ソフト/クワイエットのレビュー・感想・評価
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エコーチェンバーホラー
これは恐ろしい。白人至上主義者の女性たちが集まり、みんなで話しているうちに妄想が膨らみ、自分たちは正しいという気持ちにとらわれ、殺しに発展する。ブラムハウスは『ゲット・アウト』などの傑作ホラーを放ったこともあるプロダクションだが、これも人種問題を描くホラーとして秀逸だ。
描く内容と手法がマッチしている。全編ハンドヘルドのカメラによるワンショットムービーなのだが、観客は白人至上主義者たちの会合に参加しているかのような感覚を覚える。そこでじっくり彼女たちの話をついつい聞いてしまうと、案外そっちの方向に引っ張られてしまうのだ。悪意の増幅装置としての情報のエコーチェンバー状態がいかに恐ろしいものかを追体験させてくれる手法になっている。
しかも、これがある種のシスターフッド映画として提示されているのが強烈だ。女性たちは連帯することで強くなっている。ただ、その強さがヤバい方向に向かってしまうのだ。現代を描写した作品として非常に優れた一本。
マイノリティの米国人女性監督による長編デビュー作。その勇気と力量に感服
中国系アメリカ人の母とブラジル出身の父の間に生まれたベス・デ・アラウージョ監督は、2014年頃から短編映画やテレビドラマを手がけ、本作で長編デビューを果たした。脚本執筆のきっかけは、2020年5月にNYのセントラルパークで野鳥観察をしていた黒人男性に対し、白人女性が「脅されている」と嘘の通報をした様子が撮影された動画をSNSで見たことだったという。デ・アラウージョ監督自身も、差別されたり偏見をもたれたりした体験を明かしている。多様性尊重の時流に乗ったとはいえ、いまだに差別される側である有色人種の側から、白人優位社会に物申す意図を込めたクライムスリラーを初の長編映画に選んだ勇気と、資金を調達し完成、公開までこぎつけた突破力にまず感服する。
幼稚園教師のエミリーが、有色人種に不満を持つ白人女性たちを集めてパーティーを主催し、「アーリア人団結をめざす娘たち」というグループを結成するのが序盤。アーリア人について少し補足しておくと、広義にはインド・ヨーロッパ語族の人々の総称だが、ヒトラー支配下のナチスドイツではユダヤ人を除いたコーカサス(白色)人種と定義された。エミリーが持参したパイにハーケンクロイツの切れ込みを入れていたり、メンバーの一人がふざけてナチス式敬礼を真似したりしていることからも、彼女たちがナチス流の白人至上主義に心を寄せていることがうかがわれる。
インテリを気取るエミリーが自分たちの思想を広めるやり方として「表面はソフトに/ひそかに(quietly)心に入り込む」と皆に説くのだが、映画の後半、実際に彼女たちがとる行動はラウドでハードで暴力的な方向に展開していくのだから、なかなかに皮肉の効いたタイトルだ。
全編ワンショット&リアルタイム進行の仕掛けでエスカレートしていく緊迫感により、観客もまるでその場に居合わせているかのような感覚に圧倒されていく。演者たちと撮影監督の貢献も含め、約90分の加速するスリルを生み出した力量にも驚嘆させられる。これは好みが分かれるところだろうが、不穏さをあおるBGMはかえって作り手の演出意図が浮かび上がってしまい、BGM無しのほうがこの先に何が起きるのかわからないまま間近で目撃しているような臨場感がより際立ったのではと思った。
好き嫌い&損・得の価値観だけで生きる時代に向けて!!
人々が差別や嫌悪を剥き出しにする様になったのは、
SNSで匿名で発言する時代のせいもあるだろう。
この映画は前半はたるい。
女たちが白人以外の移民や黒人、アジア系への恨みを
面々と述べて自己紹介して行く。
白人なのになぜに自分らは報われないのか?
面々と愚痴は続く。
愚痴はダラダラと長い。しかし、
後半からラストはメチャ面白くなる。
《白人至上主義者のサークルの暴走》
というキャッチコピーがついているが、
むしろフィルム・ノワールの傑作。
「レザボアドッグス」も「死刑台のエレベーター」も
「気狂いピエロ」も、
計画とは全く正反対のチカラで雪だるま式に
状況は悪化して坂道を転げるように、破滅に向かう。
例に挙げた3作品とは完成度や新しさでは
見劣りするけれど、
悪い方へ悪い方へと向かう引力には争いようが無い、
そこの所が面白い。
スーパーで口論になったアジア系の姉妹の家は、
高台の湖を見下ろす美邸。
そこで汚したり飲み食いしたり、挙句はパスポートを焼こうとする
女たち。
そこへ姉妹が帰ってきて、パニックになる白人至上主義女たち。
チームの中にはかなりの悪(ワル)もいて、アジア系の女性の口に、
バナナや酒を押し込み、ピーナッツ・アレルギーを起こして、
泡を吹いて
死んでしまう。
そして証拠隠滅と死体処理。
真っ暗闇の中、カンテラを額に点灯して、ボートに死体を乗せて
捨てにゆく。
(悲喜劇の有り様が残酷でユーモラス)
この映画は全編ワンカット・ワンシチュエーションで、
カメラを回したら
そのまま止まらず90分突っ走る手法。
カメラが安物だし、ライトは暗いしで、画像は悪い。
だからこそ、そこにただならぬ臨場感が、生まれたのだ。
監督の談話を読むと、
ブラジル系の女性監督の差別への怒りが凄まじい。
それが原動力だったのだろうけれど、
今回はたまたま全てがうまく行ったようだけれど、
次回作で本当の実力が分かる、
次作に期待したくなる。
おお化けするのが楽しみです。
過敏な矛盾劇。冷静な男と狂気の女が1.5時間で昇華する
・これから合うまだ未登場の女性の名前が『キム』って絶対に話を盛っている。
・『白ワイン?赤ワイン?』
『ロゼが良い』
この会話アイロニーなんだろうね。
でも、ワインって殆ど本物が無いって最近知った。標記に『果樹酒』って書いてある物はワインに果汁が必ず添加されている。つまり、そうであるなら、日本のワインが一番美味い。
・この映画での1番の矛盾は差別する側と差別される側の区別が付かないって事だと思う。
・見た目で言えば登場する女性達のアーリア系と言った証明がなされていない。日本人に例えれば理解は容易だと思う。
・闇が深まり、白人至上主義は立ちいかなくなる。
・分かりやすいコメディだ
・真っ白な母犬の『息子犬の尻尾の色』ダネ。でも、父親が白いとは限らないから、生まれてくワンちゃんの尻尾の色はわからないかネ♥️
もう一つ邦題に矛盾を感じた。
『Soft & Quiet』が原題
つまり
『穏やかに、そして冷静にね』って事だと思う。
でも&を/に変えてしまうと全くの意味が違ってくる。
正に邦題の矛盾ダネ。
怖すぎ…
ドキュメンタリーを見ているようだった。
アメリカよりは日本で人はわからないかもしれない、人種差別がどんどんエスカレートしていく内容。こういう人たちは思い込んだらハマりまくっていくんだろうな。
俯瞰で見れるこちら側(鑑賞側)からしたら何でそんなことを考える?ということを平気でやり始める。取り返しのつかないことになってようやく自分たちが何をしたか少しずつ理解するけどその時はもうパニック。唯一の男性である旦那があの時何をしてでも止めていれば…。
ホラー映画よりリアルな怖さのある映画。目が釘付けで鑑賞したが、後味があまりにも胸糞悪すぎて2.5点。
【2024年の現在でも、世界の何処かで起こっているだろう恐怖を描いた作品。非常に不快だが、一気に没入させられるノンストップポリティカルホラー。救いは監督が有色人種の女性であるという事である。】
■幼稚園に勤めるエミリーとレスリー(オリヴィア・ルッカルディ)、マージョリー、キム
、アン、リリーの5人の女性たちは他愛無い気持ちで、普段から抱えている有色人種に対する不満を持つ中、白人至上主義のグループを結成する。
多様性を重んじる風潮、有色人種や移民を毛嫌いする彼女達は、日頃の不満や過激な思想を共有して盛り上がる。
そして会場にした教会で、彼女達の会話を聞いた神父から”今すぐ出て行け。”と言われ、エミリーは仕方なく、皆を自宅に誘う。そして、彼女たちは立ち寄った食料品店でアジア系の姉妹と口論を始めてしまう。
◆感想
・非常に不快な映画である。だが、現代の抱える闇にスポットライトを当てたという点では、意義のある作品である。
・私は、この作品は、監督自身が有色人種の女性であるので、逆説的な意味合いで製作されたのだろうと思う。と言うか、思いたい。
<怖いのは、この作品で描かれていたようなことが、今現在、世界の何処かで起きていてもおかしくないという事実である。
日本を含め、自国ファースト、保守的思想が世界に蔓延する中、この映画は一定の意味を持つのかも知れない。
そして、純粋に映画として見れば、その尋常でない緊迫感と、レスリーが嗾ける勢いに乗って負のサイクルに呑み込まれて行く愚かしき白人女性達の姿が実に怖く描かれている点が、出来としては秀逸なのかもしれない。
湖に放り込まれた有色人種の姉が息を吹き返すシーンは、その後の愚かしき行為をした白人女性6人の未来が閉ざされた事を示している。
あのシーンこそが、この映画の有色人種の女性監督、ベス・デ・アラウージョが激しい怒りを持って訴えたかったことなのだろう、と思う作品である。>
馬鹿な女達に呆れっぱなし、どんな教育受けてきたんだと本当に腹が立つ...
馬鹿な女達に呆れっぱなし、どんな教育受けてきたんだと本当に腹が立つ内容。
にしても瞬間湯沸器の様にみんなキレるの早すぎでしょ、すぐ大声で怒鳴るし泣くし…。
最後まで馬鹿でおかげで一人は助かりましたね、ホッとしました。
何もかも他人のせい
自分がうまくいかないのは白人以外の人種のせい、なんて超短絡的な思考の人間は一定量いるし、地続きの大陸に住んで大昔から縄張り争いをしてきた人達の中には多いんだろうな。
それにしても、常識や倫理感が欠落しすぎてない?
不妊治療がうまくいってなくてトイレで泣いちゃう情緒不安定感シーンから始まって、
幼稚園の先生なのに、移民清掃員さんへの嫌味を白人の子供を使って伝えに行かせるのを「強さを教えるの」と謎の正当化。子供のお母さんの怪訝な顔もおかまいなし。すげえメンタル。
集会一回目から不穏&陰口が発生し(6人しかいないのに!)
借りた教会の神父さまには追い出され、
キムの店での行動もただのヤンキー。
主人公の兄がレイプした子の告発のせいで兄が刑務所にいるって時点でもう苦しい。
なにもされてないし、むしろ威嚇した側なのに脅迫されたと騒ぎ、家に行ってパスポート盗んで困らせようぜ!ってキャッキャしてるあたり痛すぎる。
主人公の夫はまともかと思いきや、妊娠できない妻に罪の意識があるのかやろうとしてることは犯罪だぞ、と冷静に伝えるも結局手助けしちゃってるじゃん。もっと心を強く持てよ、夫よ…。優しいんだろうけど、優しすぎるのかな。
最後、棚に閉まった犬をちゃんと外に出したとこだけ人間の心を感じた。
昔は白人でいることに罪の意識があった、ってところからここまで堕ちるってどういう経緯なんだろ。
ワンカット作品は毎回リハが大変そうだな、って思っちゃう
最後の最後に殺したと思ってたアジア系のお姉さんが生きててよかった…!
多ストレス社会が排他(白人至上)主義を加速させる
『ソフト/クワイエット』というタイトルは、
作中、女性同士の討論の中で語られたキーワードだ。
白人至上主義の主張を声高に叫ぶのではなく、
「柔らかく、静かに」大衆の中に浸透させようと、主人公は語る。
ストーリーは真逆に進んでしまうのだが。。。
まさに、時代が要請した映画と言える。
トランプ氏を支持する人々は、きっとこのような皆さんなのでしょうね。
社会全体を覆う ”もやもや” は、富の偏りや就労機会などの不公平感だけなのだろうか?
自称「先進国」の住民は、高度に複雑化した社会の中で精神的にも経済的にも、とてつもない負担を強いられている。
朝は、信号だらけの道路を小走りに駅に向かい、
昼は、地下鉄網を乗りこなして得意先まわり、
夜は、エアコンのきいた部屋でNetflixを見る。
当然、社会的なコストをみんなで負担している。
いや、意識しないところで、ちゃんとワリカン払いさせられている。
それを賄うための労働も、かなりハードだ。
◆睡眠時間が不足し、
◆心の安らぎが不足し、
◆家族の触れ合いが不足している。
本作の幕開けは、
主役の幼稚園教師エミリー(演:ステファニー・エステス)がトイレで妊娠検査薬を使用する場面から始まる。
「子供が欲しい!」、心の叫びが聴こえてくるようだ。
本作で女優たちが演じている「白人至上主義者」は、
思想的な底は浅く、というより、思想的な裏付けは皆無で、「ただの逆恨み」レベルだ。
◆実兄がアジア系女性をレイプし服役中
◆職場の後輩(移民系)が先に昇進
◆売上低迷は不法移民の万引きが原因(と思いたい)
◆本人自身、白人なのか疑問だが性格的に好戦的
全員が自己評価が高く、承認欲求が強い。
お互いにお世辞を言い合いつつも、マウントを取り合うような会話が実に面白い。
登場人物全員が、かなりのフラストレーションを抱えて生きている。
それをすべて、身近な有色人種の存在に結びつけようとする。
「黒人の子供には、自分の親が叱られているところを見せたほうが良いわ」
「そうね、そうしたほうが良いわね」
のシーンあたりは、出演者の自然な演技に感銘を受けた。
白人至上主義の本質は、
先進国であるがゆえのイライラなんだな(笑)。
あと、もうひとつ。
本作最大?のウリ、全編ワンショット。
どうなのかな…
全編ワンショットを貫く必要性はあったのかな?
それに拘ったために、後半の間延び〜幕切れにせざるを得なかったのなら、大変残念だ。
切り口◎、展開〜オチ✕
前半☆4.0
後半☆2.0
すごい
ビヨンセがツアーダンサーを全員黒人で固めてそれでもステキ!なんて評価をされたりしてるのを見て、それ白人がやったら大騒ぎになるんでしょ?と本当に不思議だったんです。だからこの映画でも教会での会合まではうんうんわかるーなんて思ってたんですよ。でもダメどんどん分からなくなってくる。まずなぜパスポート盗もうになるのか全く理解できない。けど最初はひいてたエミリーが高校時代みたい!ってはしゃぐので何か掴んだ気がしました。さらにアンとリリーを虐待する感じ、子どもの悪質ないじめのよう。この人たちはどうやらド田舎から出たこともなく狭い世界で視野がせばまるのに任せて生きているんだね。にしてもまあエスカレートの仕方がひどいけど。
いくつか気になるところがあって、そもそもこんな店ならアンたちは来ないよね。普段は普通に来てるのに会合のあとで気の大きくなったキムが暴走したのかね、だとしたらアンたちにはホント迷惑な話。どうやらすごい田舎なのにエミリーが車(免許?)を持ってないのが不自然なのでこれに意味があるんだとしたら重要そうだから知りたい。明らかな犯罪者のレスリーよりマージョリーへの風当たりのほうが強いのは何で?これも意味があるなら重要そう。教会から出ていくときにマージョリーが「誘ってくれてありがとう」って言うとエミリーが「人がいなかったから」って言うのよ。これなかなかなシーンな気がするんだけどその後特に何にもつながらなかった。アメリカ人なら分かる何かが隠れてるならすごいけど意味なかったらひどい作りだと思う。
負の連鎖
冒頭で子供に注意させに行かせるところでなんかこいつおかしいと思い、エミリーとレスリーが出会うところでもう違和感全開。で、教会での会話で完全にOUT!な感じでした。ただ、被害者姉妹にも感情移入は全く出来ず。ナッツアレルギーならナッツ家に置いてたらダメでしょう。それが一番腑に落ちなかった。
ラストどうやって脱出できたん?
鑑賞動機:あらすじ5割、ワンショット・リアルタイム進行5割
劇場で見逃して悔しかったけど。
ヒエエエエ、聞きしに勝るイヤな嫌ないやーな話。メンバーでタイプが違って相互に補い合っちゃうところとか、不協和音というかマウント取り合いみたいなのをしてるのとか、集団だったことで気が大きくなったりカッコつけたりしがちとか、自分たちに都合の悪いことはガン無視とか、もう破滅へまっしぐらあるあるですな。暴力的だったり威圧的であることが男らしさ(タマついてる)ってことだというのなら、そんなものはワンコのお食事にでもして差し上げればよろしいのです。
まあでもむき出しの悪意って、見聞きするだけで疲れるっす。よくそんなダリィこと進んでやりたがるのかわかんねっす。これが2023最後だとヤダなあ。
大傑作の胸◯ソ映画。
個人的に、2023年のベスト。
これは物凄い映画だった。
本編90分間のワンショットゆえの、緊迫感、没入感、絶望感も強烈。
キャストの熱演も素晴らしかった。
暴走する狂気、闇、悲劇が連鎖する地獄絵図。
率直に言って胸◯ソ映画なのだが、目が離せないほどに没入してしまう。
昨今の多様性社会にカウンターを仕掛けるような衝撃作だった。
行動が小学生、考えがKKK的などうしようもない人達の物語。 ワンシ...
行動が小学生、考えがKKK的などうしようもない人達の物語。
ワンショット、長回しの撮影映画に毎年2本くらい遭遇する。
あ~~~気分が悪い。 間違いなく傑作なんだけど、倫理観の欠如した人...
あ~~~気分が悪い。
間違いなく傑作なんだけど、倫理観の欠如した人間がたくさん出てくるので大きな声で好きとは言えません笑
白人至上主義の女性たちがヘイトクライムを起こすまでをワンカット風に表現した作品。
彼女らは白人を崇高な誇り高き人間だと思っているように思えて、日常の不満を移民問題などにすり替えストレスのはけ口にしてるだけなんよな。
「私が昇進しないのはあの移民のせい!」➡お前の実力がないだけwwww
人間は都合のいいように解釈するし、適切な心の守り方だとは思うけどそれを暴力に転嫁しちゃいけない。
彼女たちの品のない行動にはマジで呆れる。
ナチスドイツを表すカギ十字をパイに書いたり、”ハイルヒトラー”の敬礼ポーズをしたり、自分たちの思想を正当化したいんやなと思う。
でもそういう小さい行動から差別(区別)は正当で、自分たちには鉄槌を下す権利があると勘違いするんやろな。
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