コカイン・ベアのレビュー・感想・評価
全113件中、41~60件目を表示
人生には「おバカ映画」が必要だ
私の中で「最高のおバカ映画」は「アルマゲドン」だ。
「え?おバカじゃないよ、感動作じゃん?」って意見もあるし、私もむかしはそう思ってた。
でも見直すと、スティーブ・ブシェミの存在とか、彼が機銃を乱射するシーンとか
(そもそも機銃の存在意味が分からん。「アイスクリームスプーン」すら捨てたのに、馬鹿デカイ機銃を見落とすとは、ブルース・ウィリスはドコを見てた?)
とにかく、おバカ映画なんだけど、私は好き。
エンタメとして楽しめるでしょ。
で本作。
見た誰しもが認める「おバカ映画」である。
冒頭、飛行機からヤクを捨てる奴もおバカだし、
ハイになってもっと欲しがるクマもおバカだし、
ヤクを試す子供たちも、ヤクを眼の前にして右往左往する大人たちもおバカ。
そんなおバカ展開を笑い飛ばす映画だと思う。
追悼 レイ・リオッタ
外国映画では登場人物がトイレや洗面所等で気軽に鼻から吸引するシーンがよくあるが、日本ではシャブが主流なのであまり馴染みがないコカイン
コカインで最近頭に浮かぶのは、俺たちのピエール兄貴なわけだが、昭和生まれならば「もうパンツは履かない」の勝新太郎だろう
と、コカインについてありったけの知識をを披露した訳だが、映画自体は薬物の危険さ、人体に対する悪影響など啓蒙的な内容となっている(大嘘)
ひたすら不謹慎な笑いが続きグロ描写も多いが、個人的には嫌いではない
レイ・リオッタの遺作となった訳だが、緒形拳のウェンツ版ゲゲゲの鬼太郎よりは全然いいと思います
一年に一回は見返したい作品だ(嘘)
素材は良いのにねぇ・・・
チラシやポスターなんかのセンスがよろしい。(笑)
レンタル店が、大量に存在していた時代なら、必ずパッケージだけで判断するギャンブルコーナーに取り扱いがあったはず!!!
まともそうな作品のチラシ集団の中にあれば、問答無用で鑑賞。
で、鑑賞しに行ったんだが・・・
去年だったっけ?
『ビースト』って作品あったんだけど、それと一緒。
この手の作品に、“親子愛”の要素は不要。
ハイになった熊側はアリだが。
単純な図式にして、パニックコメディーか、血塗れ要素満載のパニックスプラッターした方が、個人的には楽しめたかもしれない。
ってか、これを求めていたんだけどねぇ・・・
素材が揃っていたのに、材料を上手く使いこなせなかったか。
って印象。
このような作品に、ユニバーサルが絡んでいたのは、正直ビックリしたけど。(笑)
だから、中途半端な作品に仕上がっちゃったかな。
難しい事考えずに、楽しませてくれるかと思ったんだけどねぇ・・・
残念。
終盤以外は割と面白いパニックホラー
そんなにコカイン食ったらクマといえどさすがに死ぬだろ…という根本的ツッコミをグッと飲み込むだけの優しさがあれば意外にも楽しく観られるパニックホラー映画。
序盤こそダラダラしているものの以降の物語展開はかなりスムーズなので観ていて飽きない。同時並行的に進行していく群像劇のすべてに現れ、すべてを破壊していくシャブシャブベアーの八面六臂ぶりに拍手を送りたい。
やはり人間たちの愚かでせせこましい緊張関係をバケモノが一切合切台無しにする爽快感はこの手のアメリカ映画でないと味わえない。特にヤクの運び屋一行と老警官とクマの三者が織り成す東屋での一件はコメディとしてかなり出来がいい。
ただ、日没後の展開はあまりにもお粗末だ。パニックホラーとしての色味は完全に消え失せ、よくある「家族の物語」に舵を切ってしまったのは完全に悪手だろう。どうせなら露悪的なテンションを最後の最後まで貫徹してほしかった。それと同時にアメリカ人の家族信仰は未だ健在であることを思い知らされた。
こんなことを言うのもアレだが、女性や子供や小動物だけは何があっても救済しようなどという付け焼き刃の倫理観でこの手の映画を撮るのはあんまりよくないですよね…
クマ出没騒動多発で本邦ではタイムリーな一作
X(旧ツイッター)で流れてきた予告を見てめっちゃくだらない!と思っていたものの、フィル・ロード&クリストファー・ミラー製作と知ってつい観に行ってしまった。思った通りめっちゃくだらなかった。
親子愛や友情的なものも描かれるけど、クマがコカイン食って人を襲うというだけじゃなんなので取ってつけておきましたという感じ。予想以上にどんどん人が死んでゴア描写も多めだが、そのあたりでの笑いどころは限られていて、ぶっちゃけ一発ネタ勝負なので持久力が足りない気はする。あんなにコカイン食ったらオーバードーズでさすがにクマも死なないもんかと思ったら、Based on true eventは山中でクマの死骸から少量のコカインが検出されたということらしい。
最後に、まさかの本作のこの役柄がコワモテ、レイ・リオッタの遺作(なの?)と思うと二重に哀しい。R.I.P.
「BEAR」
間抜けたテンポと緩い空気を漂わせつつ、意外なほど骨太なゴア描写と確実にビビらせる襲撃シーンのアクセントが楽しい、コント調のアニマルパニックムービー。
本筋がかなりどうでも良いのであまり乗り切れなかったけれど、緊張と緩和の落差が激しくてなんだかんだハイになり楽しめた。
登場人物は多めだが別に誰に対しても移入はできず、細切れのグループがだんだん集結していくのにそんなに熱くなれなかったのが残念。
最初から1グループじゃなかったおかげで多様な襲われっぷりを堪能できてよかったけれど。
しかし後から考えるとどいつもこいつもクセありのキャラばかりでジワジワくるものがある。かわいいかわいいヘンリー&ディーディー、好き。
飛び散る脳漿のシーンと救急隊員が来てからの一連のシークエンスが大好き。
久しぶりに映画館であんなに爆笑したかもしれない。
どう考えてもシリアスな状況なのにコミカル極まっており、衝撃的な出来事と合わさって本当に面白かった。
映画が全体的に面白いわけではないけれど、あのシーンを観られただけでわりと大満足である。
80年代テクノとロックを感じるサントラがとても良い。
熊ってめちゃくちゃ恐ろしい生き物なのに、英語で「bear」と言われるとどうしてもかわいい響きに感じてしまうなと思った。
親子の絆を描きつつグロテスクなシーンが観られる珍作
密輸中に森に放り出された大量のコカインを食べたアメリカクマが大暴れして人間を襲うというパニック映画でした。動物に襲われるという点ではクマ版ジョーズという感じですが、ジョーズと違うのは、多数の人間を動物が襲ったのは創作だけれども、空から降ってきたコカインを食べたクマは実在したという点。1985年にアメリカ・ジョージア州で実際にあった出来事だそうです。コカインを食べてハイになったアメリカクマ、公式サイトでは体重80kgということだけど、ガタイを見る限り100kgを優に超えるデカさでした。
そんなクマに襲われるのは、コカインを回収しようと森に出張って来た麻薬組織の頭目とその息子や仲間であったり、彼らを追って来た警官だったり、森の中にある滝の絵を描くために学校をさぼった子供2人とその母親であったり、ハイキングに来たカップルだったり、森林を守る保安官だったりと多種多様。
一方主役とも言うべきクマの方も、コカインを食べた母グマとその2頭の子グマなので、人とクマ、都合3組の親子が出て来るのが特徴で、グロテスクで残虐なシーンがあるけれども、親子の絆を描いた映画だったりもするところが面白いところでした。
ただ、悲劇と喜劇は紙一重と言う通り、どこかコメディチックな部分もあり、それでいて内臓が抉られるシーンがあるので、一体怖がるべきなのか笑うべきなのかイマイチ距離感が掴めぬまま終わってしまったという面もありました。
因みに人間の場合、コカインの致死量は1.2g程度だそうだ。本作のクマは体重80kgであり、人間と然程変わらないため、そんなクマが1パック優に1kgはあろうかというコカインを食べたら即死してたんじゃないかと思われます。実際1985年にコカインを食べたクマも死んでしまったそうだ。本作のようにコカインを食べたクマがハイになり、体力も俊敏性も跳躍力もパワーアップして人間を襲う恐れはないようです。ちょっとホッとしました(笑)
「グリズリー」×コメディ
輸送飛行機から大量のコカインを落としてしまい
それを熊が食べちゃってハイになって人を襲う話。
確かにワイルドパニックアドベンチャー。
いや+コメディかな!
典型的ポップコーンムービーです!
喰われ方はエグいが熊の身にもなれて
スッキリハッピーな95分
救急車チームが最高過ぎる\(´ω`)/
空から降ってきたシャブの味を知ったくまさん
ユニバーサルが提供しているが、どう見てもB級からは…
現実にあったとしているが…どこまで本当かは…
ラリったやつには、何を言っても
リアルに基づい作品というのは的な
いんで、暗に悔やんでも…
じゆうぬ
あくまのくまさん
クマさんが場面によってパワフルだったり非力だったり、恐怖感の演出がイマイチ上手くない印象ですが、まぁ気楽に眺めるB級コメディゆるホラーとしてはこんくらいでちょうどいいんですかねぇ。
悪くはなかったのですが、個人的にはなんか物足りませんでした。
スリルとコミカルを程よく調和したストーリー
コカインを食べたクマが襲ってくるパニック映画ですが、コミカルな場面もあり、それほど怖くありませんでした。
グロいシーンがかなりあるので、小さい子供は見ることはできませんが、クマが寝そべったり、子グマも出てきて可愛かったです。
ストーリーもすっきり上手くまとめたなという印象でした。
レイ・リオッタの頭とお腹
ワンカット、ワンカット、
説得力のあるフィクションを構築するために、
蟻一匹通さない隙間ないリアリティを検証しながら、
シナリオに関係性を埋め込み、
芝居に性格やクセを忍ばせて、
各キャラクターに嘘はないか、
乗っかれる言動か、
という風に撮影、編集、仕上げを進めていく。
ほぼ隙のない作品→A級。
所々に隙がある、
えー!何これ!
でも、
予算はかかっている→B級。
または、
予算はかけてないが、
中々隙はない→B級。
これがB級の定義だ。
出典:自分ペディアより。
本作は、
全編通して全く隙がない、
ということはA級か?
違う。
1箇所、隙がある。
企画そのものに隙がある。
熊にコカイン!
そのあり得ない隙に観客をうまく誘導して喜ばせる。
白い粉を観客に使用させない、
しかし、
依存性の高い、
危険な素晴らしいS級の作品だった。
鑑賞動機:バカなあらすじ7割、おクスリ、カッコ悪い3割。
どっからどうみてもバカ映画なんだろうと思ったが、おおむねバカ映画。グリズリーと違ってクロクマは本来凶暴でもないのに、ということなのか。
くま熊クマ含め登場人物が多くて、群像劇要素もあり。誰と誰が遭遇して何が起こるか、ドキドキさせてくれた。広い意味で愛の物語でもある。
レイ・リオッタはこれが遺作になるのだろうか。合掌。
そしてここにも犬好きが。
レンジャーBBAの死に様が地獄
あの死に方だけはやだなあ
クマは超かわええ~(・(ェ)・)
映画ってこういうのでいいんだよなあ。
なんて思ってたら邦画「キングダム」4本分ぐらいの制作費で草。熊。粉(´(ェ)`)
めちゃグロじゃねえか
2023年劇場鑑賞230本目。
予告の楽しい雰囲気にだまされましたが結構グロいわ!テリファーみたいに散々煽られると平気だけど森のくまさん見に行く感覚でいったら大分きつい(笑)
大体主人公チームが3組いて、それぞれにラリったクマに遭遇しつつそれぞれ出会ったりするのですが、生き残って欲しい善人がうまいこと生き残るわけでなく、まぁ誰が死ぬか分からないハラハラ感はありますが、モヤつく気持ちもありました。
後、コカインってクマとはいえあんなキロ単位で食べて死なないんですかね・・・。
後からキャスト見たら昨日観たフェアプレーの主人公じゃないですか。こんなマイナー映画で2作連続で会うとは・・・。
全113件中、41~60件目を表示