オクス駅お化けのレビュー・感想・評価
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【“ドーン!ワー!そして、呪いを移す。”ハイブリッドホラーって何ですか。”井戸”なのに物語が深くありません。“廃止された児童養護施設””爪痕”など魅力的なホラーアイテムが提示されているのになあ。】
■大都市・ソウルに実在する地下鉄のオクス駅。
バズらせることが全てのWEBニュース社の駆け出しの記者ナヨン(キム・ボラ)が、“その数字を、言ってはいけない”というある人身事故にまつわる自分の奇妙な目撃談を記事にした。それは、男が地下鉄に撥ねられる時子供の顔が見えたというものであった。
やがて記者が真相を追ううちに、不気味な変死が次々と起こり始め、且つ昔オクス駅には児童養護施設があり、多数の子供が収容されていた事が分かって来る。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・フライヤーを見ると、今作には”リング”の高橋洋氏や”貞子VS伽椰子”の白石晃士が脚本に関わっているそうだが、物語構成が粗い。粗いったら粗いのである。
・序でいえば、爪痕、児童養護施設、井戸と言ったホラー映画としては魅力あるアイテムが描かれるが、そこから深掘りされていないために、物語が展開して行かないし、怖がらせ方も、“ドーン!吃驚音。ワー!”のような古ーいパターンが、続くのである。
<マア、意地悪でヒステリックなWEBニュース社のモ社長に呪いが移ったという事で、良しとしましょう。
韓国映画でこのレベル。ちょっとビックリしたなあ・・。じゃーね。>
ラストの手抜き感が・・・
タイトル『オクス駅』でもいいのでは?
何か、安っぽさを感じる。
今更言っても意味がないか。
WEBの短編漫画が元ネタって記載があるが、短編漫画がどんな内容なのかは知らん。
駅で起きる怪死祭りがメインの尻切れトンボで終わりのような気がするんだが・・・
呪の原因なんかは、日本流の味付け。
ここら辺りを追加して1本の作品に仕上げたのかな。
こんな印象を受けたが・・・
まぁ、いいや。
飽きずに鑑賞は出来る。
まぁ、1時間20分程度ってのが、一番デカいんだが。
で、ラストの手抜き感が凄いんだよね。
呆気なすぎて拍子抜け・・・
1番の見せ所なんだけど、もっと駆け引き要素が必要だったのでは?
ラストシーンでの、「私の勝ち・・・」
勝ち誇った表情が良かっただけに、5分位時間を費やしても良かったんじゃないかな。
とは、思えた。
怖いのが苦手な人でも観られるホラー
短いのでサクッと見る事ができた。直接的な残酷シーンもほとんどないので、ホラーやグロいのが苦手な人でもOK!
韓国を舞台にした駅に現れる幽霊の話。それを記事にしようとする主人公のジャーナリスト。そして、調べていくうちに…という話。
短い時間ながらも展開的にはああ、そういうことかと繋がっていくためそんなに退屈はしなかった。ここ、絶対出てくるやろうな〜っていうところでばーん!!と現れる幽霊もホラーの王道。韓国のサスペンス映画とかってわりと陰湿な背景があってみたいなのが多い気がするが、これも結構暗い。
最後は、展開的には読めるけれど、悪くはない終わり方かなという印象やった。ただ、悪くないんやけどちょっとものたりひんなあ…という印象。最後にもう一捻りほしい。
ホラーというより
ホラーというよりは、あの子どもたちを観ていたら、哀れで可哀想になってしまい、あまり怖さを感じないまま終わってしまった。
いつもながら違った意味で一番怖いのは生きてる人間であることを再認識しました。
今やよく見る呪い転嫁モノ
呪いは転嫁できるもの、というイマジネーションの源流は『リング』にある。最近では『イット・フォローズ』なんかがその好例だろう。ホラー映画の「あるある展開」として呪いの転嫁は今やかなり一般化したように思う。
本作もまたオクス駅に巣食う過去の因業を他人に転化することができるというものだが、特に目新しさはない。
強いて言えば、転嫁という行為に韓国特有の「復讐美」の文脈が乗っかっており、割と爽快感があった、くらいのものか。にしても女社長の性格の悪さがスゴかった。ラストのカタルシスのためだけに過度に悪魔化させられている感じがあった。
ぜんぜん怖くなかった!なんかゾッとするとこが何もなかった。 最後の...
ぜんぜん怖くなかった!なんかゾッとするとこが何もなかった。
最後の社長に呪いを移すのもなんのテクニックもなくて拍子抜け、
80分にまとめたところだけは評価
呪痕の描写が怖くて痛々しかった
感想
脚本家が有名な人たちということを視聴後知りました。(まさか「リング」シリーズ、「呪怨」、「女優霊」、「霊的ボリシェヴィキ」などJホラーから個性的な怖さまで手がけられた、高橋洋さんとは思いませんでした。 白石晃士さんの名前があったから今作品はバキュームされました…)
他の方のレビューにあるとおり、リングのような流れ、リングで見たことあるようなシーンがいくつか目に留まります。(せっかくの韓流ホラーを観ているのに、すこし残念。脚本家がその方ご本人だから仕方ないのですが…)
うーん。怖さはあまり感じられませんでした、音で怖がらせるやり方はもう大丈夫ですってば…。(ヒッチコック監督の「鳥」みたいな怖がらせ方を望んでしまう…)
ただ男の子の方がキャーキャー騒いで大いに怖がってて、女の子の方は怖がりつつも冷静にどっしり構えてて。この構図は面白かったです、もっと増えていくことを期待。
それと主役2人の服装も面白いと思いました。性別の差を感じさせないユニセックスな服装にも勝手に好感を持ちました。(まあ2人とも骨格が男性性、女性性が出ちゃってたから、ユニセックスな服を着ても何となく性別が分かっちゃうけど…)
あとラスト。途中から、どうしてあの人はこんなに意地悪するのかとか、どうして神経を逆撫でするようなアクション・癖?をとるのかとか考えてましたが、ラストを見て、そっかー!と思いました。あのラストを迎えるには、あの人は「誰が見ても、選ばれても仕方のない人物」に落とし込まなければならなかったんですね。(正直、主人公GJと思いました。ピンヒール履いた主人公かっこよかったです。)
しばらく、爪痕や、爪でこさえた傷は観たくないです…
決して明らかにされなかった闇
日韓合作が凄く気になり鑑賞。
内容は意外にも面白かった。
オクス駅で発生した人身事故を取材していくにつれ居るはずがない子供の目撃情報を元に隠された秘密を明らかにしようとしたら…という内容。
最後が、納得のいかない結末だったのがマイナス。
結局は権力を握ったものには勝てないという感じだったが、それも違う形で明らかにしていくという方向で動いていくというラストは次は社長になって生まれ変わりあの時告白出来なかったことを次こそはと匂わせるような感じでエンドロール。
日韓ホラーの良いとこどり
Jホラーのじっとりした怖さはさすが高橋洋。
そこに韓国あるあるパワハラ上司への後味悪いスカッと復讐もあり両国のコンテンツをより知っている人ほど楽しめる作品ではないかと思う。
正統派路線プラスα。
ベースはリング。80分だから展開早いし、だらけない。脅かしどころも純正ホラー。ラストの展開はなかなか新鮮、というかホラーながらスカッと気分爽快な上手い展開。韓国らしく白黒ハッキリが気になるとこもあったけど久しぶりにみて満足なホラー映画だった。
人外のものが描けていない
「ジャパニーズ・ホラーも取り込もうぜ!」と韓国映画界が考えたんだろうな。なんでも取り込んでレベルアップしてくるからすごいよね、韓国映画。
《リング》をなぞるようにして、設定を変えてやってみたんだろうな。
でもリングの方が数倍いい。鈴木光司すごいな。
話がキッチリ落ちるんだよね。
人間の話なら「スカッとしたぜ」でいいと思うんだけど、そんなロジックで制御できないから、恐いと思うんだよね。
「話の辻褄あってないんだけど、とにかく恐い」という作品がいいかな。
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