はたらく細胞のレビュー・感想・評価
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まさに「笑って泣けてタメになる」傑作映画
前半はコメディー、後半は戦争映画といった趣き。絶望的な状況でも最後まで諦めない細胞たちの姿に涙した。細胞パートと人間パートがうまく融合してて、自然と自分の体を労わろうという気持ちになった。
悩みながら成長していく姿を好演する永野芽郁、敵を確実に”ブッ殺す”凄さと赤血球を気にかける優しさを両立させた演技を見せる佐藤健、泣きの演技は天下一品な芦田愛菜、前半のウンチ我慢と後半の「なんで俺じゃねえんだよ」と振り幅MAXなのに茂パパというキャラクターは一切ブレない阿部サダヲ。他にも全ての登場人物(細胞?)が適役で素晴らしかった。
ちなみに私は「笑うと免疫が上がる」「立派になったな」「仕事を引き継ぎます」のシーンが好きです。
エンタメ作品としては普通
大変面白く観ました!
(完全ネタバレなので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
結論から言うと、今作の映画『はたらく細胞』を大変面白く観ました!
今作は、娘・漆崎日胡(芦田愛菜さん)と父・漆崎茂(阿部サダヲさん)の、体内の細胞などの動きを擬人化して描いた映画です。
永野芽郁さん演じる赤血球AE3803や、佐藤健さん演じる白血球U-1146などの細胞などの抽象的な擬人化によって、そこにさらに他からのイメージが乗せやすい作品になっていたと思われました。
例えば、今回少しドジな役の永野芽郁さんは自身出演のドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」を思わせ、佐藤健さんの動きは映画『るろうに剣心』を思わせ、対決する白血病細胞を演じたFukaseさんは映画『キャラクター』を思わせるなど…登場人物のキャラクター感情のイメージに、過去の出演作品による観客側からの重層化があったと思われます。
他の登場人物も、その人がこれまで演じて来た特徴あるキャラクターのイメージの凝縮があったと思われました。
その上で、私達が2020年から経験した、コロナ禍でのウイルスと免疫についての情報のイメージが擬人化され、体内の細胞の世界の描写に凝縮していたと思われます。
さらに、今もウクライナやイスラエルのガザ地区などで続いている、戦時下での人々の感情のイメージも、白血病細胞や放射線に対峙する細胞たちを通して表現されていたと感じました。
このことは、それぞれ擬人化され抽象化された役だからこそ余白があり、観てる方もそこに様々なイメージを乗せやすかったのが理由とも思われました。
そして体内の細胞世界の上に、現実の、父・漆崎茂を演じる阿部サダヲさんと、娘・漆崎日胡を演じる芦田愛菜さんの、素晴らしい演技が加わっていたと思われました。
阿部サダヲさんと芦田愛菜さんの演技のリアリティと深さは、(細胞世界とは別の)もう一つのしっかりとした柱として、この作品に説得力を映画にもたらせていたと思われます。
そして、娘を想い懸命に働いているのに不摂生になっている父・漆崎茂や、何の落ち度もなく素晴らしい人物であるのに白血病に罹ってしまう娘・漆崎日胡の描かれ方は、人間の矛盾や運命の理不尽さも含めて、人間に対する深い理解があるからこそ描くことが出来たと思われました。
一見するとこの映画『はたらく細胞』は単純な話で、子供向け教養作品にも思われます。
しかしながら、意外にも感銘を受ける作品になっているのは、イメージの重層化と、人間に対する深い理解が根底に流れているのが理由だと思われました。
多くの観客も非常に満足度の高い作品になっていたのではと思われました。
私自身も今作を僭越ながら非常に満足度高く面白く観ました。
体に気をつけよう
アニメは全て履修済み。
どうなるかな、と思ったけど良く実写化できているなぁという感じでした。
アニメの二期ガン細胞の話を改変した感じかな?
体の外の話が良かったですね。ただその分細胞の話がちょっと弱く感じてしまったのが残念。
ギャグ成分も少し抑えめかな。
それでもメインキャラをちゃんと抑えられていたかな。キャラ改変もなかったし。
説明ももう少しあっても良かったかな。アニメだともう少しちゃんと説明あった気がする。
アニメを見た時も思ったけど、ほんと体には気をつけよう…
翔んで埼玉じゃないか!
と思ったら監督さんが翔んで埼玉ダッタヨナ
結果からいえば、人の血液が37兆もあるのはびっくり、
そこから繰り広げられるヒューマンドラマは感動?なのか
あとにこと父親の血液の話、翔んで埼玉から続投?した加藤諒さんは、やはり配役似合う!
マクロファージ様
自分の体が愛おしくなる
観に行って良かった
そもそも、Fukase君を観に行っただけのつもりでした。ストーリーもちゃんとあって、勉強になるところもあって、とにかく泣けて、幸せを感じられる?というか、今、自分は本当は幸せなんだ、当たり前じゃないんだ、とか気付かされた結構深い映画でした。
好みはあるかも知れませんがお薦めです。
特に身内にガン患者がいらっしゃる方は1度観てほしい。ガン患者の体内で何が起こっていて、治療とは何をしているのか、果たして、その選択は、正しいのか?という、基本に立ち返って考えてみようという気持ちにさせられました。
アニメからは想像できない大人の映画でした。
すごい実写化
佐藤健が「るろうに剣心」以来のアクション、ってフレコミでコレは観ないとってことで、漫画は読んでいないが、アニメはNetflixで観てからの映画鑑賞。アニメを観た時も、細胞を擬人化して、こんなに面白くアニメになるなんてすごいっと感心した。子供も興味持てるし、大人だって勉強になる。
映画を観て、さらに感心。アニメの世界観を壊すことなく、見事に実写化している。実写化しようって発想もすごいが、こんなに違和感なく、配役もみんなピッタリでお見事。
「はたらく細胞」と「はたらく細胞BLACK」とを組み合わせて、細胞の持ち主の人間まで、父と娘として登場させてヒューマンドラマまで成り立たせている。子供だけでなく大人も充分楽しめる、とても良く出来た映画。
ためにもなる
非常に創造的で面白い作品でした
お勉強になります
大人の学芸会的な楽しさがある作品
佐藤健が登場してアクションシーンが始まったら、ちょっと既視感があり「あれれ? これは、るろうに剣心?」と思ったら、アクション演出が同じ方とのことで納得。ワイヤーアクションを巧みに使った、迫力ある戦闘シーンで楽しめました。そして「おお、深田恭子!、小沢真珠!、ルパンの娘じゃん。加藤諒もいるんかい」と思ったら、武内監督は映画版のルパンの娘の監督さんでもありました。
永野芽郁と佐藤健は「半分青い」、阿部サダヲと芦田愛菜は「マルモのおきて」というように、いろんなつながりを思い出しつつ、出てくるキャストたちそれぞれが、役にあっていて観やすかったです。加えて、背景美術の小ネタなんかも笑えます。
まあ、テーマよりも、大人の学芸会的な楽しさのある映画ということで…。年末年始だしね。
気楽に観られました。
今年ラストはこの映画で決まりでしょ!
今年ラストの映画ははたらく細胞を観に行きました!
実写映画観るのは「映画からかい上手の高木さん」以来ですね!
本作は子供から大人までかなり楽しめる作品となっていて俺の後ろにいた子供はラストシーンではめっちゃ泣いてました。
そして一番お気に入りのシーンは漆崎日胡(芦田愛菜)が式田新(加藤清史郎)に恋に落ちた瞬間、漆崎日胡(芦田愛菜)の体の中はめっちゃ盛り上がって赤血球達がめっちゃ踊ってるシーンとかはマジでテンション上がりました👍
あとは白血球(佐藤健)さんのアクションが凄すぎてめっちゃ共感しました✨(4DXとか観たらかなりヤバそうだな…)
あと本作は体の勉強にもなりこの人達はこうゆう事をしてますってナレーションの方が言ってくれるので体の事が全く知らない僕でもかなり楽しめました!
そして本作で漆崎日胡(芦田愛菜)と式田新(加藤清史郎)がカップルになったんですけど俺の仲が良いネッ友は「そこは芦田愛菜と鈴木福だろ!」ってめっちゃ怒ってました!(俺は全然あの2人で大丈夫でした!)
この映画の魅力は子供達の演技力です!
子供達の演技が凄すぎてセリフとか長そうなのによく覚えられるなぁーって思いました。
(俺は記憶力は苦手なので俳優とかは絶対無理です😓)
あとはたらく細胞公開記念で109シネマズ限定で発売してるトマトフレーバーポップコーンって言うのも買ってみたんですけどかなり美味かったです!(Sサイズのみ販売はちょっときつかったけど…)
皆さんも今年ラストにはたらく細胞ぜひご覧ください!
さぁ2024年がそろそろ終わります!
ちなみに俺が今年映画館で映画を観た本数24は本でした!(2回3回観た映画は含まない)
皆さんは今年何本映画観たかな?
コメントで教えてね♪
笑って泣けるエンタメ大作❗️
アニメとは違っていて、面白い
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