劇場公開日 2023年8月11日

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「アイドル映画と忌避するのはもったいない」ミンナのウタ かめさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0アイドル映画と忌避するのはもったいない

2023年8月15日
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鑑賞方法:映画館

怖い

・アイドルが本人役で出てる
・犬鳴村とかの監督
という予備知識だけ備えて臨みました。

ちなみに犬鳴村は直視できない程度に怖がれて、直視しなければ入浴と睡眠に支障でない程度の怖がりです。犬鳴村は好きじゃない、好きじゃないけど君はそのままの君で良いんだ派です。
あと忌怪島は、晴々しい気持ちでマリオを見に行ったのに怖すぎる予告編を見せられたせいで憎しみが勝り見に行っていないです。まだ許していません。

アイドル界隈は勉強不足で主演のGENERATIONSの皆さんのことはまっっったく知りませんでした。
正直メンディーくんと中務くん以外最後まで見分けつきませんでした。
ファンのためのシーンだなと思える部分はたくさんあって、それが邪魔に思うかどうかは人によるかと思います。
個人的には唐突にタイトルと歌詞テロップが現れるサービスシーンについては、そのままの君で良いポイントですね。
私の心に深い傷を残した呪怨のことをいつまでも好きじゃないのに嫌いになれないのは監督のこういうとこですわ。私の語彙では説明できないけどこういうとこです。

視覚・聴覚的にしっかり怖く仕上がっていました。ホラーを得意とする監督らしい、リアルで怖いけど汚くはないデザインだったと思います。
日本らしいホラーが見たい方には文句なしでオススメです。
しかしアイドルを起用したためか、誰かの意向なのか、苦しいままの仕上がりではなかったので、苦しい後味がお好きなガチ勢の皆様はお呼びではないです。とうとう貞子と手を結ぶまで巨悪化した伽椰子姉さんをもう一度見る方がご満足頂けると思います。
ただ、呪怨ファンの人にはちょっと見てほしいかも…と思うちょっとしたサービスがあります。物語的にはサービスしたかっただけだろ!と疑っちゃう立ち位置ですが。

あと猫好きは見ちゃダメ、絶対。

せった