夜が明けたら、いちばんに君に会いにいくのレビュー・感想・評価
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映像美が素敵です。
とにかく綺麗な映像です。 特に、空と屋上の映像が素敵でした。 キャンバスに色を重ねていく様に、沢山の人の想いが1つの作品になり絵になっていました。 主人公が密かに抱いている不安や悩みが、綺麗な色で晴れていく様でした。 マスクをしての目線の演技も難しいと思うのですが、凄く伝わってきました。 そして、最後に流れていた楽曲が、この物語の全てを現していて、切なくも温かい歌詞と歌声で大好きになりました。
日本一マスクが似合う少女!
5~6年前までやたらにあったティーン向け恋愛映画。ターゲット外と知りつつも結構好きなオヤジ(笑) それはひとえにヒロイン観賞を楽しめるから。“これから”という若手女優の瑞々しさ、あるいは自分の中での新たな“推し”の発掘を楽しむ。 あれは一時のブームだったのか、ニューヒロイン不足なのか、最近はすっかり希少になってしまったが、今回は久間田琳加の観賞を楽しみに。 。 【物語】 丹羽茜(久間田琳加)は常に周囲の空気を気にし、嫌われないことだけを考え高校生活を送っていた。自分をさらけ出すことができず、外ではマスクを手放せないでいた。 一方で本当の自分と周囲からのイメージの違いが大きくなることは気になっていた。 ある日、クラスに人気者、銀髪の深川青磁(白岩瑠姫)に声を掛けられる。青磁の最初の言葉は「お前は嫌いだ」だったが、なぜか茜のことを気に懸ける青磁と徐々に言葉を交わすようになる。 茜はあるとき美術室でたまたま見かけた絵に心奪われる。茜はそれが美術部の青磁の絵と知ったこと、青磁は茜が絵に共感してくれたことを知ったことでさらに距離を近づけていく2人だった。 やがて彼らはお互いに過去に関わるある悩みを抱えていることを知る。 【感想】 観賞目的は冒頭に書いたとおりなので、ストーリー、脚本、演技には最初から多くを望まないことにしているので、客観的に言えば高いレベルにはないけれど許します(笑) この手の作品の平均的なレベル。期待せずに観てもなお嫌になってしまう作品もある中で、本作はそこまで酷くない。 早速目的のヒロイン、久間田琳加について。 名前は数年前から知っていたが、初めてまともに観たのは現在放映中のTVドラマ“こっち向いてよ向井くん”。 彼女がメインだった第2話で目に留まった。「これ誰だ?」と調べたら久間田琳加だった。その後に本作の公開を知ったので、本作も俄然興味が湧いたってわけだ。 まず、マスクをつけた顔が超美少女。マスクを取っても可愛いのだが、マスク顔は倍増し。まあ、これはコロナ禍期間、誰もが感じていたであろう「隠れた部分は自分の期待を込めて想像してしまう」マスク効果だけれども、誰よりもキレイに見えた。 女優としてはどうかと言うと、新人女優としては演技が酷いということも無いが、残念ながらインパクトは薄かった。 「スクリーンに釘付け」まではいかないので、今後主演が続くとか、大ブレイクとかいうことは無理そう。 ただ目を楽しませてくれることは間違いないのでヒロインのお友達的ポジションで、またお目に掛かれることを期待したい。 他に語ることはありません(笑) 久間田琳加、白岩瑠姫に興味ある方限定の作品!
観てよかった
ただの恋キュン映画ではない。 全編映像美に溢れた素晴らしい映画でした。特に後半、茜と青磁の心が通い始める場面で、茜色と青磁色で構成された背景が連続するところは秀逸でした。 エンディングも気持ち良し、観て良かった。
確かに単なる恋愛映画じゃない
高校生の恋愛映画ではあります。が、もっと深い。 ネタバレしたくないので詳細は避けますが、人間としてのいろいろな悩みとか、とても丁寧に描かれてています。大人にも通じる悩みなのでどなたでも刺さるかと。40代の私の悩みとも通じるものがあり、途中、何度なウルっとしました。 オープニングのピアノの曲と光演出で一気に引き込まれました。サントラ欲しい。 光の使い方は、三木孝浩監督のようで、アニメでは無いけど空の描き方は新海誠も感じました。雨は降りませんが。 主役のふたりは初々しい。演技が上手とまでは言えませんが。将来に期待ですね。 主役の男性はJO1なのですね。エンドロールで知りました。どうリで女性客が多いわけです。高評価はファン投票もあると思いますが、それを差し引いても良い映画でした。 まさに夜明けのあの空の色のようにとても綺麗な映画でした。
人生で初めて3度劇場に足を運んだ作品
何気なく観た1回目に、よくある恋愛ものかなと期待せずに観たせいか、ただの恋愛ものではない数々のヒューマンストーリーとその世界観に心をぐっと掴まれ気がついたら涙が溢れていました。 登場人物それぞれの言葉が等身大で、この生きづらい世の中を一生懸命生きる人たち若い人は勿論大人にも刺さる作品だと思います。 そして、この作品を観た後は何となく今までより自分の世界が広がり美しく見えるような不思議な感覚というか、大切なことに気付かされます。 色々な思いを経た主人公青磁の『どうだ、世界は広いだろ』という言葉が、多くの悩んだりつらい思いを抱えているようなひとにも是非届いて欲しいと心から思います。 映像、ストーリー、音楽、最後の主題歌までとても良かったです。主題歌の歌詞も後から見てもう一度聴いてもらいたいです。 観終わるとその余韻に浸っていたくなり、時間が経つとまたその世界観に包まれたくなりきっとまた足を運んでしまうのだと思います。 中身のある、とても素敵な作品でした。
夜明けの空、茜色に染まった 2人の男女が1つの空を見上げる作品
マスクで顔を覆い、本心を隠すように 生き方が変わっていた茜。 自分に気付かなかった茜に苛立ちを隠せなかった青磁。 白いキャンパスに空の青を塗る青磁は いつか、色彩が綺麗だった絵筆 のようだった、女の子に会えると信じていた と思いました。 時の流れが止まったかのような閉鎖された 2人だけの空間、 別れを惜しむ青磁と茜は空虚だった生活を 心豊かにしてくれました。 キャンパスに塗られた色彩と空の色は これからの将来を描いていく2人に見えました。 青磁が好きだった音楽が聴こえてきた! 夜が明けたらいちばんに君に会いに行く。
すべての世代の方の心に刺さる映画
全編通して色彩が統一されていて素敵なシーンが綺麗な色と共に目に焼きついています。 青磁役の白岩瑠姫さんは存在感とオーラがあり、これだけ原作から抜け出てきたような方はいないのではないでしょうか。茜役の久間田琳加さんは可愛く、お芝居も素敵でとても魅力的でした。 単なる青春ラブストーリーではなく、すべての世代の方が楽しめるお話な所が良かったです。
思春期のお子さん、親御さんに見ていただきたい。
原作を読んだ上で見に行きました。茜ちゃんの心情を描く場面が小説の中では多いのですが、映画では少ない台詞でも役者さんの表情や場面の構成でしっかり伝わってきて、感情移入して辛くなるほどでした。 思春期のお子さんはもちろん、その親御さんにも見ていただきたいです。 強いて言えば青磁くんの持つ不安や弱さをもう少し掘り下げて欲しかったです。 全体としては、恐らく撮影期間や予算が限られた中での製作だったと思うのですが、とても丁寧に作られていて良い作品でした。
もう一度映画館で観たい
キラキラの恋愛ものかと思っていたら大間違い。いろんな年代が共感できる作品。悪役は出てこないけど茜の境遇に共感し、青磁の言葉に一緒に解放された気分になった。ストーリーと出演者と美しい映像が絶妙なバランスで、心動かされるシーンがたくさん。ストーリーの答え合わせとあの美しいシーンを観るためにもう一度映画館で観たい。
涙が自然とあふれました
映像は、本当に美しいです。主人公の二人の心情も丁寧に表現されていて、気がつくと自然と涙があふれていました。それも、いろいろな場面で。見終わった後は、心が軽くなりました。ぜひ、たくさんの人に見てほしい作品です。
人との出会いを大切にしようと思える綺麗で繊細な作品
本当に良い作品に出会えたと思いました。 いわゆる胸キュン映画やしんどくなる恋愛映画などはとても苦手なのですが、この映画はカテゴリーは恋愛物ですがどちらかというとヒューマンドラマ的な内容でした。 他人からは小さいと思えるような出来事や出会いが良くも悪くも自分を変えてしまう事、そして変えてくれる事って現実でもあるなぁと。 俳優陣の演技も出てくるセリフも胸にストンと落ちてくるものがあり、映画のフワッとしたところがありつつも綺麗なリアルさが残りました。 完成度が凄く高いというわけではないのですが、とにかく映像が綺麗で、出てくる小道具やセット、絵にも感動し途中で流れる音楽もエンディングで流れる音楽もすべてが映画の世界観を押し上げてくれました。 最初、茜の家族とのシーンでは揺れる画面に酔いそうになってしまったのですがあれは茜の心情を表してたのかなと思うと少し納得でした。色々と細かい描写が多いのかなという印象です。 そして何より主演の二人、役にピッタリ過ぎました。茜の感情を爆発させるシーンとか一歩間違ったら陳腐な演技になりそうなのにそうはならず、そのリアルな苦しさにこちらまで胸が締め付けられてしまいました。りんくまさん、本っっ当に可愛くて、大人女子ですが惚れるかと思いました。というか惚れました。 青磁の透明感と存在感、繊細さと強さ、存在しているんだけどどこか現実味のない消えそうな儚さ、幻想感その絶妙さを表せる人は白岩さんの他にはいないんじゃないかなと思います。演技も良かったのですがとにかく立ってるだけで青磁としての説得力がありました。こちらも惚れました。 他の俳優陣の方々も本当にぴったりで素晴らしくて違和感を感じること無く映画の世界に入り込めました。 映画を見てから原作も読ませていただき、映像とは違う箇所はあるなと思いながらも、内容を100分にまとめた所は凄いし説明のない映画は自分で様々な点を考察しながら見れるので私個人は映画から入ってよかったなと思いました。 久々に映画のパンフレットを買ったし、もう一度見たくて2回目を見に行ったのはグレイティストショーマン以来です。ジャンル違い過ぎますが、、。
繊細で美しくて儚い
夜きみ、とっても素敵な映画でした! お気に入りのシーンはいろいろあるけれど、冒頭30秒からもう好きでした 柔らかい春の光のなか舞い散る桜の花びらに手をのばす少女 無邪気な少女だったのに少年に親しげに名前を呼ばれた瞬間によそゆきになってとまどいながら返事をする 少年がゆっくり瞬き この30秒だけでこの映画の世界観好き!になった 壁ドン、あごクイみたいな分かりやすい恋愛映画ではなく(壁ドンが悪いわけじゃなくけっこう好き)高校生 2人の心情の変化、家庭環境などを丁寧に描いた人間ドラマでした 主人公と同世代の10代から年配のかたまで広い世代のかたに見てもらいたい映画だと思います それにしても、美術の先生カッコいいなー よれよれの洋服にボサボサ頭、無精髭であれだけ色気が出せるってスゴイ!
作品としては悪くないし嫌いじゃないけど、 不法侵入とか器物損壊的な...
作品としては悪くないし嫌いじゃないけど、 不法侵入とか器物損壊的なシーンがあったので、 星は厳しめにしました
久間田琳加が可愛かった
常にマスクを付け周囲の空気を読み自分の意見を言うことが出来ない茜と、自由奔放でサッカーが上手く、絵を描くことが大好きな美術部員でクラスメイトの青磁の2人の高校生が主人公。茜は最初に青磁に会った時に、おまえは嫌いだ、と言われてしまったのに、青磁が描く絵と、まっすぐな性格にひかれて、好きになっていった。そんな2人だが、実は青磁には幼い頃患ってた病気があり、また茜は忘れていたが青磁にとって茜は昔から特別な存在で・・・てな話。 単なる高校生のラブストーリーかと思って観てたが、茜がマスクを外せなくなった理由とか、青磁が茜にちょっかい出す背景とか、なかなか深みもあり面白かった。 空の青磁色や茜色も綺麗で良かった。 青磁役の白岩瑠姫がカッコよかったのと、茜役の久間田琳加が相変わらず可愛かったのと、親友役の箭内夢菜もいつの間にか太ってたが良かった。 制服をペンキだらけにして暴れてみたい。
「レコメン久間田琳加さん」
今年157本目。 文化放送のレコメンで月曜日久間田琳加さんがラジオやられていたのでよく聴いてました。癒やしの時間。ラジオなので声が好き。映画館の予告で久間田琳加さん主演と言う事で絶対見に行かなきゃと。JO1の白岩瑠姫さんが日本だけじゃなく世界の景色を見たい。JO1の活動と重なるところがあって好きなセリフ。やりたい事やらなきゃダメだ、刺さります。ゆっくり流れる映画が好きでまた夜に見ると趣が少し違うと感じ、最高の映画でした。酒井麻衣監督忘れません。
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