碁盤斬りのレビュー・感想・評価
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リベンジエンターテインメント
大好きな白石和彌監督。初の時代劇作品でどんな感じなのか…興味ありました。時代劇自体、普段見慣れていないので不安でしたが、分かりやすいストーリーで、囲碁の知識なくてもハラハラドキドキとても楽しめました!
主演の草彅さんはじめ、役者の皆さんがとても素晴らしかったです。
初日舞台挨拶で、清原果耶さんが「音に注目して欲しい」と仰っていましたが、光や江戸の風情が感じられる雰囲気もとても素敵な世界観になっていました。
是非、色んな世代の方に観て欲しい作品です。
碁盤斬り
オンライン試写で鑑賞。
白石和彌監督初の時代劇『リベンジ・エンタテインメント』とのことでバイオレンス感のある作品を想像していたのですが、良い意味で裏切られました。
「脚本や囲碁の白と黒のコントラスト、何より碁を打つ草彅さんの所作がとても美しく、これは美しい映画になる。初めてかもしれない、美しい映画を撮りたいと思ったのは」と白石監督。
その思いが冒頭から感じられ、華やかな江戸の街並みと、四季を通して碁を打つ姿、光源にこだわった照明がとても美しかった。もちろん、後半はこれぞ白石監督と言うシーンもあり引き込まれます。
主演の草彅さんの目の演技が本当に素晴らしく、格之進の実直でこうと決めたら曲げられない武士の誇りを感じながら、父と娘がお互いを思う気持ちが切なく、これは世界にも羽ばたける作品だと。
そしてキャストの皆さん一人一人の役が際立っていて、そこもとても素晴らしかった。大切な人のことを思いながら皆必死で生きているんだと…。
とにかく、この作品は劇場の大きなスクリーンで見るべき映画です。
愛と感動のリベンジ・エンタテインメント!
オンライン試写会にて鑑賞。
古くさくない、だけど本格的な時代劇です。
復讐の炎と娘の献身。そこに囲碁という一度置いたら二度と碁石を動かせない真剣勝負のゲームを絡めた、復讐と愛と友情の「愛と感動のリベンジ・エンタテインメント」です。
俳優たちのそれぞれの役にピタッとはまっている演技ぶりにぐっと世界に引き込まれます。また京都の職人的な映画人たちが作りこんだ美しいセット。住人の精神性とあった住まいや町の賑わい、ご近所での集まり。四季の移ろいを象徴的に表しながら月日の流れをみせる演出。シーンの心情に沿った音色。そして、復讐の緊張と親子愛、友情。それらがバランスよく品良くおさまり、129分、飽きることなく観続けられました。
笑わない清廉潔白な武士を草彅剛が。演技者として一皮向けたような迫力のお芝居があり、また落語の「柳田格之進」を題材にしてるだけにストーリーの緩急も魅力かと。
囲碁は知らなくても大丈夫。知ってたらドキドキが増すと思います。白石監督の醜い部分に肉薄するようなリアルな描写と暴力については少し控えめ。(でも期待通りありますよ!)
私だったら、やっぱり大きなスクリーンで没入しながら観たい映画です。5月17日公開、劇場で是非。
痛快リベンジエンターテーメント!
オンライン試写会にて鑑賞しました! 囲碁と時代劇どんな感じのストー...
なるほど碁盤斬り。
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