「仲良くしましょう」ぼくたちの哲学教室 she'llyさんの映画レビュー(感想・評価)
仲良くしましょう
頭では分かっていても、
毎日、色々、ある。
違う意見も受け入れる、
自分の感情をコントロールする、
それは大人でも難しく
むしろ苦手な人ばかり、
だけど、このままでいいのか、
子どもたちを「対等」な姿勢で、
相手を真摯に「尊重」しながら
問いかける
自分の頭で、
友達とも、親とも違う、「自分」の頭で、
考えて、考えて、考えよう、と。
学校の周りに広がるのは
工場のような密集した画一的な町並み
公園や緑もなく
狭い歩道で遊ぶ子ども達
途方もなく、遠く感じる
ここで、「のびのび」「健康的に」育つなんて、、
それでも校長先生とカウンセラーの先生は
粘り強く、ユーモアを忘れずに
子ども達と向き合う
「君は優秀だ」「君ならできる」
子どもたちの回答は
真っ直ぐで、みずみずしい
子ども達は何色にでも
染まるから、
願いを込めて。
校長先生は黙々と
ストイックな筋トレにはげむ
生徒の前ではエルビスを口ずさみながら。
「蝶のように舞い、蜂のように刺す」
相当な覚悟と情熱がないと
根深い現実には、あがなえない
英語圏の子ども達はネット被害も
深刻だと知った。
子ども達を陥れる罠は至る所にある。
子どもたちを守れる存在になりたい。
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