「血ドバドバ」はたらく細胞 蛇足軒妖瀬布さんの映画レビュー(感想・評価)
血ドバドバ
赤血球「白血球さん、アニメ版は、血がドバドバ出てました。実写版もドバドバやるんですか」
白血球「大丈夫だ。血は見せないで倒す、
ナイフも光らせないで怖さは強調しないようにみせる」
赤血球「そうなんですね。確かにマクロファージ先生の斬馬刀(笑)も怖くなかったですー」
悪玉菌たちのキャラクター造形とその闘いの描写、
肺炎球菌やブドウ球菌といった悪玉菌たちも、
確かに悪そうな外見をしているのだが、
どこかコミカルで憎めない。
原作やアニメの持ち味をうまくアレンジし、
子供から大人まで楽しめるキャラクターに仕上がっていた。
クシャミ発射シーンは、
実写ならではの迫力だった。
サンダーバードやピタゴラスイッチのような演出は、
アニメ版が持つ記号的な表現とは異なり、
若干の生々しさが強調されていた。
この点は好みが分かれるかもしれないが、
実写化におけるチャレンジとしておもしろいシーンだった。
白血球のキャップほしい、
キラーT細胞でもいい、
でも、
かぶってコンビニとか行ったら、
「袋はいらない」
って低い声で言ってしまいそー。
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