はたらく細胞のレビュー・感想・評価
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インサイドボディ!
「インサイド・ヘッド」は脳内ホルモンの話だったが、こちらは体の中、血管内の各種成分の働きが壮大な冒険譚になっていてとてもおもしろく、ディティールも凝っていて見応えがあった。
まさか「赤血球!」「白血球さん!」の役名でジワッとするとは思わなかった。大規模な演出と役者陣の本気の演技の賜物だろう。
見終わったあとは、自分一人で生きているんじゃないんだな、と身体を構成する30数兆の細胞達に思いを馳せてしまった。インタビューで佐藤さんが語っているように、感謝の思いでいっぱい。
これからは体の具合が悪くなったら、白塗り佐藤さんの白血球や(あんなにマットな白塗りでなくてもよかったような…それでもカッコよかったのが凄い笑)赤い帽子にショーパンの可憐な永野さん赤血球、腹筋の割れた仲さんのナチュラルキラー細胞、バッチリロリータの松本マクロファージ先生たちが闘ってくれる様子を思い出して心強くしていられそう^^)
年末にピッタリなエンタメ作品
体の細胞を擬人化したコメディ。
これは面白かった!
テーマパークのような体内、よくできていて発想が面白い。
体内は常に一定の状態ではなく、目まぐるしく変化し、日々闘っているのが改めてわかりました。
ニコが具合悪くなるのが やや唐突な気もしましたが、展開上理解できます。
あと、パパの体ね~。やはり食事は大切。
(最近、自分も鍼灸の先生に言われたが、自分の体に親切にならなきゃいけませんね。)
「半分、青い」のコンビ再び。
まなちゃんと阿部さんもか。
前半、健くんと山本耕史が、いちいち笑えました。
配役が皆あってて良かった。
健くんは無表情なこの役が、恋愛映画よりも良いですね。
松本若菜と深キョン、チビ細胞さんたち(子役)が可愛かったです。
今日はクリスマスだからか、終業式だからか。
見たのは11時15分の回でしたが、若者がいっぱい見に来ていた印象。
家族や友達皆で楽しめます。
パンフは予想どおり売り切れ(>_<)
ある意味原作を超えた。こんな手があったとは…。
初レビューです。
広く色んな人に見て欲しい映画だと思いましたが、むしろ原作既読勢(アニメ含む)にこそ観て欲しい映画だと思いました。
基本的な流れは体内パートと現実パートが交互に描写される構成になっており、こちらは前情報からのイメージ通りです。両者のパートのバランスは程良く、メインの体内パートの邪魔には決してなっていません。
体内で起こっている事を観客により身近に感じさせるのも狙いの1つだと思いますが、原作やアニメの「1話につき1テーマ」という、シリーズ物である事を前提とした構成と違い、1本の映画に複数のテーマを地続き的に盛り込む為に必要な手法だったのかなと観た後改めて感じました。
注目すべきは終盤の展開で、確か原作ても描かれて無かったとある病によって、物語は文字通り怒涛の展開を迎えます。原作の「ガン細胞編」にある意味一番近いかも知れませんが、この思い切ったアイデアはむしろ連載漫画という「続き物」であることが前提である原作では出せないアイデアだったのでは?と個人的に思いました。
こんな手があったとはと、心の中で思わず膝を打ったのですが、終いにはそのアイデアとシナリオそのものの出来に感動して盛大に泣いてしまった次第です。(最後のダメ押しの「手紙」が決め手でしたが、あれも赤血球の自身が働くカラダの事を思う強さを感じさせる良演出だと思いました)
肌感では実際にこの映画を観た99%の人に刺さるのではないかと感じましたが、中には「えええ…、そ、そんなぁ…」となってしまう方もひょっとしたらいるかも分かりませんので、あえての★4.5とさせて頂きました。
可もなく不可もなく、エンタメ映画
清水茜原作の漫画「はたらく細胞」とスピンオフ漫画「はたらく細胞 BLACK」を元に映画化された本作。主役の赤血球を永野芽郁ちゃん、白血球を佐藤健さんというNHK朝ドラ「半分青い」と同じキャストで楽しんで来ました。
「翔んで埼玉」の武内英樹監督、「るろうに剣心」シリーズの大内貴仁がアクション演出ということで、そういうノリの映画ですが、まあ、阿部サダヲなみに不摂生な我が身の体に思いを致し、日々の生活の働きに、細胞さんに感謝でした。最後、ちょっと私にはたるいところがあって、一瞬寝落ちしましたが、まあ、豪華キャスト、エンターテインメント満載で、★3.7かな。可もなく不可もなし。でも、永野芽郁主演でなかったら行かなかったかも(笑)
ちょっと勉強になるエンタメ映画
初めは可愛いキャラクターで癒されるけど、途中からは、シリアスでハードなシーンもあり。
エンタメ映画として、楽しめる。
自分の体を労ってあげないと、体の中はこんなに大変なのね、と反省した。
『はたらく細胞』で泣けるとは…(^_^;)
原作漫画のファンでアニメシリーズも全て見ていた身としては、この作品でいろんな意味で泣けるとは思っても居なかった(^_^;)
肝は実写映画版オリジナルで描かれた、阿部サダヲさんと芦田愛菜さん演じる父と子の人間側ドラマがいい感じで体内細胞たちのドラマとリンク出来た点だと感じます。
その意味では脚本家と監督、プロデューサーの作品への理解力の深さとリスペクトを感じる仕上がりになっていました。
また、佐藤健さん演じる白血球や永野芽郁さん演じる赤血球、山本耕史さんのキラーT細胞、仲里依紗さんのNK細胞、松本若菜さんのマクロファージ等々、豪華キャスト陣による特撮アクションパートも良い感じに原作リスペクトした仕上りになっています。
人間パートのヒロイン漆崎日胡(芦田愛菜さん)の体調悪化展開では、様々な化学療法による治療の影響を体内側で最終的にどのように描くのだろうと思って観ていたのですが「なるほど、こう描くのか…」と腑に落ちるまとめ方になっていたのも良く練られたドラマだと思います。
原作ファンにとっては笑えて泣けて、アクションも頑張っていて、楽しめる作品でした。
ただし、小学生低学年以下のお子さんは怖くて泣いている子もいたようです。
10歳以下には過激なアクションと人の生き死にが描かれる事もあり、刺激が強すぎるのかもしれません。
個人的にはNK細胞役の仲里依紗さんと?????役を演じたFukase(SEKAI NO OWARI)さんが思った以上にカッコ良くて好印象でした。
これは泣く…
漫画もアニメも見た事ありません。そんな中での感想です。
娘を持つ父親の私には自分の娘が病気になったらって考えたら泣かずに入られませんでした。なので評価は甘目です。
でも良くできた話で、凄くためにもなったし、良く映像化できたなぁ〜って感心してしまいました。
血小板役の女の子マイカ・ピュは可愛いし、芦田愛菜ちゃんは大好きだし、佐藤健は白血球姿が良く似合ってたし、仲里依紗はカッコ良かったです。
冬休み上映より春休み上映の方が良かったかも知れないけど、中々楽しい映画でした。
お約束キャラみんな100%振り切ってる良質エンタメ
予想外に楽しかった。出てる俳優みんな、めちゃくちゃ楽しそう。佐藤健は全身白塗りでも美形は損なわれず凛々しく、スパイダーマンみたいな動きも十分似合っている。阿部サダヲのトイレのシーンなんて、予告編にあったから来ると分かっていて結末も予想できるけど、それでも笑ってしまう。山本耕史のムキムキキャラ、仲里依紗の凄腕女性ファイター、Fukase の哀しみを背負ったヒール、光石研の苦労人の中小企業社長、芦田愛菜の真面目で優等生の女の子、etc.etc.みんな文字通り「絵に描いたような」お約束キャラで、ハリウッド映画みたいだけど、それぞれ100%役柄を演じきっている。
芦田愛菜演じる女子高生の体内は、楽しく活力に満ちた世界。そこに突然、外部の敵(病原体)が攻撃をしかけ、爆弾を落とし、世界が壊れて行く。仲間だった存在(白血球)が世界を滅亡させる敵になる。仲間同士なのにどうしてこうなるのかと運命に涙し、しかし「このからだ(世界)を守らなくてはならない」と捨て身で戦い、次々に死んでいく仲間たち。見ながら「ああこれはガザの話だ。。」とどうしても思う。体内の細胞たちを描きながら、いまこの映画をつくることには裏のメッセージがあるのかなあと思いかけたりもする。
・・まあそれは考えすぎだろう。
「人体ってすごい、医学って面白そう、おもしろかった!」でハッピーに帰れる映画。
どうかドナー登録を
子らが大好きで親子で鑑賞してきました。
原作ともアニメとも違うオリジナル展開で、これが劇場版として実にうまくまとまっていましたね。
細胞の面々も皆可愛く仕上がっており良い感じ。
アクション面も頑張っていて、白血球の動きなんかもう完全に剣心。
と思ったら、本当に「るろ剣」の大内貴仁がスタントコーディネートでした。
展開も映画オリジナルパートの人間世界とのリンクがうまく、ヤボったくないんですよ。
ただ前半と後半でやたら空気が変わりハードな展開になるので、子らは少し置いてきぼりな側面もありました。
息子さんは観終わってから「ちょっとこわかった!」と言ってました。
確かに細胞たちが次々に消えていくのはすごいシビアでしたよね。
でもやはり大人にしてみると、ほんわかだけでない本作は新鮮で楽しめましたし、グッときました。
阿部サダヲと芦田愛菜の親子の姿にはちょっと涙しましたよ。
オリジナル要素を追加した実写化作品としては見事でしたね。
とても良い映画でした。
ただ現実ではにこんな早期にマッチすることはまず難しく、そのマッチ率は数百から数万人に1人。ドナーが現れることをひたすら待ち続けているのが実情です。
実際小学生の頃、白血病で亡くなってしまった同学年生が二人いました。
骨髄移植を待ち続けるすべての患者さんを助けるために、どうかドナー登録を考えていただければと思います。
はたらく細胞で号泣するなんて
原作購読してました。アニメもマルモのおきてもリアルタイムで視聴しておりました。
映画は10歳の娘を連れて行きました。
娘も私も号泣で、もう一度映画館で観ていいかなと2人で行っています。笑いの要素も、ストーリーを楽しむ場面も、はたらく細胞らしさも全て揃っていて、映画化の良いところばかりが詰まっています。
関係ないが,この作品観るきっかけに"るろうに剣心"から…
身体(カラダ)の仕組み,知っておかなきゃいかんイロハを,豪華?なキャストで解(ワカ)り易(ヤス)く?面白可笑(オカ)しく伝える作品だと思わせたかな?!
着ぐるみパロディちっくさを感じずにはいられなかったが、一寸観方を変えれば,また新たなこう言った傾向の知識を学べる為の作品というジャンル?とでも言うんであろうか,そう思わせた。
*どうでもいいが,何処かの映画作品のトーク番組で佐藤健が"るろうに剣心以上のアクション等を期待して欲しい!!"的な事をコメントしていた気がしたが、そうかなぁ〜?という感じ。
子供向けだと思ってたら普通に良かった
永野芽郁さんがカワイイ。
最後の5分は意見の分かれるところな気もするけど小学校とか推奨?されてるようなのでそこは押さえてきたのかな?と思った。
教育的にためになる所も沢山あるので普通に見ていて良かった。
細胞に感情移入
体内の様子と対応する現実生活も並行して描かれていたので、
内容がわかりやすく、感情移入もできました。
後半のたくさんのアクションシーンも見ごたえありました。
各細胞の役割に対するキャラクターと配役もバッチリはまっていたと思います。
単色の擬人化した細胞たちの集合と、
体内器官の(状態の)比喩である様々な現実世界の背景画面が混ざって、
明るく眼に楽しい映像でした。
感情をコントロールされてる感覚。
おもしろいよね。
永野芽郁かわいいし、佐藤健かっこいいし、阿部サダヲ面白い、芦田愛菜演技うまいし。
原作もいいしね。アクションもいい。
ヒロイン(永野芽郁)がやられそうになるとヒーロー(佐藤健)が助けに来るし、反目する仲間(山本耕史と仲里依紗)が最後は分かりあって散ってくし、弱いヒロインはそれでも使命を果たしていくし。
互いを思い合う家族愛(阿部サダヲと芦田愛菜)も素晴らしい。
でも、それだけなんだよね。
さあ、ここで感動しろ。さあ、ここで笑え。ここは泣け。
って、定石展開できっちりやられてんだよね。
ベタベタといってもいい。
この映画、商業的にも成功するでしょ。
だから、これから、こんな感じの作品が増えるかも。
面白きゃそれでいいんだから、いいんだよ。
とも思うけど、これはコンテンツの消化力というか、リテラシーというかが落ちてくね。
それでも「売れる作品を作れ」というオーダーに対して、きっちり売れる作品を返す能力の高さはスゴイと思ったな。
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