古の王子と3つの花のレビュー・感想・評価
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普遍的な─
期待通りの洗練されたビジュアルで、見ているだけでも非常に楽しい作品。シンプルな物語で、しかも短編の連なりであるため、存分に美しくファンタジックな映像を堪能できました。
内容も映像も音楽・音響いずれもがあまりにシンプル過ぎるので捉えようによっては物足りないような気がしてしまうところではありますが、あの形、デザイン、色彩などに魅せられれば、濃密で凝縮された映像美を納得するはずです。
何気に吹き替えなどで文字がない画面の方がよかったのかもと思ったりしました。少しでも映像が何かでつぶされるのがもったいない、それぐらい素晴らしい映像だと思います。
美しくて優しい物語
絵本みたいな絵と物語。
それぞれで画風も変わり、3作とも違う面白さがあった。
私は二話目と三話目が好きだったな。
出てくる主人公は全員ガッツがあるので元気が出る!どんな困難がきても、平和的に解決という所に監督の人としての品格を感じた。
優しい人が作ると優しい物ができるんだろな。
3つの異なる都と時代に生きる3人の王子 知恵と勇気で自らの運命を切...
3つの異なる都と時代に生きる3人の王子
知恵と勇気で自らの運命を切り開く姿を
エキゾチックな映像美で描いた
アニメーション作品は
美しい絵本…絵巻物を観ているよう
大好きな作品
「ディリリとパリの時間旅行('18)」の
ミッシェル·オスロ監督
ルーブル美術館から直接オファーがあり
2022年開催された展示会
「二つの土地のファラオ:ナパタ王家の叙事詩」
のために制作された第1話
歴史に忠実に描き
3000年前からの歴史を享受する
文明を語りつぎ
勇気と知恵を糧に非暴力で人生を逆転させる
古の世界を旅する
美しい作品です
フランス語は心地よい
2023年7月5日
映画 #古の王子と3つの花 (2022年)鑑賞
#キリクと魔女 の仏アニメ監督 #ミッシェル・オスロ の最新作
異なる都と時代に生きる3人の王子が知恵と勇気で自らの運命を切りひらいていく
色彩がとても綺麗なのと目や視線がとてもキレイ。そして何よりフランス語が甘美なメロディなんです!
親子連れで鑑賞推奨
古代エジプトの『ファラオ』、中世フランスの『美しき野生児』、そして18世紀オスマン・トルコの『バラの王女と揚げ菓子の王子』の3エピソードを、どれも絵柄を変えつつオムニバスで描いていく。
とにかく全てにおいて画がキレイ。ミシェル・オスロ作品、もっと言うと西欧アニメは耽美な映像美が魅力的だ。全エピソードに共通するのは、「親の圧政に反発する子の信念」を含んでいる点。かといって小難しさはなく、自由と冒険譚が分かりやすく楽しめる。オッサンな自分としては、『白蛇伝』のような東映アニメを思わせるというか。ま、そこまでリアルタイムで観た世代じゃないけど。
東映アニメといえば「東映まんがまつり」、まんがまつりといえば夏休み。本作も夏休みシーズン公開。だからというわけではないが、児童にもおススメできると思う。
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