「惑星ソラリスのパイロットが地球の白亜紀に不時着する話し」65 シックスティ・ファイブ 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
惑星ソラリスのパイロットが地球の白亜紀に不時着する話し
不思議な映画
SF映画で6500万年前の惑星ソラリス。
宇宙船パイロットのミルズは娘ネヴァインの治療費のために、
2年間の宇宙探査の仕事を引き受ける。
しかし宇宙船は小惑星に衝突して
《白亜紀=1億4500年前から6600前を指す)
の地球に不時着する。
生存してたのはミルズと言葉の通じない少女のコアだけ。
果たして2人は脱出シャトルを見つけて宇宙船まで行けるのか?
(と言うことは惑星ソラリスに帰り着けるか?ってお話し?)
変な映画。
出演者はミルズ、コアとミルズの妻と娘のみ。
会話も最小。
たどり着いた白亜紀は末期の6500万年なのだろうか?
恐竜が《隕石衝突により絶滅した》とされる6500万年前の
《たった一日》の話?
だとしたら辻褄は合う。
ラストには2頭のティラノザウルスとの死闘もあり、
危機一髪で白亜紀を脱出する。
帰る先の《惑星ソラリス?》
それ自体がSF世界なのですから、地球の白亜紀から
6500万年前の惑星ソラリスとイコールする?
なんとも摩訶不思議な世界観の映画である。
本当なら相当に壮大な宇宙冒険ファンタジー。
そこに片足を乗っけただけみたいな、
非常に消化不良な映画である。
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