「リアリティとファンタジー」To Leslie トゥ・レスリー Pocarisさんの映画レビュー(感想・評価)
リアリティとファンタジー
この人どうするんだろうと思いながら見てました。八方塞がりの人生。
それがこの展開になるのが最も意外でした。やっぱりアメリカ映画は人を信じるんですね。
リアルなことをいえば、アルコール依存症の人があんな形で救われる可能性は低いと思います。
気まぐれな人の善意に頼るのではなく、公的なお金で病院や施設に入るなど、制度に頼るしかないでしょう。その方が依存症の専門家に対応してもらえます。
しかしそこはアメリカ(映画)で、国家より人なんですね。
なんといっても、アンドレア・ライズボローの演技。アカデミー賞にノミネートされた時、無名だったために不正疑惑まで出ましたが、これを見れば誰もが納得ではないでしょうか。
アリソン・ジャネイも相変わらずすごい迫力。
息子役もよかった。
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