「リスクテイクの見本映画。面白い!」AIR エア alvoさんの映画レビュー(感想・評価)
リスクテイクの見本映画。面白い!
バスケもスニーカーもど素人だけど、アルゴのベンアフレックがあまりに好きだったのと口コミが良さそうだったので見てみた。面白かった!
アフレック、ヘタレCEOだけどかっこよかったし。
マット・デイモン演じるソニーの熱いスピーチ、書き起こしたくなった。
90年代前半、好きなブランドは?と聞かれるとNIKEと答えていた、のにまさかそんな微妙な位置にいたとは。他にも色々小ネタが挟んでいて面白い。何度か声あげて笑ってしまった。
Just Do It が死刑囚の最後のひと言だったとか
Adidas がアドルフ(アディ)ダスラーさんが作った会社だとか
PUMA(Please Use My Ass)、ADIDAS(All Day I Dream About Sex) が兄弟の会社だとか
Born in the USAの誤解とか
nikeという社名の前に却下された長い社名とか(忘れた)
アディダスのナチネタとか責任者問題とか、人種(kkk)や宗教とか、真珠湾攻撃は誰かが天皇に間違った進言したからとか、やや大丈夫か?と思う発言もあったけどそれがリアルな当時の会話なんだなあ、と納得。
今ひとつ、なぜCEOが急に味方することになったのか、マイケルがなぜそこまでNIKE嫌いからあのスピーチ一つで心変わりできたのか、とか。さらにはバスケ素人なのでソニーがあのビデオを見て気づいたジョーダンの凄さとか理解できないところもあったけど。映画としてのストーリーよりもnikeという企業側の人たちのリアリティを追求したのだなと思う。熱い想いの仕事、長らくやってないなー。。
ジョーダンは後に賭けゴルフをしていた事を暴露本で明かされるスキャンダルに遭うのですが
暴露本の中で大金のかかったパッティングは悉く決めていたらしいです
打つ前にニヤリと笑って決めていたと言うから
天性の勝負強さと精神力を持っていたんですね
おお!ありがとうございます!理解できました。勝負所を任せられる人材としてすでに信頼を得ていた、技術だけでなくメンタル面もお墨付き、ということなんですね。。
ソニーが大学時代のMJの映像を見て気づいたのは、ゲームの勝敗を決めるシュートを決める事が出来る勝負強さだと思います。そして当時のチームメートや監督が、彼のクラッチシューターとしての才能を理解していて、戦術に取り入れていた事にも気づいた。勝敗を左右するシュートを落ち着いて決められるその精神力の強さに、マイケル・ジョーダンはNBAを代表するスターになれると確信したのだと思います。