ブルックリンでオペラをのレビュー・感想・評価
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アン・ハサウェイは美しい
前半からは、想像出来ない❕後半の怒涛の展開にビックリ❗️❗️
ちょっと肩すかし喰らった感……
面白かったんですよ、アン・ハサウェイはいつもながら美しいし、ラストも明るいタッチで。
でもなぁ、だからこそなのかもしれないけど、登場人物たちの掘り下げ方が浅い気がして、もっと各人が抱えている心の闇というか傷のようなものを認識させてくれて、それが原因で直面している現実と、それを克服したところで見えてくる未来、みたいな構図がイメージできたのなら、もっと誰かに共感できただろうな、と、そこが残念ではあったけれど、深く考えず、若者たちが輝けることを祝福してあげて、良い気持ちで帰れたことに感謝かな。
あと、邦題はどうなんだろう?映画好きの人たち以外にも来てもらいたくてイメージしやすい地名とかを入れるのかもしれないけれど、「彼女が降ってきた」の方がストンと胸に落ちたような気がしました。
ソコソコ、にっこり😊
Prettyなアン・ハサウェイは、やっぱりvisual的に観てて楽しいし、Witch?カトリーナは、ぶっ飛び加減が良い具合で好感が持てる。 ラストに流れるBossのtuneがイイ。ブルース・スプリングスティーンの歌声、Loveは何歳になっても忘れてはいけないと語ってくれる。時間があれば、でオススメね☺️
終わりよければ─
よくあるようなラブロマンスを、複雑であまりないような家族構成でもって見せられ、しかも内容も非現実的なものを感じてしまったために、最初はすんなりと受け入れることができませんでした。しかも、華麗に映し出されるアン・ハサウェイ─かなり魅力的なのですが、相当の違和感・・・また、最初の劇中オペラが全くいいものには見えないのに劇中では絶賛される違和感・・・まぁそれはそれで結構笑えるんですが─しかもあのアン・ハサウェイの違和感はここに帰結するのか!と思ったし。
意外と音楽的なこだわりは薄い作品かもと思いながら見ていましたが、次のオペラの感動的なことと絡ませ方の見事さに、そしてまた最後のブルース・スプリングスティーンなんかで、結局は音楽だったんだと─いや、あのオチだったのか?めっちゃおもろかったけど、アンさんあれで良かったんですかねぇ
めちゃくちゃ長く感じた
20周しておもしろいのかも?って考えたすぐ後に21周してやっぱおもしろくないなと思って終わったときには25周くらいしてやっぱりずっとおもしろくなかったなという感想。
初めてスティーブンが船に乗るまでは面白いかも?と思っていたけどその後からずっとおもしろくなくて見終わったとき3時間くらい見た気がして調べたら104分でビックリした。
オッペンハイマーより全然長く感じたし一緒に行った人は隣で完全に寝ていた。
パトリシアとスティーブンの夫婦にもっとフォーカスを当ててたらもう少しおもしろかったのかもしれないけどメインがどこなのかも分からないくらい全部中途半端だった。
結局この映画はなにがテーマでなにを伝えたかったのか?
見ている間ずっと考えてたけど「多様性を訴えたいのか?」と、それしか感じなかった。
ただアン・ハサウェイがめちゃくちゃ綺麗だった。
面白いっていえば面白いけど、なかなか観る人を選ぶ映画かもしれない。
レベッカ・ミラーの短編小説が原作で、脚本、演出も彼女が担当している。レベッカは「セールスマンの死」のアーサー・ミラーの娘でもともとは舞台女優。その後、映画の制作に関わるようになった。ほら、映画のなかで「She came to me」のリハーサルがあって(スティーブンがいろいろ口を挟むので前に進まない場面です)演出家のスーザンだっけ?が出てくるのだがあれがレベッカ本人だと思いますよ。
作品自体はニューヨーク派というか都市型というか。スティーブンの身体的特徴はもちろん、パトリシアがユダヤ系でありながら敬虔なカソリック信者であること、パトリシアの連れ子ジュリアンの肌の色が黒いこと、テレーザの母親が移民であり娘をアメリカ人の養女にしていること、などなど。まさに人種、宗教、信条の多様性の渦巻く中、現代のおとぎ話がのっかるかたちになっています。なかなか我々日本人には理解しにくいしひょっとしたらアメリカ人でも西海岸やローカルの人はそんなに分かってないかもしれない。
でも映画のポイントが二つ。
一つ目は曳き船に着目したこと。映画の中で説明された通りアメリカ東海岸では現代でも海運は隆盛であり車での移動が当たり前のアメリカ社会では、船に乗って他の州に移動することが盲点になっているようです。
二つ目はテレーザの養父トレイの人物像。法廷速記者であり法律には詳しく警察にもコネがある。
そして南軍のコスチュームマニアという設定。
アメリカのいわゆるオルタナティブ・ライトは南軍マニアと親和性があるようです。国会議事堂襲撃事件の時、南軍旗が掲げられていて実行犯には南軍軍装を身にまとった者もいたでしょ?
この映画ではトレイを徹底的にコケにすることによって潜在的なレイシストの存在を告発しているともいえるのです。逆にいえばアメリカ人でも信条的にちょっと違うなと思う人もいるかも。
最後にアン・ハサウェイについて。この映画は彼女の映画ではありません。原題の「She came to me」の「She」は曳き船船長カトリーナのことだから。でもさすがの存在感で出てきただけで画面を全部さらってしまいます。なるほど彼女の連れ合いはピーター・ディンクレイジくらいの個性がないと勤まらないはずです。でもまだ老け込む年でもないので今度はぜひ本当の主役としてロマンティックコメディに出演して欲しいものです。
#08 自分らしさを探す旅
今週、安牌(麻雀ではないけど)はどうみてもこちらか…。
今年132本目(合計1,224本目/今月(2024年4月度)6本目)。
(前の作品 「毒娘」→この作品「ブルックリンでオペラを」→次の作品「リトル・エッラ」)
地獄(?)のホラー映画3連発から、のんびりとアメリカが舞台の音楽(オペラ)をテーマにした映画です。深くは問われませんが、楽譜の読み方や和音(コードネーム)に関すること、また一部の楽器名などは普通に出ますので(「フィドル」など。小型バイオリンを言うが、アイリッシュ音楽では欠かすことができない楽器)注意かなといったところです。
この映画、実にいいなと思ったのが「良いところに隠しタネがある」点で、無駄なシーンがあまりないところです。序盤に何か無関係なシーンがあったよなぁ…といった点は確かに中盤からラスト前まで出てくるんですが、この「無関係なもの」についても見事なまでにクリーンにされているので良かったです。
今週迷ったらまずおすすめの一作といったところです。
一方、法律系資格持ちとして気になった点としては、「裁判官書記(だったか、速記だったか)をやっていた男性」の妙なまでのこだわりの部分です。日本で言えば弁護士であろうと行政書士であろうと、「特に離婚など、当事者の意思が重要なもの」について、要件不備があるとしても、それをどうこういうのは行政(戸籍行政)なのであって、そこに入ってくるかなぁ…という気がします。ただ、映画内では明示的に描写はされないものの「差別論からくる人種差別的な発言から来たもの?」とも思え(映画の描写参照のこと)、この「裁判官書記・速記」のこの方、やや「やりすぎ」な気がします(この点が極端に気になった)。
映画の展開的に「オペラ会場」とは程遠い「ある場所」にいって「ある場所」に向かう展開になりますが(ネタバレ回避)、この展開も序盤の「どうでもよさそうな描写」と、中盤あたりで「壁にぶちあたって悩んでいるシーン」ほかにヒントがあります。もう一つヒントを書けば、アメリカのリアル地理(どこに何州があるか、等)に詳しいとよいかな…といったところです。これ以上はネタバレですよね。
採点上は、確かに「妙に法律ワードを持ち出して混乱させる謎の正義感」からくる一部わかりづらい字幕がある点が気になったところですが、まぁそれとて誤差の範囲だし、良い作品だなと思えるところで減点なし(仮に上記を指摘しても、思想良心の自由に触れる範囲なので大きく引けず、0.2では4.8以上あるためフルスコア)にしています。
なお、この映画であると有利なものは
(ぜひあると有利) アメリカの州の並び方(どこに何州がある?)、州制度
(あると有利) 音楽に関する言葉など
…といったところです(ネタバレ回避のためさくっと書いておきますが、このヒントで少しでも楽しく見ていただければ、といったところです)。
タイトルから想像できない予想外の展開
半分くらい来たところまで、我慢の映画だった。
何度も書いているように、週刊文春の映画評で高評価だったので鑑賞してみた。
ところが半分くらい観ても、どこが高評価なのかわからない。息子の恋人のお父さんが、娘(義理)を不純異性交友で警察に訴えるところから俄然面白くなる。
人間、誰でも人に言えない秘密や悩みを抱えている。それにどう向き合うかが、この映画の肝だろう。まぁ、我慢の映画である。主人公が現代オペラの作曲家と言う設定。オペラの作曲家で食い扶持を稼げるのか、アメリカは違うなと感じた。オペラの演出、音楽は素晴らしい。
最後の宇宙が舞台の音楽は、ここだけ聞いても感動させる。
主人公は小人症の設定になっている。最初は違和感を感じたが、そう言えばロートレックも小人だった事を思い出した。
それにしても、アン・ハサウェイの眼は本当にデカいと思った。
なんだかな…
キャプテンは魔女
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