法廷遊戯のレビュー・感想・評価
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弁護士1年目で殺人事件案件を一人で担当?
法廷物として期待していましたが、ほとんで普通のドラマでした。
永瀬廉さん、北村匠海さんのファンの方、どうぞご鑑賞下さい。
ついでに、裁判員2番の方の演技は?でした。
ただただ、凄い!!
観るべき映画、○○遊戯の言葉に載って気楽に観始め、のめり込みました杉咲花さんをはじめ若手俳優の力量に感服、上映時間は90分ほどですが中身の濃さで時間の存在を忘れる
新たな法廷映画の傑作が産まれた、感謝。
若手3人の化学反応が最高
原作未読で1度目は物語の展開に夢中になってあっという間に終わった。白夜行をちょっと思い出す。ストーリーテラーで感情移入担当かと思っていたセイギのことが1番わからなくなる。美鈴と馨は行動の意味が理解しやすい。
2度目の鑑賞。これまで2人だけの世界で生きてきたセイギと美鈴。そんな中セイギにとって馨は人生で初めての友達だったのでは。馨にとっても過去のことがありつつも人として接すると気の合う存在で、だからこそ信じて日記を残したのかと。セイギが世界の全てな美鈴にとっては割り込んで来た馨のことをよく思ってない。
ある意味セイギを巡る三角関係が展開されていたのではと思ったり。
若手3人の存在感と華(もちろん演技も)が素晴らしく割と静かな物語だが惹きつけられてしまった。おすすめです。
良い意味で予想外だった
「法廷遊戯」という題名、若い三人が縦に並んだポスターなどから、模擬裁判の軽いサスペンス映画と考えていたのだが、良い意味で予想を裏切られた。
冤罪、無罪など、日本の裁判制度の欠陥を突くストーリーは、二転三転、ミステリーとしても実に良くできていて、見ごたえがあった。重い映画である。
杉咲花の熱演が光り、永瀬、北村の存在がかすむほど。
※エンドロールのキンプリの歌は、まるで場違いだった。
白と黒で割り切れない世界観
舞台挨拶中継付きの映画を観ました
登場人物がそれぞれ自分の大切な人間を守ろうとする姿に、正義とは何かを考えさせてくる映画でした
二点三点する中で、正しいと思ってした自分の行動は違う人の視点からみたら本当に正しい事だったのか?
正義とは何か、罪とは何か、誰が悪いのか悪くないのか、何度も何度も問いかけられているようで、終わってからも色々と考え込んでしまいました
何度か観てまた考察したいと思います
【”無辜ゲーム。そして同害報復。”司法の瑕疵による冤罪と、不寛容な社会に対し恨みを持ったロー・スクールの三人の男女の”罪と罰””報復と赦し”と、惹き起こされた事件に引き込まれた見応えある法廷作品。】
ー 実に複雑だが、面白い作品である。
司法試験合格を目指す、セイギ(永瀬廉)とミスズ(杉咲花)と既に司法試験に合格したカオル(北村匠)は、ロウスクールの仲間だが、何故に彼らは法曹界で働くことを求めたのか。
カオルは司法試験に合格しながら、弁護士にも検事にもならず、刑事訴訟法制度の研究をしている。ー
◆感想
・冒頭描かれる駅のプラットフォームで転倒する男性の姿。
ー 今作では、このシーンが物語の中で違うアングルで何度も描かれるのである。そして徐々にセイギとミスズとカオルの関係性が明らかになるのである。-
・セイギとミスズは施設で育った仲間だという事も徐々に分かって来る。そして、セイギが施設の表面上や優し気な施設長から暴力を受けていた事で、且つて施設長を刺していた事。
更には、直接的には描かれないが、ミスズが性暴力を受けていたように見えるシーンのさり気無い映し方が巧い。
・一方、カオルも警官だった”自慢の父”を亡くしていた。父は社内で痴漢行為を敢えてさせ、お金を巻き上げていたミスズを捕らえるが、サポート役のセイギに階段から突き落とされる。
ー カオルの”自慢の父”は、有罪となり世間の冷たい視線の中、縊死するのである。カオルはセイギの行為も観ていたし、父が縊死している姿も呆然と観ている。
カオルが刑事訴訟法制度の研究に没頭していた事と、同害報復の根本思想を持つに至った理由が良く分かる。-
■セイギとミスズが司法試験に合格した後、カオルから”無辜ゲームをしないか”と30分、間を空けた時間指定で連絡が入る。
カオルはセイギに対し、父の無念を晴らすべく冤罪裁判を起こすために、わざと刺されるが、カオルの思惑を察したミスズは致命傷となる箇所に刃を突き立てる。
その光景を全て映していたカオルが設置したカメラ。
そして、やって来たセイギにミスズはカメラのデータを、血だらけの手で入れるのである。
ー カオルは父の冤罪を図ろうとしたが、ミスズはそれを見抜き、カオルを殺す。映画でも言われているが、冤罪裁判は本人か血縁者でないと起こせないのである。-
・カオルがセイギに生前、言っていた事。
”俺がもし死んだら竜胆を墓に活けてくれよ・・。”
ー 竜胆の花言葉は、”勝利””正義感”である。ー
<法廷ではセイギがミスズの弁護士として立つが、黙秘を貫くミスズの姿勢もあり、最初は劣勢である。
だが、検事側がカオルの父が亡くなった件にミスズが絡んでいた事に表面的に気付く事から、カオルの父が冤罪だったことが明らかになり、内閣に関係する当時の検事は苦しい立場になる。
更に、セイギにミスズが渡したカメラの映像が法廷内に映し出され、カオルが復讐のためにミスズを陥れようとしたことが明らかになり、裁判長の口から出た判決。
”無罪。”
そして、ミスズは狂ったかのように笑いだすのである。
(この時と、セイギが自ら弁護士を辞めると告げた時の杉咲花さんの演技が凄い。)
今作は、司法の瑕疵による冤罪と、不寛容な社会に対し、様々な恨みを持ったロー・スクールの三人の男女の関係性の変遷と、惹き起こされた事件及びそれに内在するテーマ”罪と罰””報復と赦し”に引き込まれた、見応えある法廷作品である。>
それぞれの正義
それぞれ守りたい正義がある。
その人にとって、不正解なんてない。
沢山のセリフがある訳では無い中
表情で心情を読み取っていくのが
なんとも集中させられた。
映画館を出て真っ先に本屋に駆け込み
原作を買った。
もっともっと知りたくなった。
欲を言えばもっと2人の大人になるまでに
共存してきた世界を見たかった。
もっとそこを深堀したい、自分の中で。
三者三様の演技が良かった
なんと言っても杉咲花の狂気、そして北村匠海の俯瞰したような佇まいとそれらを受ける永瀬廉の静の演技が良かった。ノンストップで収束まで向かう展開も観客を飽きさせない丁度よさがある。
コンパクトに纏まっている良作
杉咲花熱演。
最早主役は彼女だと思う。
ロースクールの中で斜め上からの拓海くんの演技は流石です。安定の上手さ。
廉くんも冷めているのか熱いのか?どちらとも取れる演技で頑張っているなと。
もう少し尺取っても良かったよね?
作品に深みが出たと。
掴みの携帯画面破損事件。
あれ観た時「この作品大丈夫?」って思ったけど(笑)
携帯をテーブルに置きっぱなの悪いし最終的に誰割ったの?
保険はいっとこーね。
若手俳優の競演
朝ドラや映画で活躍してきた若手俳優が出演したので楽しみに観た。昨今タイムリーな冤罪や私刑にも通じるようなテーマであっという間に展開していく内容と二転三転するのでかた時も目が離せなかった。法律の隙間をかいくぐる事件や冤罪は意外に多いのかもなど色々考えさせられた。三者三様の性格を見事に見せてくれ、永瀬廉の受け、杉咲花の動の演技、北村匠海の含めた演技が印象的だった。ラストシーンの3人が好きだ。
丁寧な作りで好感
分かりやすい丁寧な作り
その分予測はしやすいが面白かった
原作未読だが、ストーリーとしては確かに予測不可能、でも納得と行った感じ
杉咲花の怪演が非常に印象的で、気持ち悪さすらあった
あとの方はそのせいか少し押さえ気味に終始したのも好感
誰にとっての正義なのか
原作を読まずに本編を観ました。1本目は清義視点で観ましたが仲間の為に真実を追い求めて翻弄する中で最後にたどり着いた現実は辛かったですね。廉くんの表情(主に目)の演技は本当に素晴らしいです。清義と美玲の面会のシーンの花ちゃんは凄かった。狂気でしたね。次は美玲視点で観たいと思います。
よくできた話だけどドヨ〜ンとする
ちょっと偶然多すぎない?とは思うものの、よくできた話だとは思った。
なんだけど、、、
主要人物が全員心に黒いものを抱えているからなのか、スッキリしない話だった。
偶然も多いけど、闇も抱え過ぎ。
こんなん見た後、ドヨ〜ンとするわ。
晴らしたい…。
ロースクールに通い弁護士を目指す清義と、同スクールで法律を学ぶ美鈴、そのロースクールで行われてるムコゲーム(模擬裁判)を司る馨、過去に起こった事件で関わってた3人の話。
弁護士になった清義、ある日、馨から連絡がありムコゲームの誘い、その場所へ行くも馨は刺され、返り血を浴びた美鈴が立っていた…
冒頭から始まるムコゲーム、シアタールームも暗くて映像も暗い感じ!眠くなっちゃうから!(笑)
途中ウトウトしちゃったけど裁判始まって出てきた暗証番号いれないと見れないUSBメモリー?SDカード?どっちだっけ?!その辺りから引き込まれた!
そのメモリーの内容を早い段階から公開してしまい、関係者に内容知られてしまうと過去の事を握り潰される可能性があるからという理由で裁判当日に…なるほど!って感じでした。
こういった晴らし方って実際現実出来る事なの!?
死んだ目の弁護士さん
法廷ものなので、裁判のシーンがほとんどかと思っていたら、そうではなくて
正義とは、愛とは、と問いかけてくるヒューマン作品だった。
観終わった後に、深く考えてしまい、人の裏の部分や実はあの時
そして、エンドロールで流れる主題歌も作品に深くかかわっているのだろうなと
改めて読み取りたいと思った。
国宝級イケメンの永瀬くんが死んだ目の弁護士さんを演じ
怪演の杉咲花さんに驚きました。
なんとなくガリレオの「容疑者Xの献身」を思い出しました。
シリアスな法廷もの
ジャンルとしては法廷ものだが、実際の法廷には存在しない木槌が出てくるようなその辺によくあるエンタメ系の法廷物とは一線を画す作品。
原作の作者である五十嵐律人氏の経歴を調べてみたところ、1990年生まれ(!)の現役の弁護士さんということ。
なるほど、裁判の流れやセリフが実際の刑事裁判の様子をほぼ踏襲しているのが良く分かった。
テーマとしてはかなり重いですね。過去の秘密と正義。なかなか理解が難しかったです。
補足としては裁判員のシーンはちょっとやり過ぎかな。ここは個人的に減点対象です。
大森南朋はやはり渋い刑事役のほうが似合うと思う。今回のようなジャンキーな役はちょっと似合わないかな。
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