「結末はわかっているのに、スクリーンから眼が離せなかった…」AIR エア 瑞さんの映画レビュー(感想・評価)
結末はわかっているのに、スクリーンから眼が離せなかった…
どうやって、ジョーダンを見つけたのか、プレゼンもなにも、当初はスタート台にすら立てなかったNIKEが、どんな手立てを使って、ジョーダンの心を動かしたのか、などなどその過程が興味深々だったからだ。物語はストレートに始まる。時制を崩したりせずに描いていてわかりやすかった。また、スカウトのソニーも人間味にあふれて、妙に偉人ぽくないところも好感が持てた。最初は誰も彼もソニーのやることに反対する。それでも諦めず、ジョーダンにそれこそ人生を賭けた彼に、みんながついて行くようになっていく。そこら辺が、観ていてすごくうれしくなったところだ。みんなもソニーに賭けたんだね。それにしても、ジョーダンの母親は交渉上手だなぁと思った。恐れ入ります。バックに流れた曲も懐かしくて、楽しかった。ハワード役の俳優は声が特徴的で、誰だったっけ?と思っていたが、鑑賞後、データを確認したら、「ラッシュアワー」でジャッキー・チェンと共演していたクリス・タッカーだった。恰幅が良くなってわからなかった。
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