「雰囲気抜群 後半???」碁盤斬り ガオカさんの映画レビュー(感想・評価)
雰囲気抜群 後半???
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暗めな照明や、カット割が悪き日本の映像と比べて重厚感があって良かった気がします。
演技も皆様とても上手でした。
途中まではすごくいい雰囲気だなと思って観てましたが
後半のストーリーがなんだかなーと。
まずゴリラの様に強い柴田。
足痛めてるとは、、、?
あと何で仇討ちとあそこまで燃えてたのに
囲碁で決着付けようとするんだろう。
更に
そもそも娘は救う気がなくて、
仇を打ったゾ!!
あとは頑張れよ!!
とでも言いに行くつもりの大晦日の猛ダッシュ。
金ないなら1/1でもいいのでは?
お庚もあの商売上では鬼ともなるのに
最も簡単にお絹を解放。
取り巻きもヘラヘラ笑ってる。
そういう世界なのか。
首を取る、
武士としての男と男の約束を果たすべく、
弥吉と源兵衛の屋敷に乗り込んだのに、碁盤斬り。
冤罪であろうと、罪を背負わされたからには切腹まで覚悟する程の武士道を重んじる男が
弥吉との約束を破るなら切腹なのかと思ったら
まさかのお絹と弥吉の結婚?!
正直ここが一番ないわと思いました。
キムタクのバタフライみたいに、
そんな妄想をしてはみたけど、しっかり首斬ってましたというオチを付け加えてくれた方が自分には納得でした。
と、悪い事ばかり書いていますが
全体的には高評価で楽しく鑑賞ができました。
あくまで個人的な感想と疑問ですが、
自分の理解力の問題かもしれません。
これまであまり時代劇を観ていない事もありますが、
雰囲気が本当に良かったのでこのジャンルへの興味が出た映画でした。
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