「良い時代劇」碁盤斬り もつくさんの映画レビュー(感想・評価)
良い時代劇
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ストーリーが最後まで先が気になる作りなのはもちろん、登場人物の混沌とした人物像がとても良かった。
善良な主人公が善良さ故に同僚達を路頭に迷わせていた。そして最後にはそれを助ける為に横領に手を染める。
金に汚い商人が主人公との関わりで真っ当な商売に歩き出す。
女郎の女主人は主人公の娘に母親のように接しながら、店の足抜けした娘を折檻する。
女郎達は女郎になろうとする娘をこちらにこいと言わんばかりの目で見るが、解放された娘を見て祝福する
仇の言い分すら一理あった。
すべてがごちゃごちゃだった。だから良かった。
人間らしかった。日本人的には違和感ないものだったが、海外の人達がみたらどういう感想になるのか気になった。
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