「不親切にも程がある(笑)」碁盤斬り のびたさんの映画レビュー(感想・評価)
不親切にも程がある(笑)
囲碁の基本や定石に全く解説が無いので、素人には難しいかなと思ったのですが、その世界観に圧倒されました。「星に打つ」?なんやそれ?は全く感じなくて美しい映像や音が観客を惹き付けて離すことはありませんでした。超堅物の格之進が取り戻した掛け軸を殿に還さず、金に替える決断をした事に人としての変化・変遷のようなものを感じざるを得ませんでした。どう言って良いのか分かりませんが、日本人の日本人による日本人の為の時代劇という感想です。此れを外国人に理解してもらうのは難しいな、と感じました。清原果耶さんが復讐のために苦界に身を売る判断をごく自然にするなんぞ、理解できてたまるかよ!という思いもあります。しかし果耶さんの和装は尊い!浜辺美波さんと二大和装美女だなあ。
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