劇場公開日 2024年12月13日

「原作 > アニメ > 劇場版の成功例。脚本とキャストって大事ですよね。」はたらく細胞 おつろくさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0原作 > アニメ > 劇場版の成功例。脚本とキャストって大事ですよね。

2024年12月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

知的

今年は原作コミックを作者の望まない形のドラマに改悪して作者を自死に追い込んだテレビ局と脚本家が炎上したりして、原作をドラマ化映画化するのに製作側も神経を使う事件が多くありましたが、この作品は脚本とキャストで見事に最高の劇場版に仕上がっています。

まず人間側の配役ですが、マルモリから13年ぶりの共演になった芦田愛菜と阿部サダヲ。本当の親子みたいな掛け合いにプロの技を見せてもらいました。赤血球の永野芽衣と白血球の佐藤健も原作のイメージを損なうことなく、観客に笑いと涙を届けていました。

人間と同じく細胞にも数字の取れる共演経験を求めて、浜辺美波と神木隆之介を配役していたら失敗していたと思いますし、何よりも原作にはないストーリーを劇場版向けに上手く組み立てて映像化した脚本家と監督に拍手を送りたいです。

おつろく
みかずきさんのコメント
2025年1月15日

共感&フォローありがとうございます
私の方からもフォローさせて頂きます

私、10年程前から、キネマ旬報、kinenote、yahoo検索などに映画レビューを投稿しています。現在の目標は2回目のキネマ旬報採用です。
こちらのサイトには2022年2月に登録しました。
宜しくお願いします。

仰る様に、本作、脚本と配役がgoodでした。
原作未読ですが、主役の永野芽衣と佐藤健はらしさを活かしながら作品の世界観にフィットしていました。その他の配役も適切で俳優のらしさを活かしていました。

俳優陣が擬人化した体内細胞や病原体に成り切っていて違和感がありませんでした。

父娘物語の芦田愛菜、阿部サダヲは流石の演技で心温まる父娘愛を表現していました。

笑いあり涙あり、体内細胞への感謝したくなる極上のエンタメ作品でした。

ー以上ー

みかずき
LaLaさんのコメント
2024年12月19日

おつろくさん
おはようございます
共感&フォローをありがとうございました

豪華なキャスト陣の全力演技を
感じられた作品
とても面白かったですね

>何よりも原作にはないストーリーを
劇場版向けに上手く組み立てて映像化した
脚本家と監督に拍手を送りたいです。

原作知りませんでしたが
同感です(^^)/

LaLa