almost peopleのレビュー・感想・評価
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企画書を読み直したほうが
喜怒哀楽の一つが欠けた人が主人公の話なんだよね。
欠けてるのは一つだけなんだよ。
第一話の長男は「喜び」が欠けてるけど、「怒り、哀しみ、楽しさ」は欠けてない設定のはずなの。でも「感情のない人」の描き方になってるの。
怒りや哀しみや楽しさはあるけど、喜びだけなかったらどうなるのか? という設定で話が進むはずなんだよね。そこがなかったの。
それで、職業・脚本家だから、喜びの表現が書けなくて、街中で喜びの声を探そうと頑張るっていう。
それもないね。喜びが書けなくて苦しむかも知れないけど、どうにか書くから脚本家になってるはず。
観てた印象は「横浜聡子なにやってんだよ」だったんだけど、脚本かなあ。
第二話、第三話も同じ問題を抱えてるの。木竜麻生は相変わらず良かったな。伊澤彩織だしてるから意味なくアクションやって欲しかった。
第四話は面白いんだよね。
寂しさが分からない次女の話なんだけど、その設定ほぼ使ってないの。でも面白いなら、その方がいいよね。
白田迪巴耶よかった。岩谷健司さんは若い女の人に言い寄られる役が多いね。そして似合う。
全体通じて退屈なんだけど、ユーロスペースはほぼ満席だったの。
この作品で満席にしてしまう我々はどうなんだと反省したけど、観ちゃうよね、企画は面白そうだったし。
歪んだ日常の延長で起こること。
4人のきょうだいがそれぞれ喜び・怒り・楽しさ・寂しさが欠けているという設定で、それぞれの生活に入り込んだ作品。
気になっていたので出張先で鑑賞。
4つのオムニバス形式になっていて、それぞれ撮ってる人が違うからテイストも全然違う。
なかでも2つ目は共感できない。というか、特撮もの!?と思いながら見るならそれなりだろう。
人を陥れるアプリ、あやしい宗教団体のような集団、アプリのヒロインが空中に現れる。それで何が伝えたいのがが分からない。最後の苦しんでいるのも何に苦しんでいるのかもよく分からないまま終わった印象だった。
他の3つがそれぞれに主張がはっきりしているし、それぞれの世界観も出ていたので共感できるできないはあるものの、単館映画系ノリで鑑賞できた。
ただ、寂しいからこそ相手を欲するあまりに結婚するという側面もあるのでは、と思うと寂しさが欠如しているから結婚とは違う気がした。
4人の父親はこんなやつなんだー、と分かったのも自分の中の落としどころとなった。
自認
それぞれに、喜び、怒り、楽しさ、寂しさ、の感情を持たない4人兄妹の話。
冒頭とラストこそ4人揃った描写はあるものの、4話のオムニバスになっており、兄妹ということもわからないつくり。
何か一つだけ感情が無いという設定はやっぱり無理があるし、実際に観ていても疎いだけで、理屈的にみんなその感情が無い様には感じられず。
尺が短い作品だったり特定のシーンだけならまだしも、これだけの尺で全体的にムダに長いシーンが多くてダレてくるし、どの話もこれといったオチがないようなモヤーっとした終わり方で刺さらなかった。
2023年唯一の途中退出
2023年劇場鑑賞57本目 駄作 20点
申し訳ない、本当につまらなかった
普段当サイトのレビューは帰って落ち着いてからまとめますが、今作は取り急ぎ書いてます
オムニバスなので4つのショートストーリーが組み合わさっていますが、当方は1つ目はまぁ楽しめる所もあった
セリフと間の緩急とユーモアでクスッとなったけど、ストーリーと変な折り返しはあったので雰囲気でもっていった感じ
問題は2つ目で、これがまぁ〜〜〜〜酷い
音はでかいし演出下品だしセリフも棒読みだしセリフの言葉選びもダサい
まじで約40分間幾度となく途中退出前提で前屈みで荷物持っていまかいまかと席を立とうとしていましたが、井ノ脇くんと木竜ちゃんのストーリーが観たかったので、なんとか3つ目まで耐える
結論3つ目の冒頭5分くらいに退出しました 笑
空気を感じる会話とお二人に少し希望を抱きましたが、それより前の1時間長の怒りが奮い立って仕方なかったので、劇場を後にしました
ユーロスペースで上映終了後舞台挨拶もありましたが、お構いなしです
2023年は例年より劇場鑑賞が少なく9月末で約60本に留まっていますが、今年初の途中退出になりました
2つ目をどう捉えてどう評価するのかみなさんの投稿を楽しみにしてます
言葉で伝える感情、言葉で受け取る感情
4人兄妹がそれぞれの「欠けた感情」に困らされるエピソード4本からなる作品。
「感情が欠けている」というと極端な設定に聞こえるが、我々の感受性や共感力の強さにも個人差があり、相手の感情は可視化できず、言葉というワンクッションを置いてやりとりしている。皆そのややこしさが人間関係に良くも悪くも作用している日常を生きているわけで、4本の物語それぞれに共感できるポイントや想像を掻き立てられるポイントがあった。
4人が社会や他者との交わりを投げ出さないことや「感情が欠けている」ことを拒絶しない作り方が好印象だった。
極端になりそうな設定を日常の延長の物語に収めた工夫や、街を歩き回るシーンが共通している点、テイストの異なる4話をこの構成順にしたこと等、4話をオムニバスではなく1つの「almost people」の世界観に纏め上げようとする仕掛けが随所に感じられた。制作の裏話が気になる作品だった。
割と共感できます
主演の方々の演技が素晴らしい!特に「自分に理解できない感情」に直面した時の、目が泳いだような「困惑の表情」が皆さん秀逸でした!
風変わりな物語に見えて、共感できる台詞やクスッと笑える場面も多く、とても面白かったです。世界同時公開とのことですが、喜怒哀楽についての思いは人間誰にでもあるので、国際的に何か感じるモノがある作品になっていると思います。
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