「《ネタバレ》設定にしたがネタバレはしない。 情報少な目で観た方が楽...」碁盤斬り ナイン・わんわんさんの映画レビュー(感想・評価)
《ネタバレ》設定にしたがネタバレはしない。 情報少な目で観た方が楽...
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《ネタバレ》設定にしたがネタバレはしない。
情報少な目で観た方が楽しめると感じたから。
監督の白石和彌らしさが、少しずつ 少しずつ出て来て 途中から人間が生きて行く上での厳しさと非情さがジワリ ジワリと出てくる。
最初の方は良い人しか出てこない。なので「悪人はまだ出ないのか」と後の期待値が上がる。
先程も書いたが 事前情報が無い方が、私的には良かったかも知れない。映画ドットコムの簡単な解説と、劇場での予告編を見ただけだったが、、、
だから元になった古典落語の演目「柳田格之進」はYouTubeなんかで聴けるが映画鑑賞後が良いと思う。他人の感想なんかは後で知るのが良いだろうと思う。
物語の展開は現代人の自分には理解しづらく、納得出来ない行動をとる人物が出てくるので「線引きが分からない」と不思議な感覚になった。「分からない」よりは「間違った判断では?」と思った。しかしそれが「武士の一分」なのか。
しかし「その決意と行動」のせいで最後の方に行くにつれてどんどん緊迫して行く。
『たそがれ清兵衛』(2002)、『隠し剣 鬼の爪』(2004)、『武士の一分』(2006)を、また観たくなった。
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