「何もかもが愛おしい」プチ・ニコラ パリがくれた幸せ コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
何もかもが愛おしい
ジーンっと染みてきて、心が温かくなるような、大人向けで伝統工芸のような精緻で丁寧な「体温(ぬくもり)」の残る素晴らしい作品でした。
水彩画調の滲みある色彩、作品作りに没頭する2人の作者の友情、創作に懸ける情熱、豊かな音楽表現、戦争で肉親を失った後の「子供が安心して遊べる世の中」へ込めた想い。
何もかもが愛おしいフィルムに仕上がっていて。
まずは日本語吹替版の鑑賞で、これはこれですごい出来でしたが、原語字幕版も観たくなりました。
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