「味の違いの理由」釜石ラーメン物語 あっさり醤油ラーメンが好きさんの映画レビュー(感想・評価)
味の違いの理由
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好きな映画ですが、お店は津波の被害に逢っていないのに何故店主の剛志やその娘の仲良は津波で亡くなった仲良のお母さんが仕入れていた麺や醤油の仕入先が分からないのか(発注書・納品書・請求書・領収書などの仕入伝票が沢山残っていたはず)、常連客の常吉さんが味が落ちた根本的な原因が仕入先の変更であることのみならず元々の仕入先をも知っていながら、何故それをお店に伝えることなく不味いラーメンを食べ残し続けていたのかが何とも不可解であり、率直に言って端折ってしまった感が否めません。お母さんの味を「この麺と醤油があれば誰にでも作れるラーメン」にしないためにも、技術の違いにこそ味の違いの理由を求めるべきだったのではないでしょうか。
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