「最悪の脚本」碁盤斬り 水原秀策さんの映画レビュー(感想・評価)
最悪の脚本
久しぶりにこんな酷い脚本の映画を観た。
五十両の件と仇討ちってまったく関係ないじゃん。話のベクトルがバラバラ。
娘が女郎に落ちようかって時に、父親はそれとは関係ない仇討ちに出発する。なんだそれ。
しかも仇討ち相手に出会って碁を打つって何?
いや碁でどうしても決着つけなきゃというんならわかるよ。でも最初の対局で草彅くん、勝ってるよね。しかもそのあと斬り合いになるってわけがわからん。碁を打った意味がない。
元の落語に無理やり仇討ち話をくっつけてるからこんな悲惨なことになる。
映画を撮る前に「脚本がおかしいです」って進言するスタッフはいなかったのか。
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