「無罪と冤罪」法廷遊戯 alvoさんの映画レビュー(感想・評価)
無罪と冤罪
丁度時間が合ったので鑑賞。
見始めて気づいたけれども、内容を知っていた。多分コミカライズか何かで見ていたのだと思う。細かい真相まで覚えてはなかったけど、その時点で見る意欲を少し失ってしまった。ストーリー展開で魅せる映画かなと思うのでできれば未読のまま見た方が楽しめるかなと思う。
でも、杉咲花や大森南朋の不気味な演技は見入ってしまったし、リベンジャーズ以来の匠海くんもまた違う雰囲気で、目力あって良かった。永瀬くんも平凡キャラの主人公をキラキラ消して溶け込んでた。
気楽に見られるけど、真相の暴き方は考え抜かれていたし、過去の冤罪をどう捌くかといったことも考えさせる。
「無罪は罪を立証できなかったというだけのこと
冤罪は神のみぞ知る」
冤罪は本人も知るんじゃないのかな。。自覚のない罪もあるからということ?きっと色々な形の罪があり、数々の冤罪も世に葬られてきてるんだろうな。。
極悪非道な犯罪は別として、罪を犯すかどうかは誰にとっても紙一重な気がする。その中に一定数混ざっている冤罪に対して、せめて無責任に他人が批判することだけでも控えられないものだろうか。。と思うこの頃。
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