「肝心なところが」釜石ラーメン物語 ウルスアベイユさんの映画レビュー(感想・評価)
肝心なところが
①主人公は女性 ②舞台は地方都市 ③嫌な奴がでてこない ④話は平坦でいい
こんな日本映画は観たくなってしまいます。今作も、こんなのあったんだと思って観ました。
うーん、普通に終わってしまいました。もうちょっと感動したかったです(震災が描かれると、いつも辛いです)。悪くはないんですけど。今関監督、調べてみたら一本も観てなかったです。失礼しましたと言う感じです。
ヒロインの二人も初めてでした。井桁弘恵さんはどこかで聞いたなと思ってましたが、それはわたしがイバタジュリさんとの勘違いと判明、仮面ライダーに詳しくないので全くの初見でした。(ちなみに仮面ライダーはアギレラ様しか知りません)これ、流れを総合すると、彼女の役は2011年で高校卒業だから、30歳くらいですよね。ちょっと無理があったような。別の作品で、再会したいです。
今どきなんでネットを絡めたストーリーになるんですね。少し前なら、地域のお祭でライバル店と対決するとか、風来坊みたいな料理人にお墨付きをもらうとか、どうもネット社会のノリに入ると安っぽくなるように思います。
肝心なところとは、2人が作った釜石ラーメンが全く美味しそうに見えないところです。あれ、わざとですか、それともリアルなんでしょうか。なんか助監督さんが作った袋のラーメンみたいでした。
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