スクリーム6のレビュー・感想・評価
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鑑賞動機:メタメタホラー10割
ケビンが亡くなりあの人も退場して、もうダメかと思った。メタホラー要素はちゃんと残しながら、でも定型をずらしてこちらに驚きを与えようと工夫されている。
死ぬ頃にサマラ・ウィービングだと気づく。「まさかの倒叙!?」と飛び上がったが、さすがにそれはなし。「〇〇だから犯人じゃないよね」と考えながら観ていたが、何と犯人は…!
やはりわたしは良いお客さんだったようだ。楽しかった。
久しぶりに観たらスクリームだった
1も2も3も大好きで。
それから何年経っただろう。
6なの?!とびっくりしながらも
あんまり期待しないで見始めたが
これこれ
これだわスクリームって
と古い記憶が蘇る
6作も作ったのに全然劣化していないのが素晴らしい
ただ
まあまあ刺されてるのにみんな元気ね
それも含めてスクリームか
唯一無二
シリーズものとしては唯一無二でしょう。独特のストーリーとひねりというかオチというか。
シリーズのどれを観ていてどれを観ていないのか、よくわからなくなってます。解説読んだら前作は観ていたようですが記憶がないので、今作への繋がりがよくわからなかったです。
明確に覚えているのは、劇中セリフにもありましたが「スクリーム」(1作目)ですね。ネーヴ・キャンベルが可愛かったこと、導入部分でめちゃくちゃ驚いたこと、「13日の金曜日」のネタに関心したこと、あと確か例のサカキバラセイト事件の影響で公開が遅れたこと。
のんびり観るには良い映画でした。
新たな展開
いきなり犯人分かっちゃった?な展開から主人公が殺人の快楽に目覚めちゃう?なラストまで新たなテイストを加えて楽しめる。
ヘンリー・ツァーニーやダーモット・マロニーの出演も嬉しい(エンドクレジット見るまで分からんかったけど)
もう一度観たい!
素晴らしい
6作もでるとマンネリや、駄作が生み出されるもんだが5もなかなかだが、今作もより面白かった
メタ的構造やホラーのルールを知ってるキャラがターゲットとは同時に僕らホラーファンのお眼鏡にもかなわなくてもいけないわけで、6作目ともなると犯人をあれこれ考えてしまうわけで今回はなるほどそうきたかと。
恒例のオープニングも一捻りあり。
ここまでくると驚きよりもその発想に感心します
過去キャラも安全じゃないことは前作で証明されているわけで、えーゲイル!!
今作の死神マスクもまた残虐性が増し増しでナイフの切れ味も増してそうだが今作、あんなにグサグサ刺されているのに生存者の多い事多い事。
個人的には電車のシーンが秀逸でした、見たくもないだろうマスクがチラホラ。
しかし次回作もありそうだね、カーペンター姉妹の行く末はいかに
安定の高クオリティに新鮮さも
最強最高姉妹!! 快作続きのスラッシャーホラー・ミステリーシリーズにまたも歓迎されるべき1作が加わった。謎解きの楽しさもあって、数少ない上手くいっている本シリーズは、自らの立ち位置に恐ろしく自覚的なメタ作品でありながら、都度時代に即した形で新しいことも取り入れる賢さあってこそ。もはや、というよりすっかり様式美として浸透しまくっているお約束を出汁に、この一大フランチャイズに新しい息吹を取り入れながら、さらなる拡大をしてみせる。アクションの見せ場もあるコア・フォー!前作から変わった状況とすればジェナ・オルテガの人気と知名度が高まったことか(新世代のホラークイーン)。レガシーキャラだって死ぬ。冒頭のサマラ・ウィーヴィング(スタイル良すぎ!彼女もホラークイーン)はドリュー・バリモア枠。真っ先に疑われるのは新参者。だから、誰も信じるな。いや〜カッコよくて最後痛快だった!殺人鬼の血とどう向き合うか…なんて。ポストクレジットシーンは必須じゃない。
"Fuck this franchise!"
P.S. ダニーとイーサンか刑事かなって思った。
2023 110本目
久しぶりの5が面白かったから期待
たしかに面白いんだけど犯人の動機が笑笑
しかしこの作品もすでに6作品目
1を劇場に見に行ったのが懐かしいです
7もあればあまり間をおかずに公開して
ほしいですね
品質保持継続中の貴重な連作。
持ち味のメタ考察自虐ネタの冴えは少々鈍るも未だ良し。
もはや連作連打が軌道に乗り初期作は殿堂入り、さて如何に?の構造にまだ乗れた。
調子に乗るマスと衆愚はSNSからAIも飲み込んでまだまだ弄れそうだ。
賢い作り手による品質保持継続中の貴重な連作。
次作を待つ。
ゴーストフェイスNYへ
ルールに乗っ取って、悲鳴は続く! 人気ホラー・シリーズ第6弾。
凶行を再開した前作がシリーズでも屈指の面白さ。リブート的新作はシリーズに新風吹き込む成功を収める事が多い。
その成功とヒットしたら即続編。あらゆるルールを踏まえてきたこのシリーズがこのルールに乗っ取って続編をやらない訳がない。
ゴーストフェイス殺人鬼が早くもまた血の惨劇を繰り広げる…!
全米では前作を超え、シリーズ最大のヒット。批評も良好。またまた日本未公開に嘆きつつも、前作の面白さからこの続編も楽しみにしていた。
さて、ズバリ感想。
今回も面白かったのは面白かった。が、前作ほどではなかったかな、と。
冒頭。お馴染みの電話トークからの殺害。ここでいきなりマスクを外す。コイツが犯人…? 否。コイツの元にも電話が。自分がやったように真犯人に殺される…。
お決まりのルール通りに始まったと思いきや、新たな展開でこれまでと違う!…と意気込みを見せつつも、いざ話が始まると活かしきれてない気がした。
ウッズボローを離れ、NYで新生活を始めたサムとタラの姉妹。そんな二人を、ゴーストフェイス殺人鬼のナイフが再び襲う…。
今回もたっぷりとホラー映画ネタ、続編あるある、メタ要素が詰め込まれているが、話自体は平凡。第1作と直接繋がりの設定を活かし、新たな登場人物による新たな物語の前作の方が話的には面白味があった。
勿論今回も姉妹愛や殺人鬼の娘としてのトラウマというドラマ要素はあるが、早くもマンネリになりつつあるような気がした。
神出鬼没のゴーストフェイス。白昼でも、自宅アパートにも。
でもそれはウッズボローという犯人にとっても住み慣れた地だからこそ出来たのであって、大勢の人が行き交う大都会NYでそれが出来るのか…? 人がごった返しているから逆にそれを隠れ蓑に出来るのかもしれないけど、コンビニでの襲撃などかなり無理ある気もした。
地下鉄のシーンはスリリング。ハロウィンの夜。多くの人々が仮装。ゴーストフェイスが巷を騒がしている事もあり、その仮装も。この中に“奴”がいる…? 大都会やごった煮の人々を巧く活かしたシーンであった。
今回のゴーストフェイス、かなり残虐。“彼ら”にはそれほどの憎悪があった…。
犯人は、3人。サムたちに協力的だった保安官、同学校の殺されたと思った女友達と童貞青年。
3人は親子。家族をサムに殺されて。
そう、3人は前作の犯人、サムの恋人であったリッチーの父と妹弟。
家族を殺したサムに復讐。ただ殺すのは生温い。サムこそウッズボロー事件の真犯人だった…というデマを作って。殺人鬼の娘としての苦しみをとことんに。
家族の復讐という動機はシンプル。意外性の犯人設定に見えて、唐突な気も…。犯人設定も前作の方がトリッキーであった。
とは言え、これまでの事件の証拠品を集めたアジトと言い、何てサイコな家族…。
前作を生き残った面々は続投。
メリッサ・バレラを始め魅力的なフレッシュ注目株たち。
中でも出世頭で、個人的に最近ご贔屓のジェナ・オルテガは前作より出番増しで嬉しい。
ジェナ演じるタラとチャドにロマンス…? ミンディのヲタトークも絶“口”調。
ネーヴ・キャンベルは諸事情で今回遂に降板するも、コートニー・コックスは引き続き。唯一のシリーズ皆勤賞。しかしゲイルにも魔の手が…。
『4』からカービイ出演。…って、誰だったっけ? そもそも『4』はほとんど覚えてねーし。
ゴーストフェイスに翻弄され、サムも「今度は奴の勝ち」と。
最後は真犯人たちに逆転するのだが、サムはゴーストフェイスの格好をして主犯を刺殺。ある意味ゴーストフェイスの勝ちのように見えて、ヒヤリともさせる。
私は父と違うと断言するも、そのゴーストフェイス姿や真犯人をめった刺し、未だ見える父の幻影、ラストシーンのゴーストフェイスに引き込まれるように…。
これらは何を意味するのか…?
殺人鬼の娘という苦しみを乗り越えるサムの物語であるが、もし今後、彼女が本当にゴーストフェイス殺人鬼になったら…?
それこそマンネリ打破のシリーズ最大の衝撃になるだろう。(主人公がダークサイドに堕ちるのも定番と言ったら定番)
しかし、本作はあくまでティーン向けスラッシャー・ホラー。エレベイテッド・ホラーではない。
通な映画的楽しみと面白味と、血と悲鳴を売りにして、次回へ続くよ。
60点 主人公強い美女姉妹
前回作は観てません。
殺人鬼は人をグサグサ殺しまくる武器はナイフのみ
なんの恨みなのかひたすら殺しまくる殺人鬼
よくありがちな内容ですが、ある意味思い切りがある殺人鬼で面白い。
姉妹も美女で過去にいろいろ抱えているが向き合って殺人鬼と戦う。
2時間と長いですが最後まで見れました。
ゲイルが…ゲイルがあああ
本作はわりと面白い作品でしたが1作目から登場しているゲイルがああなってしまって
面白さより悲しさの方が勝ってしまいました…
彼女がいてこそのスクリームシリーズだと思ってましたので…
悲しいです…
前作よりゴーストフェイスの残酷さが増してて怖い
前作を鑑賞していて、その続編が出ていると知り予告を見ると面白そうだったので鑑賞。
前回ウッズボローのゴーストフェイスの惨劇から生還した4人が、ニューヨークへ移り平和な暮らしをしていたのに、その4人の前により残酷さを増したゴーストフェイスが再び現れる。
鑑賞してみての感想として、前作よりプロの殺し屋かと思うほどの身のこなしと、人を殺すのに躊躇しない姿は、今までの作品の中で最強クラスの怖さでハラハラドキドキで最後まで楽しめました。
ラストは、そうくるのかという展開でしたが、犯人の前半の動きがなかったので、少し物足りない感じはしましたが、全体的に楽しめたので良かったかな。
コアフォーの4人は、全員傷は負ったものの助かったので良かった。
ハラハラドキドキ
スパンみじかっ。
2022年にナンバリングのないScreamがあって翌2023年にこのScream VI。完全に混同してた。
話も人物相関図も覚えていないが、何にもわかっていなくても楽しめる快適なスラッシャーだった。
はじまるとSamara Weavingがいる。
バーで出会い系の相手待ちをしている。
エレガントでタイトな黄色いドレス。
相手が道に迷ったとか言うので外へでる。
路地へおびきだされて刺される。
お面とったらグランドブダペストホテルのボーイ“ゼロ”じゃねえか。
──というつかみでがっつりつかまれた。
考えてみりゃスクリームの初作から本作までお面をつけた奴が襲いかかってくるという、たったそれだけのコンポジションをひっぱってきたわけだ。
が、それを言うなら13金からハロウィーンからチャイルドプレイから、スラッシャーのプロットなんてぜんぶ五十歩百歩だが、スクリームは毎回手を変え品を変え、“いつもより余計に回して”、飽きられないようつくられてきた。──ような気がする。
たとえば窓からハシゴを渡し、それをつたってアパートから隣アパートへ逃げるシーンがあった。
アイデアとしては、なんてことない。むしろなにやってんだか・・・という感じだった。
が、追手がせまってくるし、ハシゴを四つん這いにつたって逃げるのがこんなに劇的なのか──と思えるほどハラハラドキドキなシーンに仕上がっていた。
全編が巧み。上映時間中きっちり離さなかった。
まじでやきもきさせる“志村うしろ!”な演出。
刺し傷の深刻度と痛さに反する明るさとバカっぽさ。
物理をねじふせる神出鬼没。
既視感をねじふせる演出技量。
ホラー慣れしている人にさえ「ひええ」と思わせるバイオレンス描写。
あっさりやられる取り巻きとぜったいにやられない強えヒロイン。
ノンストップなハラハラドキドキと意外な真犯人。
そしてメタ要素(セルフパロディ)。
そのだてじゃない技量もさることながら濃くて映えるMelissa BarreraとJenna Ortega。その羨望のパーツ群。(とくにMelissa Barreraの眉。)やみくもに人類のアンフェアをかきたてる顔面偏差のふたりが血で血を洗うアトラクションに興じる楽しさ。
基調としてAllyサイドでも善人でも容赦なく刺されてしまうのがスクリームの突き抜けた楽しさになっている──と思う。
それでいてさわやか。なんか笑える感じ。がしがし刺されてもなんか生き延びるし。
旧世代向けreunionキャラクターとしてはコートニーコックスと珍しいヘイデンパネッティーア。ネーヴキャンベルは休みだった。なおパネッティーアはぜんぜんFBIには見えなかったw。
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