「は ?」バンクシー 抗うものたちのアート革命 きりんさんの映画レビュー(感想・評価)
は ?
落書きは良くない。
バンクシーのファンを自称する人は
アイリーンの建築にル・コルビュジエが勝手に壁画を描いて大いに越に入ってる醜悪なシーンを観るが良い。
(「ル・コルビュジエとアイリーン、追憶のヴィラ」) 。
建築家たちが一体どれだけの苦心をして、美しい建物をその場所に、その光の中に、その街並みの風景に実現をしたいと願って挑んだのか、
そこを“ストリートアート”の君たちは軽んじているね。
どんな御託を並べようと、人の命を削って作り上げた建物や壁にあんたらの好き勝手をやっても、僕はまったく、一切感動しない。
甘ったれの負け犬は、汚いペンキと一緒にこの世から消えてもらいたい。
このドキュメンタリーを観たあとに、僕は仕事で街を走ったのだ。
高速道路の橋脚も、その周りに立つビルも、信号機の傍らのスチールのボックスも、なんでもない只の壁や地下道も、ありのままの姿で本当に美しかった。
バンクシーがとことん嫌いになりました。
匿名に真実無し。
アンドロイド爺さん様
お便りありがとうございました。
ゆとり教育だか何だか知りませんが、自分の言いたい事だけ言いっ放しで他者の存在がそこに有る事を認識する能力の無い若者たち=自分勝手なミーイズムの社員たちと一緒に一日中仕事をして、帰宅してからこのドキュメンタリーを観たら、無性に腹が立ってしまいました(笑)
落書きを全否定するつもりもないのですが、だいたいは汚い言葉の似たようなフォントだったりするのが僕には合わないと思っています。
考えてみればオランジェリー美術館のモネの「睡蓮」だって抽象的過ぎて、現代アートどころの外観ではないと僕は思います。
特別「睡蓮」が好きではないですが、出鱈目な落書きと違うと僕は思います。
同様にピカソの絵も何故か違うと思います。「アビニヨンの娘たち」や「ゲルニカ」なんて、ピカソじゃなかったら、なんだコレ?って感じですものね。でも、街中を汚くする落書きにはゲルニカの様な作品はないですものね。
審美眼が欲しいものです。