はたらく細胞のレビュー・感想・評価
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NK細胞がカッコよかった
人間は37兆個もの細胞を持ち、酸素を運ぶ赤血球や細菌と戦う白血球など多くの細胞たちが体内で日夜働いていた。高校生の漆崎日胡は母を亡くし、父の茂と2人で暮らしていた。不摂生な茂の体内では、疲れ果てた細胞たちが不満を訴えていた。そんな中、病原体が体内へ侵入を狙い、それら病原体と、白血球、キラーT細胞、NK細胞たちが戦い・・・という話。 赤血球、白血球、血小板、キラーT細胞、NK細胞、インフルエンザウイルス、白血球異常、など、擬人化し、それぞれの働きをわかりやすく映像で見せてくれるのは改めて勉強になった。 う○ちが漏れそうな時の状況や、くしゃみで悪い菌を体外に出す過程など、ちっちゃな子でもわかりやすく教えてくれる構成は非常に良かった。 そして、赤血球役の永野芽郁や血小板役のマイカ・ピュは可愛かったし、白血球役の佐藤健はるろうに剣心の時と同じ様な素晴らしいアクションを見せてくれた。 それと、NK細胞役の仲里依紗のアクションも素晴らしくてカッコよかった。 その他、マクロファージ役の松本若菜や肝細胞役の深田恭子も美しかった。 最後に、日胡役の芦田愛菜と父役の阿部サダヲは上手かった。
一大スペクタクル‼️
この作品はスゴい着想の映画‼️多分、原作者の発想がスゴいのかもしれませんが‼️舞台は人間の体内‼️主役は何十兆という人間の細胞たち‼️要は細胞たちを擬人化させ、人間の体内で起こる様々な出来事を描く‼️そしてホストである人間の父娘の物語の二重構成で描かれてます‼️まず赤血球や白血球など様々な細胞というのはそれぞれの役割があり、それが細胞キャラたちの見事な人間(?)描写となっている‼️各細胞に元気に酸素を運ぶ赤血球の永野芽郁‼️侵入した異物を退治する孤高な白血球の佐藤健のキレッキレッのアクション‼️部隊の隊長キャラであるキラーT細胞の山本耕史‼️アウトローなNK細胞の仲里依紗‼️それらに指令を送るヘルパーT細胞の染谷将太は司令室からモニターで指示を送ってるし‼️傷口を塞ぐ可愛い血小板たち‼️様々な顔と特技を持つマクロファージの松本若菜‼️まるでモンスターのような各種の病原菌たち‼️そしてホストの人間を演じる阿部サダヲの不健康な親父と、健康体な娘・芦田愛菜‼️各細胞を作る骨髄は王国のように描かれ、各細胞たちの日常も人間社会のソレに近く描写されていてヒジョーに面白いです‼️病原菌がカプセルに閉じ込められ、ロケットで放出されるくしゃみ、いきなり超巨大な針が外壁を破壊して出現、様々な細胞が吸い込まれる献血シーン‼️また不摂生な阿部サダヲがタバコを吸うたび、酒を飲むたび、切れ痔になるたび、体内がパニックになるドタバタもかなり笑える‼️そんなコメディ作品かと思いきや、芦田愛菜の娘が白血病に感染するや否や、一大スペクタクル巨編へと変貌する‼️白血球や血小板たちが減少、出来損ないの白血球が恐ろしい白血病菌へ変貌、まるでゾンビのような白血病菌の大群が押し寄せ、白血球、キラーT細胞、NK細胞が迎え撃つ‼️ナイフを使った接近戦、肉弾戦、刀を使ったソードアクションまでアクション・シーンのレベルもヒジョーに高い‼️特に華麗なワイヤー・アクションで魅せるマクロファージの松本若菜が素晴らしい‼️そして抗がん剤投入をミサイル攻撃として表現したり、放射線治療がオーロラとして描かれ、それに触れた細胞は瞬時に消滅‼️そのパニック描写もホントに良く出来てると思う‼️そして父と娘の親子愛もかなり泣かせる‼️病床の娘に窓越しに父がスケッチボードでメッセージを送るシーンも、ベタなんだけど泣ける‼️芦田愛菜ちゃんの健気さはもちろん、あまり好きではない阿部サダヲも今回はかなり好感持てるキャラだし、演技だった‼️ラスト、骨髄移植により荒野に天使のような少女が降り立ち、たちまちオアシスとして甦っていくシーンも印象深い‼️監督の武内英樹も「テルマエ・ロマエ」や「翔んで埼玉」でコメディやアクションの手腕はあると思っていたのですが、今回はそこにエモーショナルさも加わって、一皮剥けた感じで今後に期待が持てますね‼️ただ野暮だと思うんですけどツッコませていただければ、赤血球は120日、白血球には10〜14日という寿命があるんですけど・・・‼️
とても面白かったです
もともとアニメを見ていたのと主演が永野芽郁ちゃんだという事で、見に行ってきました。
結論から言うと、想像していた以上に面白かったです。
最初はアクションあり笑いありで楽しませてもらいましたが、中盤に差し掛かるとシリアスな展開へ...
人間がここまで最悪な状態に陥ると、体内での世界は壊滅的な状態になり、それが恐ろしくもあり、とても深刻なものなのだとわかります。
流石に大袈裟すぎるのではとも思いましたが、それだけヤバい状態なのだという事がとてもよく伝わりました。
芦田愛菜ちゃんのあの姿は見ていて少しつらかったですね。
そして出演されている皆様がどれも役にぴったりハマっていて流石だなと思いました。
健くんの演じる白血球はまさにそのものだなと思います。
何よりお父さん役の阿部サダヲさんが本当に良かったですね。
娘の事を想うその姿にはとても感動しました。
笑いあり涙ありの良い作品でした。
自分の身体をもっと大切にしようと思いました。
想像のだいぶ上!
佐藤健と阿部サダヲに惹かれ何となく観にいきました。なんと、、、想像のかなり上を行く面白さ!キャスティングも秀逸でキャラが立っていて最高でした!途中肛門のくだりでめちゃくちゃ笑いました!アニメ実写版の中ではかなり成功してるのでは?!と思います。もう1回観たいー!
擬人化キャラが秀逸!
原作未読ですが、アニメでその魅力に触れ、今回の実写映画化を楽しみにして、公開初日に鑑賞してきました。期待どおり、なかなか楽しい作品でした。 ストーリーは、日頃の不摂生と無理な働き方のせいで健康状態の芳しくないトラック運転手の父・茂と、憧れの先輩との交際が始まった直後に急性白血病と診断された高校生の娘・日胡の、それぞれの体内で起きている変化を、擬人化した細胞たちの奮闘ぶりで描くというもの。 アニメでは体内シーンが中心で、おもに細胞や器官の働きそのものを見せていたように思いますが、さすがに実写映画でそれを2時間見せられても退屈になります。そのあたりを見越して、本作は親子の物語としてストーリーを流し、その中で細胞たちの活躍を描いている点がよかったです。表面的には互いを気遣う親子の物語として泣かせどころがあり、これに呼応するかのように、体内で細胞たちが必死に自分の仕事をまっとうしている姿が熱いです。 ストーリーもさることながら、本作のウリはなんといっても、細胞たちの擬人化キャラでしょう。アニメに登場したさまざまな細胞キャラに、有名俳優たちが衣装と特殊メイクでしっかり寄せているだけでなく、振り切った演技を披露しており、それを見ているだけでも十分に楽しめます。中でも、白血球、キラーT細胞、NK細胞は、ナイスなキャスティングと熱いアクションがかなりよかったです。他にも、マクロファージの終盤でのクールな活躍も見逃せませんし、血小板ちゃんたちはかわいすぎて癒されまくりです。どのキャラもかなり力が入っているので、もっと見せ場を用意してあげたいくらいです。 そんな多様な細胞たちの活躍を描くために、体内のさまざまな場所で起きるシチュエーションを用意しているのですが、これを描くためにとんでもない数のエキストラを動員したロケが圧巻です。もちろんCGも多用しているとは思いますが、無数の細胞の働きを見せるという点では、映像によるインパクトはそれだけで説得力が増します。 ただ、おおむね楽しかったのですが、アニメのような軽快感や爽快感はやや薄かったです。実写ならではの画面から伝わる情報量の多さが、ややノイジーに感じたせいかもしれません。とはいえ、原作漫画の実写化作品としては十分に及第点だと思います。自分の体内や生活に関心を抱かせるという点からもおすすめできます。自分も、この機会に不摂生な生活を少し見直そうと思います。 主なキャストは、永野芽郁さん、佐藤健さん、阿部サダヲさん、芦田愛菜さん、山本耕史さん、仲里依紗さん、松本若菜さん、染谷将太さん、板垣李光人さん、加藤清史郎さんら。他にも有名俳優が出演していますが、ほぼ無駄遣いと言える、贅沢な起用です。
大満足!
しょっぱなから肩を揺らして笑ってました。 途中から可笑しさからなのか感動からなのかよくわからない涙を流しながら観てました。 原作が好きで、でも忙しくて途中挫折してから追えていないのですが、映画版でこんなストーリーに仕上げるとは…!! 自分の身体は自分が大切にしなくちゃと、ありきたりだけど改めて思わされます。 (よしよし、と免疫細胞が沢山いる腸の辺りをさする) そして阿部サダヲ、やっぱりいいなぁ〜
面白くて泣けてわくわくして少し賢くなれる
初日に行ってきました〜〜!! 待ちに待った公開日! メインキャストさんみんないい演技なのですが、特に深瀬くんの演技がすごく良かった、、、 前半は面白い場面も多く楽しく鑑賞でき、後半は泣くような場面もある、内容がぎっしり詰まってて退屈しない作品でした! キャラクターも多く、内容も多いため、2時間の映画にまとめるのは少しきつかったのでは、、とは思いました ですが、それにしては上手くまとめていたと思います 続編に期待です!!!
文句のつけようなどあろうはすがない
人気漫画の実写版ということで、あまり期待しないで鑑賞。 ところがどっこい。 いやぁ面白かった。 キャラの再現性もキャスティングも文句なし。原作には無い阿部サダヲ、芦田愛菜による人間パートを入れたことも、体内でどんなことが起こっているのかがわかりやすく、変な改変でもなければ、決して蛇足になっていないところが素晴らしい。 予め公表されていないと、一体誰なのかわからない白塗りの佐藤健。るろうに剣心を彷彿されるアクションは、アニメ以上のキレとスピードで、これも流石と言わざるを得ない。 永野芽郁も鈍臭い赤血球が少しずつ成長していく姿を好演している。 コメディタッチで笑えるシーンが多い前半とは打って変わって、緊迫するシーンが続く後半、俄然存在感を示したのがFukaseだ。『キャラクター』で見せた快演を思い出した人は多いだろう。この手の役は怖いくらいにハマる。 阿部サダヲに泣かされ、血小板に癒され、若干グロい部分もあるものの、泣いて笑って体内の勉強にもなる良作。お勧めです。
抗がん剤、放射線治療の映像イメージがインパクト。でも、理解しやすい。
この映画は楽しいタッチで、健康を維持することの大切さを理解しやすく伝えてくれる良い作品だと思います。 抗がん剤や放射線治療のイメージ化もわかりやすく、身体に関わる負担の大きさもとてもわかりやすい。 お勧めです。
感涙!演技の熱がスクリーンから伝わってきた!
原作漫画は未読です。興味はあるけど絵柄が好みじゃなく(失礼)なんとなく手が伸びない・・・という漫画でした。 今回、実写化するのは映画館の予告を何度も観て存じ上げておりました。「るろうに剣心」の剣心役でお馴染みの佐藤健さんの殺陣のキレは健在なのか、予告冒頭の娘さん役は可愛いけど誰だっけか(芦田愛菜さんでした)とか、阿部サダヲさん出てるならとりあえず観にゃきゃ損するべ・・・など考えながら、イロモノ映画っぽい雰囲気も覚悟しつつ、映画館に足を運びました。 結果として、大失敗でした!! ・・・・映画のセレクトのことじゃなくて、家族連れが沢山押し寄せ席を埋める様な昼過ぎの回を選んでしまったことにです(笑)。 汚いおっちゃんが映画開始早々から目頭熱くして、後半なんかずっと鼻ズルズルして涙がとめどなく流れてしまっていたので、周囲の家族連れさんには大変お見苦しい姿を晒してしまったかもしれませんね。 確かに赤血球、白血球、NK細胞、黄色ブドウ球菌などなど・・・細胞、細菌、ウィルス等のが擬人化出来ているだけでなく、体内がひとつの個性的な都市国家を形成しているあたり、とてもコメディタッチで親しみやすかったです。 人が普通に生活しているだけでも細胞は自身の役割を全力でこなし、日々大忙しです。日常生活におけるちょっとしたアクシデントが起きるたび体内では災害レベルの大騒ぎ、その対処を整然とこなすあたり・・・演者さんもコミカルに扮装しながら笑いなく本気で熱演されていたので、本来はギャグで笑い飛ばすシーンも何か、変に胸が熱くなることがしばしばございました。 中でも子供時代(専門用語忘れました)の赤血球さんと白血球さんの出会いのシーンとか、後半の娘さんの治療のシーン全般において、役者さんの一生懸命な演技の熱がスクリーンから伝わってきて、感情が終始揺さぶられて嗚咽しそうでした。 おそらく自身の経験として、子をもつ親の感覚が切れ痔のおっちゃん(笑)とそのまま一緒だったり、学生時代の友人で後年社会人になってから先天性の血液の病気で亡くなった友人が居たなど、医療知識がシンクロしつつ心情的にオーバーラップするところがあったから、ここまで深い感動に繋がったのかもしれません。 ただ個人的な嗜好は抜きにしても、コメディタッチで観衆をひきつけながらエンタメ要素を発揮、ストーリーとしては最後シリアスに駆け抜けて余韻のあるエンディングを迎える・・・ってなかなか今の洋画、邦画含めても珍しい完成度の高い作品だと思います。 ぜひ、ご家族でご覧になってください。 なお、娘さんの居るお父さんはハンカチ忘れずに(笑)。
体についてのこと以外も学べる!
本当はお兄ちゃんとクレイヴンザハンターを観に行く予定だったけど、急に仕事が入ってしまったようなので、また今度にして、今日は友達とはたらく細胞を観に行こう!
といった感じでなんとなく観たんですが結構面白かったです。
原作は鑑賞したことありません。
体の仕組みがわかるということをよく聞くので、何か学べるんだと思いましたが、その時は基本的な体の仕組みしかわからないだろうと思いました。
ですがそんなことなく普通に知らない単語たくさん出てきたし、多くの人が楽しみながら学べると思います。
あと思ったよりアクションシーンが長かった。
体の外での登場人物たちの"人間"ドラマもあり、体の中での登場人物たちの"細胞"ドラマもあってすごく良かったと思う。
誰しも誰かに憧れて、自分はダメだと思い込んでしまうけど、自分のやっていることにプライドを感じて自信を持ってやることが大切なんだということまで学べた。
あと、気のせいかもしれないけど、加藤諒さんが演じてる赤血球の帽子のバッジ、「BL」って書いてあって、確かに劇中ではそういうキャラだから意図的にそうしたんでしょうか。
それ系でいうと最後に出てきた永野芽郁ちゃんの帽子のバッジの番号が「2525」だったんですけど、これって「ニコニコ」ってことを表してるんですかね。
原作も観てみようかな。
親心が詰まった作品
阿部サダヲ、山本耕史、仲里依紗が、芦田愛菜ちゃん演じる女子高生ニコちゃんの身体を守るため、体外内で頑張っている。
子持ちの俳優は、ニコに対する親心はもちろんリアルに理解しているだろうし、それ以上に、この作品を通して、子供達がわかりやすく人体の仕組みや健康の大切さを理解する促しになるなら身体はります!ひと肌もふた肌も脱ぎます!という気持ちで奮闘しているのだろうなと伝わってくる。
作品からそんな気概が伝わり、決して若手ではない山本耕史と仲里依紗のアクションにグッと来てしまうし、作中の、細胞が産まれて成長して生まれ変わりのサイクルとも重なり、親心が詰まっていると感じた。
映画館も、親子ばかり。
殺害シーンや「ぶっ殺す」など良くない口癖はあるが、子に見せる理科の学習にちょうど良い。
芦田愛菜ちゃんが演じているから、不純なく全うに生きているニコちゃんに絶対に助かって欲しいと思うし、中で懸命に白血病に抗う、赤血球永野芽郁もナチュラルキラー細胞仲里依紗も白血球佐藤健もキラー細胞山本耕史もマクロファージ松本若菜もT細胞染谷翔太もみんなまるごと愛おしく思える。
抗がん剤がなかなか効かないのも、放射線治療でボロボロになるのも、話に聞くがわかりやすく映像にして貰うと、そういう事だったのか〜ととにかく癌にならないために笑って生活したいと思った。
悪役にあたる、白血病細胞の深瀬も、まさにセカイノオワリだし、彼のキャラもピッタリすぎる。
くしゃみに飛ばされる肺炎球菌片岡愛之助も、黄色ブドウ球菌小沢真珠も、ニコ父の体内の赤血球加藤諒も、埼玉と琵琶湖から愛を込めてそのまま体内に翔んできてしまったようだ。
DJKOOがアドレナリンを放出するのも、板垣李光人に孫六頑張れ!って思うのも楽しくて、2時間あっという間に楽しめた。
肝細胞深田恭子と、加藤清志郎くんは多分1番楽な役。
アクションを頑張る白血球佐藤健は、白塗りで片目しか見えないのにスケキヨや呪怨のような事故りビジュアルになっていなくて、初めて、整った顔立ちなんだなと感じた。
アリスの白の女王風でそれだけではないマクロファージを松本若菜なのが納得だった。
永野芽郁にはいつになったらシゴデキ役が来るのだろう。ポンコツ役かワガママ役ばかりでないか?もうかなりの芸歴なのに、年齢が若いからか、成長を期待される若手役ばかり。本当はもっと意志が強くて演技も上手いのが窺い知れるので、なんだか可哀想に思える。土屋太鳳状態で気の毒。
永野芽郁の脚の長さ細さが、か弱いひたむきな赤血球をうまく演出していて、その反面舞台挨拶で、実際には芦田愛菜ちゃんがかなり小さくて驚き。作中で違和感がないのは加藤清志郎くんも163cmだからかと、年齢差、身長差がちょうど良すぎる加藤芦田コンビはこれからも共演がありそうだなと思った。
永野芽郁佐藤健、阿部サダヲ芦田愛菜、阿部サダヲ仲里依紗、山本耕史仲里依紗など、過去の共演で関係性が既にある組み合わせを集めたキャスティングのため、共演者を信頼してのびのびと個々が演技し作品に活きている気がした。
阿部サダヲは恐怖の裏の顔系もあるけれど、大抵は情けない昭和おじさん役で、どの役でも共通のクネクネした歩き方を見せていたりするのに、毎作全然違う設定をリアルにこなす演技がすごい。
便意を堪えてなんとかお手洗いに間に合う役を、誇張せず、そのものの程度を表情で表現できるのは、阿部サダヲが世界一、唯一無二の存在な気がする。
芦田愛菜ちゃんが病魔を乗り切り、無事医学部入学!いやぁ未来ある若者が助かって、生きて夢が叶いそうで良かった!と思う一方で、突然の白血病治療費では何度も放射線治療、骨髄移植。その後の医学部学費。何千万もかかる支払いの重みが阿部サダヲにはのしかかるということよね?過労で倒れた時は目標1320万だったが、もっとかかるぞ。トラックで稼ぐのは肉体的に限界がある。でもお金や賄う苦労などなど何が伴っても、ニコの元気な笑顔が1番嬉しいだろう。
入学式に嬉しそうな阿部サダヲ、これぞ親心。
ニコも、きっと国立医学部なのだろう。鳶鷹親子。
阿部サダヲ芦田愛菜親子に泣かされる場面が何度もあった。
おもったとおりで、おもったのとちがう。
とりあえず、さすがのキャストなので、細胞のビジュアルとキャラは思ったとおり。佐藤健の好中球も、永野芽衣の赤血球、山本耕史のキラーT細胞もイメージ通り。仲里依紗のNK細胞は原作にはない腹筋を披露してたり、松本若菜のマクロファージはもうちょいほっこり感とかは思いましたが、作品の世界観を大事にしていたと思います。 原作にない人間世界がここまで描かれるとは思ってなかったので、そこは「おもったのとちがう」でした。
タメになったね〜タメになったよ〜
どうも「盲腸がくせぇ」(もう中学生)です。 そんな私のパクリセンスのレベルが低い笑いのセンスは横に置き、この映画は序盤は予告編のようなコメディ要素が多めの作品だった。 それなのに、後半はコメディはなくなり、しんみりしながらも体内では激しいアクションが何度も何度も繰り返される。 予告編でコメディを観たいと思っていたので、そこは私の映画を観るスタンスが誤っていたので楽しみきれなかったところは否めなかったけど、ホントに細胞について勉強になる作品であったのは紛れもない事実。 ちなみに盲腸ももう中も作品には出ませんのであしからず。
白血病に冒される「愛菜ちゃん」の 名演技。。
始まった瞬間から なんか幼稚で バカバカしい コメディ満載の 内容に思えて。。予告が 流れ始めた頃から そんな感じの 映画かな。って 思ってました。 このまま ずっと 引きずるのかと 思いながら 原作も 何も知らずに鑑賞。。しかし ファンタジー コメディ アクションと 色んな要素が 兼ね備わった内容で バカバカしいんですけど 面白く 為になる映画でした。佐藤健 永野芽郁 W主演。広く言えば 芦田愛菜も 主演級。健くんは 「るろうに剣心」シリーズの主役で ド派手な アクションと 魅了する刀捌きは 天下一品で スゴく カッコいいですし 最高でしたね。。最近は 恋愛映画や 謎解き番組とか 多くて。久しぶりの アクションを 観た感じで やはり 佐藤健 = アクションです。健くんは 原作の アニメキャラに 激似してて ヤバッ。。芽郁ちゃんも 赤血球のキャラに 似てるし。スゴッ。。白血球 健くんは 赤血球 芽郁ちゃんの 酸素を 届ける仕事に 支障のないように 見守りや 他に 色んな 害を与えるものに対しては 「ぶっ殺す」 の 決め台詞で どんどん排除。。しかし 最大の 難敵との戦いで なんとか 排除したものの 最後は 力尽きてしまいますが。。えっ 健くんも ここまでか。。って意外にも。それから なんと。。 SEKAI NO OWARIの Fukaseも 出てましたねぇ。とても ナイスな 演技でした。「強い。お兄ちゃんは。。」 彼は 悪として スゴく 強くなりましたけど。。白塗りで その時は 分かりませんでした。。ラストシーン。。 エンジェル登場。。愛菜ちゃん回復。。そして。。。なんと 同じキャラに 生まれ変わり。。えっ。。そりゃ そーだよね。。 主演の2人は 最後まで いなきゃ。。でも これは ホント あり得ないし。。エンドロールでは 本編の 復習として 体内の 細胞の勉強に 更に役立つものでした。主題歌 髭男dismの 「50%」 この映画に よく合っていました。。 面白く 楽しめて 勉強にもなる 映画でした。。
笑顔は大切
遊び心がある体内描写で、体内で繰り広げられる
細胞の仕組みと活動が分かりやすい。
そして、原作キャラの再現度が高くて驚いた。
豪華なキャストも華々しいが、美術の方々が
素晴らしい仕事をしてるのが分かる。
ラーメン痔ろうは笑った。
体の生死をかけた細胞達の凄絶な闘いは凄い。
佐藤健さんのアクションは可憐だし、赤血球の
永野芽郁さんも可愛い。
血小板ちゃんが、可愛い子供達なのも癒される。
フカセさんはサイコパス似合うね。
笑顔は大切。
良い実写化でコミカルながら勉強になりました。
人体の構造をストーリーにした発想が面白い
前半はギャグ満載で、人の何気ない動作で体内では大災害が起きている様子がとても笑えました。 悪魔のような肺炎球菌とヒーローみたいな白血球が争い、敗れた肺炎球菌はロケットで体外に飛ばされたり、嬉しいとエンドルフィンやアドレナリンが出てきて、突然踊り出したり、個人的に刺さりまくりました。 真面目にバカなことをやっている感じでしょうか、本当に面白かった。 女子高生の体内は緑あふれる自然、噴水、お城が出てきますが、おっさんの体内は戦中の昭和で、非常警報が鳴ったりしているのがなんとも悲しい。。けど表現が天才的でした。 エラーを起こした白血球が、不適合者扱いされて凶悪な存在になるなんて・・・まさに現実社会そのものに見えて背筋がゾクっとしましたね。 自分の体それ自体がひとつの地球のようになっていて、自分も地球の中では赤血球や白血球のような存在で、さらに地球も宇宙の中ではひとつの細胞のようなもので・・ってなんだか無限の循環を考えさせられました。
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