はたらく細胞のレビュー・感想・評価
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電王より
期待外れまでは言えないが、、、
C寄りのBではありますが…
面白いし、体の中で働く細胞の事が解る
体の中にも世界
「今度、出演していただきたい映画があるのですが」「何の役でしょうか?」「マクロファージです」「へ?」
原作漫画はとても有名なので上のようなやり取りは実際にはなかったとは思うが。
キャスティングを楽しむ映画である。ハリウッドあたりではキャスティングは独立した職能として確立しているが、日本では監督やプロデューサーに任されることが多い。インタビューを読むと、この作品では武内英樹監督が主導してキャスト設定をしていったらしい。「もしも徳川家康が総理大臣になったら」もそうだったが、この人は登場人物の性格付けがはっきりしている作品に役者を決め込んでいくのが実にうまいね。
「もし徳」の場合は、登場人物の個性やイメージがキャラクターになるわけだけど、この作品の場合はそれぞれの細胞の機能がキャラクターとなるわけで、こんなに選定基準がはっきりしていることはあまりない。それだけに外してしまうと目も当てられないのだが。
健気な娘役が体の内外に一人づつ、武張った免疫系細胞役が数人、ヴィランが数人、コメディリリーフ役が数人、うまく配置してある。
出番が少ない役でも肝細胞役で深田恭子が顔を出したりしていて楽しいのです。
私の好きな光石研も少し出演している。光石さんは最近、何か頼れる社長役っていうのが多いですね。
気になったこと
血液は大事だよなぁ(変なおじさん風😅)
健は原作まんま😆だが、後半が三文小説みたいで残念
予定外にも程がある(涙)。観てる誰もが主役になれる作品。
これじゃ、『不適切にもほどがある』じゃないか、軽い気持ちで見始めたものの、予定外の大号泣。
観ている誰もが主役になれる、素敵な、作品でした。
キャスティングも演技も素晴らしかったです。
この映画で、献血やドナー登録が増えたらよいなぁ。
自分の身体に感謝 ブラックな環境を改善します
日胡の笑顔
9:00から観ました。評判がいいのと王様のブランチでの佐藤健と永野芽郁のインタビューが良かったので観ました。いやぁ~最高でした。37兆個もの細胞を持ち、酸素を運ぶ赤血球や細菌と戦う白血球など多くの細胞たちが体内で日夜働く。赤血球、白血球、血小板、キラーT細胞、NK細胞、インフルエンザウイルス、白血球異常などを擬人化し、それぞれの働きを映像で見せてくれるのはすごく勉強になった。う○ちが漏れそうな時の状況や、くしゃみで悪い菌を体外に出す過程も良かった。赤血球役の永野芽郁や白血球役の佐藤健は素晴らしかった。キラーT細胞役の山本耕史もリーダーが良かった。NK細胞役の仲里依紗のアクションも素晴らしくてカッコよかった。おヘソがキュートでした。マクロファージ役の松本若菜や肝細胞役の深田恭子も良かった。血小板役のマイカ・ピュかわいい~日胡役の芦田愛菜と父役の阿部サダヲは素晴らしい。途中から、頑張っている細胞に涙が止まらなかった。もちろん芦田と阿部にも。笑顔による免疫力のアップ。全体的に感動しました。素晴らしい作品です。日本中の人に観ることをおすすめします。身体の細胞たちよありがとう!!
上手い!
人間と身体の凄みを感じた。
覚醒した女優芦田愛菜を見てもらいたい
それは「はたらかない細胞」のせい?
原作は、人の体内で昼夜の別なく年中無休で働いている細胞を
擬人化するとのアイディアの勝利。
さらっと流し読みをした限りでは、
全てのストーリーは人体内での出来事に終始しているようで、
冒頭のシークエンスがそれにあたるか。
映画では、(人間の世界の)親子の情のエピソードを付加。
突然に降りかかる病の苦難に打ち勝って幸せをもぎ取る、
泣けて笑える一本に仕立てた。
オマケに終盤部の科白はかなり深い。
人体をそのまま地球に見立て、
世界中で起きている争いや差別へも物申している。
{コメディ}タッチの作品が多い監督の『武内英樹』は、
本作でも同様のトーンを踏襲。
正義派の免疫系細胞にしても
端々にユーモラスさを感じてしまう。
もっとも、それがより顕著に表れるのは
病原体の類か。
「肺炎球菌」の『片岡愛之助』、
「化膿レンサ球菌」の『新納慎也』、
「黄色ブドウ球菌」の『小沢真珠』と。
〔翔んで埼玉〕とかぶっている役者も多く、
弾けた演技でノリノリ、
やっている方もさぞかし楽しかったろう。
両者の対峙は
外連味たっぷりの擬斗も堪能。
CGを使用したモブシーンも多く、
迫力の面でも驚かされる。
元々は他人の赤血球が、輸血により
違う人間の中に入る描写はとりわけ面白い。
人の構成要素である細胞も
性格や態度の面で
それぞれの独自色を持っているのだろうかとも考える。
それが原因で、混じり合った時に
諍いを起こしたり、反りが合わなかったりと。
細胞の働きを改めて認識する
「お勉強映画」の側面も併せ持つ。
表面に現れる症状と、体内で起こっていることとの関連付けが巧妙で、
高校の生物の授業以来とんと忘れていた内容を
久しぶりに記憶の隅から引っ張り出した。
とは言えこうした活動は
日々絶え間なく続いているのね。
意識する・しないにかかわらず。
ただ、ひねくれた自分としては
「蟻の法則」を思い出してしまう。
蟻の集団では約2割が積極的に働いて、6割は普通に働き、
残りの2割はほとんど働かない、との研究結果。
じゃあ、働かない2割を取り除けば
より効率が上がるかといえば然に非ず。
働かない蟻が同率で現れると言う。
効率的に社会を維持するには、
一定割合で休む者の存在が必要とのことらしい。
なので自身の体の中でも、
怠けている細胞がいるんじゃないか?それも他人より多く。
どうにも怠け癖が強いのは
その比率が高いせいじゃないかと思ってみたり(笑)。
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