ブルックリンでオペラをのレビュー・感想・評価
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こじれまくった話も、ラストはハッピー(?)エンド
奇人変人とまでは言わないけれど、かなり奇妙な人々が織りなす、こじれまくった話。ラストはどうやらハッピー(?)エンド。しかし、ちっとも面白くなかった。
アン・ハサウェイが、相変わらずきれいだったことだけが、取り柄。
土屋アンナぽいカトリーヌがかっこいい✨
あらすじを全く調べず鑑賞。
話が浅くない⁉︎それでいいの⁉︎と、戸惑っているうちに終盤へ。気づけば泣いていました🥹
とにかく音楽が素晴らしい🎶
さらさらと流れるような心地よいピアノ、「笑う門には福来る」ぽい劇中歌、劇中劇のオペラ…。
深く考えずに、座りさえすれば気持ちよく流れていける、春の小川のような佳作でした🌸
カトリーヌが土屋アンナさんに見えて仕方なかったです🤭
いまの現代オペラの素晴らしさが伝わってくる!?あったかーい感じ
ブルックリンでオペラを
神戸三宮にある映画館 kino cinéma(キノシネマ)神戸国際にて鑑賞2024年4月9日(火)
パンフレット入手
この作品の原題「She Come To Me」は、マリサ・ドメイ演じる曳舟の"船長 カトリーナのことを指す。
ニューヨーク、ブルックリンに暮らす、人気精神課医のパトリシア(アン・ハサウェイ)と著名な現代オペラ作曲家のスティーブン(ピーター・ディンクレイジ)の夫婦。5年前、パトリシアは大スランプに陥り一曲も書けなくなったスティーブンの担当医となり、それをきっかけに前夫との息子ジュリアン(エヴァン・エリソン)を連れて、彼と結婚した。
パトリシアの後押しで、オペラスペースの理事長からの発注を受けたスティーブンは新作に取り掛かるが、相変わらずアイデアは全く浮かばない。そんな夫を見守るパトリシアにも悩みがあった。完璧主義の彼女は、精神科医が本当に自分のなすべき仕事なのかと疑問を感じていた。
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そんな中、脚本家にも見捨てられ激しく落ち込むスティーブンをパトリシアは犬の散歩へと送り出す。愛犬リーバイの行くままにさまよい歩き迷子になれば、普段の思考パターンを継続するだろうという"治療法"だ。いやいや町に出かけたスティーブンは、とあるバーに入り「5分だけ」とリーバイに言い訳をして、真っ昼間からウイスキーを頼んでしまう。すると、仕事は曳舟の"船長"だと言う、風変わりな先客の女性カトリーナ(マリサ・ドメイ)から声を掛けられ、気が付いたらさそわれるままに彼女の停泊中の船に乗り込んでいた。
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船内を案内され、何時の間にかダブルサイズのベッドが鎮座する船室へと導かれるスティーブン。そこでカトリーナはスティーブンに、自分はかつて恋愛依存症と診断され治療も受けたと告白する。頭では危険な誘惑だと分かっているのに、カトリーナのイカれているのに愛らしい、ひねくれているけど、ユーモアに満ちて、まさに世界にひとりだけの不思議な魅力に心を奪われたスティーブンは、最終的に彼女を受け入れてしまう。だが落ち着いて理性を取り戻したスティーブンは、慌てて船から逃げ出す。すると、まるで天啓を受けたかのように、彼の中から新しい音楽が溢れ出す。
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カトリーナをモデルに、一気にオペラを書き上げるスティーブン。それは演出家も目を見張る傑作で、最高のキャストを得て遂に初日を迎える。緊張に強張りながら舞台袖に控えるスティーブン。各席にはひときわ大きな拍手を送るパトリシアとジュリアン・・・だけではなく、食い入るように見つめるカトリーナの姿もあった。幕が下がり主演俳優に促されて舞台に現れたスティーブンは、興奮と感動に包まれた観客から「ブラボー」の嵐を浴びる。
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舞台は大成功だったが、ロビーでカトリーナと再会したスティーブンは、思わぬ行動に出てしまう。さらに夫の復活を喜んでいたはずのパトリシアには、ある秘めた願望が芽生える。生まれついての「潔癖症」で清掃が大好きなのだが、あるシスターとの出会いから、自分自身の人生まで"大掃除"をして修道女になりたいという願いが日に日に抑えられない状態になっている。
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そんな夫婦に、今度は高校卒業目前のジュリアンに振りかかった、思わぬ問題が立ちはだかる。同じ高校に通うテレザ(ハーロウ・ジェーン)と付き合っているのだが、進学に集中してほしいと願う彼女の母親マグダレナ(ヨアンナ・クーリク)が、16歳のテレザと関係した18歳のジュリアンを、罪に問えると言い出したのだ。息子の未来を守りたいパトリシア、義理とはいえ、一度くらい父親らしいことを決意するスティーブン。そこに若い二人の恋をかなえてあげたいと願うカトリーナが加わる。
いくつもの出会いが絡まった果てにそれがたどり着いた人生の答えとは
ここまでは、パンフレットからの引用なのだが、最後をあえて記載しないというのは粋な計らいと感じる。
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パトリシアは修道女の姿で現れた。テレザとジュリアンが結婚できる他の自治州を探しあて、カトリーナの船にみんなと一緒に乗って、結婚式を挙げるために、海の中をすすんでいくのだった。
監督・脚本・プロデューサー レベッカ・ミラー
ネタは面白いんだけどなぁ。
当然アンハサウェイ目当てです。
ピーターディンクレイジは椅子取りゲーム見てないけど気になる役者だったので見てみた。
NYのおしゃれ恋愛コメディである事は間違いないんだが全体的に温度感低め、そこがNY的なのかもだな。
メインの3角関係で話が盛り上がるのかと思ったら、あっさりアンの出家で問題が片付き息子の話にスライドしてしまったせいで肩透かし感半端なかった。
旦那ががあっさり嫁から船長に鞍替えするのも説明不足感あり。
なんかネタと素材は良かったが、活かしきれなかったという事だろう。
家族
アン・ハサウェイが出ているというだけで観ちゃいました
40過ぎてもヤバいくらい綺麗でしたね
作曲できないオペラ作曲家の夫
潔癖な妻
恋愛依存症の船長
法律かぶった夫
家政婦の妻
といった面々が織りなす家族の物語
アメリカは州によって法律が異なるところがミソ
船長カッコイイという結論で!
たまには映画でも観ようかなって人にちょうどいいかな
アン・ハサウェイは美しい
それぞれのエピソードが最終的に繋がってまさかの展開に。恋模様の乱立と普通じゃない人々の織りなす物語が独特の雰囲気を醸し出す秀作。自己満足のため娘の将来を踏み躙る継父が許せない。その反対にあっさり結婚すれば解決だと提案する息子の継父が素晴らしい。これぞオペラということか!
個性派の恋愛劇がブルックリンを染めていきます。
でもやっぱり優勝は女船長🏅
是非映画館で🎦
40
前半からは、想像出来ない❕後半の怒涛の展開にビックリ❗️❗️
まずは、自分はアンハサウェイが好きで観に行きました。サスガに美人で彼女が居るだけで画面が華やかです。
肝心な内容は、なんですが。。。浮気旦那、漁師の間女?🤣笑笑の恋愛のドタバタ💦
息子の恋愛騒動❕と振りまわされる人間関係が観てて面白く飽きませんでした。
最後、絶対に結ばれては、ならない禁断の恋愛だって。。。本人同士の強い気持ちがあれば、離れない❗️❗️❗️と言い切ってる所にグッときました✨いい映画🎞でした。
ちょっと肩すかし喰らった感……
面白かったんですよ、アン・ハサウェイはいつもながら美しいし、ラストも明るいタッチで。
でもなぁ、だからこそなのかもしれないけど、登場人物たちの掘り下げ方が浅い気がして、もっと各人が抱えている心の闇というか傷のようなものを認識させてくれて、それが原因で直面している現実と、それを克服したところで見えてくる未来、みたいな構図がイメージできたのなら、もっと誰かに共感できただろうな、と、そこが残念ではあったけれど、深く考えず、若者たちが輝けることを祝福してあげて、良い気持ちで帰れたことに感謝かな。
あと、邦題はどうなんだろう?映画好きの人たち以外にも来てもらいたくてイメージしやすい地名とかを入れるのかもしれないけれど、「彼女が降ってきた」の方がストンと胸に落ちたような気がしました。
ソコソコ、にっこり😊
Prettyなアン・ハサウェイは、やっぱりvisual的に観てて楽しいし、Witch?カトリーナは、ぶっ飛び加減が良い具合で好感が持てる。 ラストに流れるBossのtuneがイイ。ブルース・スプリングスティーンの歌声、Loveは何歳になっても忘れてはいけないと語ってくれる。時間があれば、でオススメね☺️
終わりよければ─
よくあるようなラブロマンスを、複雑であまりないような家族構成でもって見せられ、しかも内容も非現実的なものを感じてしまったために、最初はすんなりと受け入れることができませんでした。しかも、華麗に映し出されるアン・ハサウェイ─かなり魅力的なのですが、相当の違和感・・・また、最初の劇中オペラが全くいいものには見えないのに劇中では絶賛される違和感・・・まぁそれはそれで結構笑えるんですが─しかもあのアン・ハサウェイの違和感はここに帰結するのか!と思ったし。
意外と音楽的なこだわりは薄い作品かもと思いながら見ていましたが、次のオペラの感動的なことと絡ませ方の見事さに、そしてまた最後のブルース・スプリングスティーンなんかで、結局は音楽だったんだと─いや、あのオチだったのか?めっちゃおもろかったけど、アンさんあれで良かったんですかねぇ
めちゃくちゃ長く感じた
20周しておもしろいのかも?って考えたすぐ後に21周してやっぱおもしろくないなと思って終わったときには25周くらいしてやっぱりずっとおもしろくなかったなという感想。
初めてスティーブンが船に乗るまでは面白いかも?と思っていたけどその後からずっとおもしろくなくて見終わったとき3時間くらい見た気がして調べたら104分でビックリした。
オッペンハイマーより全然長く感じたし一緒に行った人は隣で完全に寝ていた。
パトリシアとスティーブンの夫婦にもっとフォーカスを当ててたらもう少しおもしろかったのかもしれないけどメインがどこなのかも分からないくらい全部中途半端だった。
結局この映画はなにがテーマでなにを伝えたかったのか?
見ている間ずっと考えてたけど「多様性を訴えたいのか?」と、それしか感じなかった。
ただアン・ハサウェイがめちゃくちゃ綺麗だった。
面白いっていえば面白いけど、なかなか観る人を選ぶ映画かもしれない。
レベッカ・ミラーの短編小説が原作で、脚本、演出も彼女が担当している。レベッカは「セールスマンの死」のアーサー・ミラーの娘でもともとは舞台女優。その後、映画の制作に関わるようになった。ほら、映画のなかで「She came to me」のリハーサルがあって(スティーブンがいろいろ口を挟むので前に進まない場面です)演出家のスーザンだっけ?が出てくるのだがあれがレベッカ本人だと思いますよ。
作品自体はニューヨーク派というか都市型というか。スティーブンの身体的特徴はもちろん、パトリシアがユダヤ系でありながら敬虔なカソリック信者であること、パトリシアの連れ子ジュリアンの肌の色が黒いこと、テレーザの母親が移民であり娘をアメリカ人の養女にしていること、などなど。まさに人種、宗教、信条の多様性の渦巻く中、現代のおとぎ話がのっかるかたちになっています。なかなか我々日本人には理解しにくいしひょっとしたらアメリカ人でも西海岸やローカルの人はそんなに分かってないかもしれない。
でも映画のポイントが二つ。
一つ目は曳き船に着目したこと。映画の中で説明された通りアメリカ東海岸では現代でも海運は隆盛であり車での移動が当たり前のアメリカ社会では、船に乗って他の州に移動することが盲点になっているようです。
二つ目はテレーザの養父トレイの人物像。法廷速記者であり法律には詳しく警察にもコネがある。
そして南軍のコスチュームマニアという設定。
アメリカのいわゆるオルタナティブ・ライトは南軍マニアと親和性があるようです。国会議事堂襲撃事件の時、南軍旗が掲げられていて実行犯には南軍軍装を身にまとった者もいたでしょ?
この映画ではトレイを徹底的にコケにすることによって潜在的なレイシストの存在を告発しているともいえるのです。逆にいえばアメリカ人でも信条的にちょっと違うなと思う人もいるかも。
最後にアン・ハサウェイについて。この映画は彼女の映画ではありません。原題の「She came to me」の「She」は曳き船船長カトリーナのことだから。でもさすがの存在感で出てきただけで画面を全部さらってしまいます。なるほど彼女の連れ合いはピーター・ディンクレイジくらいの個性がないと勤まらないはずです。でもまだ老け込む年でもないので今度はぜひ本当の主役としてロマンティックコメディに出演して欲しいものです。
#08 自分らしさを探す旅
美人な精神科医という一見完璧な妻を持ち、自身も(かつては)売れっ子オペラ作曲家の主人公。
生活には不自由なさそうな夫婦だか、どちらも今の自分の生き方に疑問を持ち何かを探している。
一方裕福な家庭に育つ息子と移民の母を持つ頭の良い彼女は目下ラブラブ中で学業も完璧で今が幸せの絶頂期。
その彼女が放つ「この好きという気持ちを大人になったら忘れちゃうのが怖い」と言うセリフにこの映画のテーマが全て込められている気がする。
今年になって初の洋画鑑賞。
富山では上映されないような、こんな映画を待っていたんだ。
期待度○鑑賞後の満足度○ 配給会社の人は邦題の付け方に悩んだのじゃないかしら。曳き船を舞台の一つにしたのは大変宜しい。
①最後に全て伏線回収されるけれども、それまでがとっ散らかっている。
群像劇だからとっ散らかっているのは当然、ではなくて群像劇でも統一感は必要。
最初はエピソードがあっちこっちを行ったり来たりするが、面白い!というより困惑させられる。コメディタッチのシーンも散見されるがさして面白くない。
②登場人物の殆どは病んでいる人たちだが、それが映画の面白さに繋がっていないのが惜しい。
アン・ハサウェイ(年齢を感じさせるようになってきましたねェ)は、病んでいる人を治療する精神科医の筈が自分も病んでいて、潔癖症が高じて尼さんになる、という美味しい役ながら哀しさと可笑しさがあまり出ていないのも惜しい。最後にぶちギレちゃうシーンが可笑しかったくらい。
ピーター・ディングレイジも上手い俳優さんだが、彼でなくてはならない、という役でもないし。
アン・ハサウェイの息子の彼女のお母さんはこの映画では病んでいない普通の人だが、ヨーロッパからの移民にする必然性があったのかよくわからない。
アン・ハサウェイの奥さんが尼さんになる道を選んだ心の揺れとか、ピーター・ディングレイジの旦那がいつからマリサ・トメイに愛を感じ始めたかも一つわからない(最後のプロポーズはお決まりの展開だが、やや突然すぎる感あり)とか、総じて各キャラクターの心の動きの描き方が物足りない。
ということで、やはりここはマリサ・トメイの役者としての達者さが作品の要というところかな。
いい人ばっかりだし、 ストーリーも好きで良かったけど、 邦題がダメ...
いい人ばっかりだし、
ストーリーも好きで良かったけど、
邦題がダメ
最初に原題が出てきた時、
『あ、そっち?その流れなのね?』って思った
この邦題じゃなければ4でも良かった
【”様々な出会いと夫々の新たなる人生。”恋愛依存症の人達が巻き起こす、心地良くコミカルな恋愛群像劇。それにしても、ヤッパリ自由恋愛が良いよね。今作は人間の善性溢れる作品でもある。】
■スランプになったオペラ作家スティーブン(ピーター・ディンクレイジ)は精神科医の妻パトリシア(アン・ハサウェイ)の勧めで犬の散歩に出かける。
散歩途中でバーに寄り、ウィスキーを飲んでいると、引き船の船長カトリーヌ(マリサ・トメイ)と出会った事で、彼女の引き船を見に行くことになる。
すると、恋愛依存症のカトリーヌに、寝室で迫られて・・。
◆感想
・登場人物達の関係性が、徐々に明らかになる過程が巧く描かれている。
1.カトリーヌを恋愛依存症と診断したのは、パトリシア
2.パトリシア家の家政婦マグダレナ(ヨアンナ・クーリグ)の16歳の娘テレザとパトリシアの18歳息子ジュリアンは恋人。
で、テレザの父トレイはジュリアンを訴えると息巻く。
・スティーブンがカトリーヌとの間の出来事をオペラにしてしまった事から、それを見たパトリシアはお冠。カトリーヌはマタマタ恋愛依存症一直線。
オタオタするスティーブン。
ー 幾ら、スランプだからと言って、カトリーヌとの関係をオペラにしちゃうってどーなのよ!で、再びカトリーヌに迫られ、劇場のWCの非情口から逃げ出すスティーブン。
因みに後半にもオペラが一本描かれるが、それはジュリアンとテレザの恋愛を描いたものである。-
・パトリシアは息子ジュリアンを守るために、16歳で結婚できる(裁判所の許可は必要)デラウェア州へ、テレザと共に逃がそうとするが、陸路はトレイが見張っている。
ー で、スティーブンが思いついたのが、カトリーヌの引き船。ジュリアン、テレザ、マグダレナ、スティーブンは、引き船に乗ってデラウェア州へ向かうのである。
そして、スティーブンはカトリーヌにプロポーズする。-
■そして、夫々の新しい人生が拓けていくのである。
ー パトリシアは精神科医を辞め、修道女になるのである。パトリシアが激怒しながら患者の前で次々に衣服を脱いでいくシーンは笑えたなあ。-
<今作は、随所でクスクス笑える”様々な出会いと夫々の新たなる人生”を描いたコミカルな恋愛群像劇である。
ヤッパリ、自由恋愛が一番良いよな、と思った作品でもある。>
なんで、この邦題なの?
メインキャストに期待して鑑賞したけど、よく解らなかった。個々に悩みを抱えていて、最後は全てOKで纏まったけれど、どうにも理解できなかった。
それにしても、原題と邦題のギャップがあり過ぎる。
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