す」は小さい子には過激か笑
NK細胞の仲里依紗さんもなかなかのアクション、引き締まった腹筋、
素敵でしたよ
意外なのはマクロファージ先生を演じた、松本若菜さん
あのドレスでよくやるわ
そして、バグってしまった細胞、見たことあるけど誰だ?という状況に
エンドロールでようやく、あーーーー、この人だ
小さい子にもわかりやすい、人体の勉強にはいいかもね
そして、前月(11月)の衛生管理者の試験前に見ておけば、
もっと効率よく理解できたのでは、と思う次第でした笑
おもしろかった♡
自分の身体を大切にしようと心の底から思えました。人間パートの不摂生な阿部サダヲさんと健康な芦田愛菜ちゃんとの対比で身体の中で何が起きてるか、不摂生だとどれだけ細胞さん達に迷惑をかけているかがすごく分かりやすかったです。
前半はアニメで観ていたお話しがとてもうまく実写化されていました。後半は涙が止まらなくなったけど、一生懸命酸素を届けようと踏ん張る永野芽郁ちゃん、身体を菌から守ろうとする佐藤健君の素晴らしいキレキレアクションが良かった。Fukaseさんはキャラクターも観たけど、こういう役がすごく上手いと思う。
ぜひたくさんの人がみて自分の身体の事考えて欲しい。面白かったです。
体内ワンダーランド
勉強になった
こんなに感動するとは!
阿部サダヲと芦田愛菜ちゃんを父娘でキャスティングした時点で日本中を味方につけたみたいなもの。
(何故、福くんでなく清史郎かと思ってたら先輩役だったんだ)
尚且つ佐藤健と永野芽郁の2人が主役。
翔んで埼玉に出てた濃い人たちはちょっとどうかなって思ってたけど大丈夫だった。
そして守ってあげたくなる新米に板垣李光人。
さらにリュック・ベッソンに主演作撮ってほしいほどカッコいい仲里依紗。
とどめは、ただの敵役でなく哀しみを背負ったビランにFukase。
キャスティング最高!
久しぶりに涙が出るほど笑ったと思ったら号泣。
芦田愛菜ちゃんは、メタモルフォーゼの縁側の時に、このまま女優を続けてたら良いコメディエンヌになるだろうなぁ、顔と佇まいを見てるだけでこっちの顔が綻んでくるやと思ったけど、幸いにも女優続けてくれて、薄幸のヒロインも見事に似合う良い女優さんになりましたね。
お父さんは嬉しいですって思ってるおじさんは私だけではないはず。
漫画もアニメも知らなくて、予告編しか見てないけど、まさかこんなに感動するとは。
笑いあり、涙あり、アクション(ワイヤーアクションが細胞だから違和感なし)あり、出会いと別れあり、感動あり、発見あり、勉強にもなり、自分の身体を労わるようになる、ためにもなるすべてが詰まった作品でした。
世界的にヒットしてほしい。
親子の愛に涙するとは
原作と違い実写の今作は人間世界の阿部サダヲさんと芦田愛菜さんの親子愛の物語がしっかり描かれていたのが大変良かったです。
細胞世界では不健康な体をブラックな労働環境として勉強したり、序盤はクスッと笑える個性豊かな細胞たちが織りなす表現が、今までにないファンダジー要素盛り沢山で思った以上に楽しめました。
若菜さんのマクロファージは天使の微笑みが可愛い。そしてキラーT細胞は熱い細胞で“山本耕史”の正しい使い方をしていましたね。一ノ瀬ワタルさんの外肛門括約筋の気合に私も同じ経験をした身として大いに笑いました。
ただ、アクションは役者本人とスタントダブルのそれぞれのシーンが極端に垣間見えてしまい正直冷めてしまったのも事実、深田恭子さんの出番も少なすぎて残念でした。
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