はたらく細胞のレビュー・感想・評価
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自分の体を労われます
映画によると、33兆個もの細胞さん達が自分の体を維持するために、毎日働き続けてくれているとか。
もともと私はあらゆる生命体に命や意志の存在を感じる性格で、観葉植物に対しても慈しみの気持ちを持って育てたりしています。
しかし、こと自分の体の中の細胞ともなると、なかなか直接触れることもできないし、どんな働き方をしているかもよくわかりません。
切り傷を作ると、いつの間にかかさぶたができて、血を止めようとしてくれたり、風邪を引くと体温が上がって体の中を守ろうとしてくれたり、寒い時はブルブル震えることで発熱を促してくれたり、ご飯を食べるべきタイミングになるとお腹がすいたと脳が伝えてご飯を食べられたり、本当に一つ一つの細胞がうまく連携しあって、自分の生命を維持してくれているのだと思います。
この映画は、とある親子の体の中を働く細胞たちがどのように頑張ってくれているかをとてもわかりやすく描写してくれて、見終わった後にはきっと多くの観客たちが自分の体をこれから労ろう温かい気持ちになれる映画だと思います。
その意味で私はこの映画に5点をつけたいと思います。
芦田愛菜はやっぱり天才
実におもしろかった。
アニメの実写版はイメージが異なるものが多い中、とても高い再現性で、原作漫画やアニメのイメージを損なうことなく再現している。それだけではなく、実写版だからこそ表現できる迫力やリアリティがあり、最後までとても楽しめた。
出演者も豪華。ほんの少しのカットにすごい役者が登場する。
また、出てくる子役がことごとくかわいい。赤血球の子供役もかわいかったが、血小板ちゃんはなんだ!?天使かと思うほど愛らしい。
肛門の攻防戦のシーンでは映画館でひさしぶりに腹を抱えて笑った。
阿部サダヲもこういうコミカルな役をやらせると本当に天才役者だと思った。
芦田愛菜の高校生姿もかわいかったなぁ。本当にこの子は何をやらせても完璧にこなすなぁと、改めて感心した。
自分の体に感謝
9歳娘と6歳息子と3人で鑑賞。
鑑賞前に子供達危うく迷子になりかけ、ドタバタしてしまって、のんびりゆったり席に着くはずが、焦ったー。
さて、本題です。
母親を亡くした医学部を目指す女子高生の娘を芦田愛菜ちゃんが。
その父親を阿部サダヲさんが。
この父がまた不摂生で。
父の体内とんでも無かったですが、そうか、タバコ吸ったり、お避け飲むと人間の体ってこんなふうになるのね〜って、やけに納得。
自分の体に37兆個もの細胞がいて、24時間365日、毎日毎日私の為に働いてくれている。
体を労ることを意識してない自分に反省しました。健康診断で赤血球の数や、白血球の数を見るたびに、コレなんの意味があるのかしら?とか、思ってましたが、よくもまぁそんな呑気な無責任な態度で居られたもんだと、改めて無知な自分が恥ずかしや。
また、白血病を発症する理由が、なんともやるせない。バグることが細胞にあるなんて。
擬人化するからこそ、その細胞一つ一つに心があって、人間世界のようにキャラクターができてしまうと、ほんとに辛い。
どの配役も本当に豪華な俳優陣で、それだけでもこの映画見る価値あるなと思いました。
ただ、戦闘シーンがエグいので、これってR指定じゃなかったよな?と何度も不安になりました。
NT細胞役の仲里依紗ちゃんは、やはりカッコいいし、killer 細胞の山本耕史さんも、バッチリでした。血小板の子供達の可愛さがホッコリさせてくれたり、もうなんせどの役の役者さんも楽しませてもらいました。
子供達がアニメで見ていた本作品。
漫画が原作とは知らず。
そして、実写化となり、告知を見て、えーっ!佐藤健✕永野芽郁!半分青いコンビがまさかまさかのー!!っと、喜びました。
子供達も映画みたい!!というので、年内最後の映画鑑賞をしに行ったのですが⋯なかなかハードだったように思いました。
2人とも前半30分で「あと、どのくらいで終わる?」と聞いてきて(笑)
白血病細胞がでてきてから娘は、恐怖やら、悲しいやらで終始ハンカチで顔を隠してました。流石に、こりゃ途中退出か〜と思いましたが、結果、何とか最後まで見ることが出来ました。
息子は息子で、芦田愛菜ちゃん演じる日胡ちゃんの病室のシーンで、ウルウル。幼心に、病気と闘う少女の姿は堪えたみたい。
久々に佐藤健の演技を見て、コレコレー!と興奮しましたし、白塗りしててもやはりイケメンはイケメンなのねって。
まだまだ自分の体のことについて知識が薄すぎるので、今度は漫画を読んでみようと思います。
まずは、自分の体にもっと感謝しなければ。そこからはじめます。
さすが佐藤健
再現すごすぎた!!!
アニメを細かく再現されていて、とても圧倒されました。細菌たちの衣装みたいなのもCGなので再現されていました。声もそのキャラクターに似せていてよかったです。おもしろく笑ってしまったところもあったし、家族の絆や赤血球や白血球さんたちの仲間愛もあってとても感動しました。自分の体の中ではそうやって、何兆個の細胞たちが今も働いていると考えるととても感謝だなと思いました。
教育的題材をエンタメに消化できているだけでも稀な作品としておおいに評価
注。子供に見せたくない
みんな違ってみんないい
不覚にも…
不覚にもお父さん手作り紙芝居に泣かされてしまいました。リアル世界も細胞たちも良い役者さんが揃いましたね!芦田愛菜ちゃん、素敵な女優さんになったなぁ、としみじみ思いました。
キラーT細胞の山本耕史さん!細胞の中じゃ一番ハマっていました。私の独断ですが。
面白かったです。
笑えて勉強になる最高の映画
翔んで埼玉大好き色眼鏡で観てしまうが、最高だった。
前半は。
ずっとこの笑える展開で最後まで行くのかと思ったら、
途中からシリアスな話になり、翔んで埼玉感がなくなってしまった。
6歳の娘も興味を持ち一緒に行ったが、やはり後半は少し飽きてしまった。
赤血球が酸素を運び、白血球が悪者をやっつける、ということだけでもとても学びあるコンテンツ。
漫画を全巻揃えたいと思った。
芦田愛菜さんの演技
身体の中の仕組みやその物語りには感情移入あまり出来ずに観終わってしまいましたが、人間物語りの芦田愛菜さんと阿部サダヲさんには泣かされました。
特に芦田愛菜さんの演技が素晴らしく本気で泣いてしまいました。
弱々しくなって行くのが本当に辛かったです。
阿部サダヲさんのトイレまでの部分は大笑いしましたが。
レーティング間違ってない?
子供(10才未満)が無印アニメ版大好きで、予告編を観て「みたい!」と言ってきたため、家族で鑑賞しました。
監督の経歴から、ギャグ要素のあるお祭映画かと思っていたのですが…、残念ながらアニメ版のようなギャグやほっこりする要素は冒頭くらいしかありません。また「ブラック」のセクシーな描写や妙なBL表現があったりして、親としてヒヤヒヤしてしまいました。早めの中盤から悲しい・残酷・死亡シーンが多く、大好きなキャラクターがバタバタと殺されていくため、子供も嫌になってしまって、帰りたがる始末。
たしかに本来白血球などの細胞たちはすぐ死ぬものですが、残酷なシーンがこれほど多いならレーティングひとつあげておいて欲しかった。
子供に見せるものは、まず親が確認すべきでした。私も反省します。
役者さんの演技は良かったです。
終盤ずっと「えー…」でした。
惜しい映画だと思いました。原作大ファンでキャラが全滅なんて思いもしなかったから、こんなにも残念な映画に感じるのかもしれません。原作知識ゼロで見たら面白いはず。
個人的にクライマックスとして想像してたのは、娘のおかげで父健康に→ところがある日娘が事故る→娘の体の中の細胞達絶望、しかし諦めず戦う→父の血輸血→父の体にいたBLACK組(眼鏡くん)と無印組が出会う→皆で協力して全回復っていう流れです。
BLACKの皆、散々壊滅的な環境で働かされた挙句突然身体の外に吸い出され、誰とも知らない人の体の中に入れられたと思いきやその体は白血病患者のものでどっちにせよ死に物狂いで働くしかなく…と、あまりにも泣きっ面に蜂すぎて可哀想に感じました。笑
もう本当に、白血病を取り扱う必要ってなかったんじゃないのかな。
とりあえずマクロファージ様かっこよかった。
まさに「笑って泣けてタメになる」傑作映画
前半はコメディー、後半は戦争映画といった趣き。絶望的な状況でも最後まで諦めない細胞たちの姿に涙した。細胞パートと人間パートがうまく融合してて、自然と自分の体を労わろうという気持ちになった。
悩みながら成長していく姿を好演する永野芽郁、敵を確実に”ブッ殺す”凄さと赤血球を気にかける優しさを両立させた演技を見せる佐藤健、泣きの演技は天下一品な芦田愛菜、前半のウンチ我慢と後半の「なんで俺じゃねえんだよ」と振り幅MAXなのに茂パパというキャラクターは一切ブレない阿部サダヲ。他にも全ての登場人物(細胞?)が適役で素晴らしかった。
ちなみに私は「笑うと免疫が上がる」「立派になったな」「仕事を引き継ぎます」のシーンが好きです。
エンタメ作品としては普通
大変面白く観ました!
(完全ネタバレなので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
結論から言うと、今作の映画『はたらく細胞』を大変面白く観ました!
今作は、娘・漆崎日胡(芦田愛菜さん)と父・漆崎茂(阿部サダヲさん)の、体内の細胞などの動きを擬人化して描いた映画です。
永野芽郁さん演じる赤血球AE3803や、佐藤健さん演じる白血球U-1146などの細胞などの抽象的な擬人化によって、そこにさらに他からのイメージが乗せやすい作品になっていたと思われました。
例えば、今回少しドジな役の永野芽郁さんは自身出演のドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」を思わせ、佐藤健さんの動きは映画『るろうに剣心』を思わせ、対決する白血病細胞を演じたFukaseさんは映画『キャラクター』を思わせるなど…登場人物のキャラクター感情のイメージに、過去の出演作品による観客側からの重層化があったと思われます。
他の登場人物も、その人がこれまで演じて来た特徴あるキャラクターのイメージの凝縮があったと思われました。
その上で、私達が2020年から経験した、コロナ禍でのウイルスと免疫についての情報のイメージが擬人化され、体内の細胞の世界の描写に凝縮していたと思われます。
さらに、今もウクライナやイスラエルのガザ地区などで続いている、戦時下での人々の感情のイメージも、白血病細胞や放射線に対峙する細胞たちを通して表現されていたと感じました。
このことは、それぞれ擬人化され抽象化された役だからこそ余白があり、観てる方もそこに様々なイメージを乗せやすかったのが理由とも思われました。
そして体内の細胞世界の上に、現実の、父・漆崎茂を演じる阿部サダヲさんと、娘・漆崎日胡を演じる芦田愛菜さんの、素晴らしい演技が加わっていたと思われました。
阿部サダヲさんと芦田愛菜さんの演技のリアリティと深さは、(細胞世界とは別の)もう一つのしっかりとした柱として、この作品に説得力を映画にもたらせていたと思われます。
そして、娘を想い懸命に働いているのに不摂生になっている父・漆崎茂や、何の落ち度もなく素晴らしい人物であるのに白血病に罹ってしまう娘・漆崎日胡の描かれ方は、人間の矛盾や運命の理不尽さも含めて、人間に対する深い理解があるからこそ描くことが出来たと思われました。
一見するとこの映画『はたらく細胞』は単純な話で、子供向け教養作品にも思われます。
しかしながら、意外にも感銘を受ける作品になっているのは、イメージの重層化と、人間に対する深い理解が根底に流れているのが理由だと思われました。
多くの観客も非常に満足度の高い作品になっていたのではと思われました。
私自身も今作を僭越ながら非常に満足度高く面白く観ました。
体に気をつけよう
アニメは全て履修済み。
どうなるかな、と思ったけど良く実写化できているなぁという感じでした。
アニメの二期ガン細胞の話を改変した感じかな?
体の外の話が良かったですね。ただその分細胞の話がちょっと弱く感じてしまったのが残念。
ギャグ成分も少し抑えめかな。
それでもメインキャラをちゃんと抑えられていたかな。キャラ改変もなかったし。
説明ももう少しあっても良かったかな。アニメだともう少しちゃんと説明あった気がする。
アニメを見た時も思ったけど、ほんと体には気をつけよう…
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