交換ウソ日記のレビュー・感想・評価
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つまらないし、男の子(高橋文哉)が何か怖い!!
毎年大量生産される、邦画の恋愛ものの中でも、かなりつまらないと思います。男の子の何が素敵なのか全く分からないし、演者のせいか何かかなり怖いです。日記でしか喋れない訳ではないので、日記の使い方も弱く元々無くて良い感じです。全体的に苦行です。
ユー・ガット・ノート‼️
女子高生のヒロインが、学校一のイケメン男子から机の中に告白の手紙を受け取る。しかし、それは男子の人違いによるものだった。しかしヒロインはそのまま相手になりすまし、男子とノートによる手紙のやりとりを続ける・・・‼️相手が誰だか分からない手紙のやりとり‼️古くはエルンスト・ルビッチ監督の「街角 桃色の店」や、わりかし最近の「ユー・ガット・メール」などを思い起こさせますよね‼️ただ今作ではヒロインは相手がイケメン男子だと分かっているのですが‼️音楽の趣味が一緒だったり‼️本命の彼女も交えて遊園地に遊びに行ったり‼️苦手なバスケを教えてもらい、彼が苦手な英語を教えてあげたり‼️すっかりヒロインのことが好きになったイケメン男子が放送室で告白‼️ご丁寧に全校生徒の元へ生放送されてしまう‼️そしてエンドクレジット後に、卒業し社会人になってからも交際を続けている二人の幸せな未来を暗示してジ・エンド‼️ちょっと一昔前の恋愛ドラマのような古風な演出で、いまどきの若者向けのチャラチャラした印象もなく、主演の二人も魅力的で、意外としっかりした作りの恋愛映画で好感が持てました‼️
王道だけど後味のいい恋愛映画。控えめ女子が掴み取る結末。
この手の王道ラブストーリーはどうしても誰と誰が結ばれるのかが観る前から分かってしまう部分もあり気持ちの盛り上がりに欠けてしまうことが多いのですが、この作品は描き方が良かったです。
まず嫌味なキャラクターがいない。
そして王道ではありつつも、互いに違う形の不器用×不器用な二人が嘘に始まり、嘘に翻弄され、けれどその嘘があったからこそ迎える結末。嘘を題材にしているところが活かされていて非常に良かったです。
恋するきっかけはそこかしこに落ちていて、恋愛はいつどんな風に想いが変わっていくか分からないものですよね。
主に学生ものの恋愛映画においてはパターンが統一されているため、よりキャスティングが重要視されると思っています。
自分は特撮オタクなので高橋文哉さんのお芝居を拝見したく鑑賞しましたが、熱血でズッコケたキャラクターのお芝居のイメージから入った自分の場合、クール且つ不器用なキャラクターのお芝居もお上手で素敵でした。ヒロインの桜田ひよりさんは子役時代から様々な作品で拝見しておりますが、スリル系ハラハラ系の作品に出演していることが多いからか怒りのシーンや泣いているシーンなどをよく拝見してきました。その時からどんなお芝居も器用にこなす女優さんだなとは感じていましたが、この作品でも涙のお芝居が凄く良かったです。
ここ10年程はラブコメで元気いっぱい!って感じのヒロインが多かったように感じますが、昨今はハニーレモンソーダなど少々気弱で控えめなヒロインが活躍する作品が流行っているようですね。
キャストの皆さんのお芝居が全体的に素敵な映画でした。
桜田ひよりのポテンシャルをもっともっと活かしてほしかった
2023年映画館鑑賞46作品目
8月23日(水)イオンシネマ石巻
ACチケット1000円
原作未読
原作は『君が落とした青空』の櫻いいよ
『だいすき!!』『あんどーなつ』『中学聖日記』『バイプレイヤーズ』『トリリオンゲーム』などTVドラマの演出家として活躍してきた竹村謙太郎の映画監督初作品
脚本は『PとJK』『純平、考え直せ』『私がモテてどうすんだ』『ハニーレモンソーダ』の吉川菜美
ひょんなことから交換日記を始めた2人
モテ男瀬戸山が自分のことを好きだと思い込み有頂天の希美だったが本当に好きなのは親友の松本だと気づく
流れ的に自分は松本でないことを言い出せずしばらく松本のふりをしてやり取りを続けどんどん苦しんでいく希美
ついにカミングアウトする日がやってくるのだが
実は両思いでした
移動教室がミソ
瀬戸山が席を勘違いしたのが始まり
好きでもないのにずいぶん顔をいじってくるしキスもしてくるしなんなのこいつと思っていたが早い段階で気づいていたのか
それを思うと酷いやつだな
ドSかよ
うすうすわかっていたらそのとき彼女に「松本のふりをしているのは黒田だろ」って言えば良いんだ
藤波辰爾の「おまえ平田だろ」発言は今でも頓珍漢だと感じているけどこれは良いんだよ
そして「好きなのは黒田希美だ」って言えば良い
それなのに泳がせちゃって
若くて綺麗どころの男女しかほとんど出ない
若くない出演者の登場シーンはあまりにも少ない
韓国のドラマなら黒田の両親や瀬戸山の父も登場し説教をするだろう
日本のお芝居はアメリカや韓国のそれに比べあまりにも家族関係が薄い印象がある
もちろん全てでは無い
人間関係をとてもシンプルにするためあえて省くんだろうが
だがそうすることによって作品全体が薄っぺらく感じてしまうのだ
野暮天なのでこのての作品は映画館で観ることはまず無い
『ラブコン』や『ヒロイン失格』のようなコメディ要素たっぷりならともかく
なぜ観たかというと主演の桜田ひよりが好きだから
女性というより役者として働く者として
実写版の『おそ松さん』では何故かチビ太役に抜擢
「これって本来は自分がやる仕事じゃないよね」と思いつつも表向きには快く引き受け期待に応える仕事ぶりを見せる
それが今回の仕事につながっている
労働者の鏡である
今後も桜田ひよりの活躍に期待してます
あとダンディ見逃した
この人CMタレントだけど映画にもそこそこ出ている
セカチューでは英語教師
エンドロールのあとにもおまけあり
配役
家庭の事情でサッカー部を辞めてしまった2年E組の瀬戸山潤に高橋文哉
放送部に所属している2年A組の黒田希美に桜田ひより
生徒会長で希美の幼馴染の松本江里乃に茅島みずき
瀬戸山の陽気な親友でクラスメートの米田晴人に曽田陵介
希美と江里乃の親友で同じクラスで米田に片想いの林優子に齊藤なぎさ
希美の放送部の先輩で元カレの矢野大翔に板垣瑞生
英語教師に赤松新
数学教師にダンディ坂野
潤の妹で小3の瀬戸山美久に有香
足が不自由な潤と美久の祖母に三谷侑未
希美がパーソナリティとなるラジオ局のディレクターに平子祐希
王道青春映画
最近見たこの手の映画の中で1番好きです。
ちゃんと好きになっていく過程がわかるし、女の子の方が成長していくのがよくわかる。
高橋文也くんはひたすらイケメンでメガネ姿が素敵でした。
普通に考えて字とか遊園地での会話とかでバレるだろ思ってたらそういうこと、と。
ただエンディング後の数年後のシーンの必要性はあまり感じなかったです。
全体的にこれぞ高校生の青春って感じでありきたりだけど見せ方がよかったと思います。
ウソに萌える
ラストの放送室でやられた。
あー、気持ちいいくらいに騙されたーー。
オープニングに韓国のテイストを感じる。
模倣にも思えるのだけど、あの時期のトキメキやらキラメキを表現するにはとても適していると思われる。
色遣いにもそれとなーくミックスされてるように思えて、世界観への導入としては好きだった。
あからさまと評する人もいるだろうけど、潔さや貪欲さを感じたりもする。
にしても…中盤に差し掛かかり役者のPVかと思える程のUPはいただけない。
見てて恥ずかしい台詞やシュチュエーションのオンパレードで胃もたれしそうにもなるのだ。
ただ、初々しいことこの上ない。
初々しさだけで言ったら百点満点だ。
まぁ、それにつけても、主人公の彼は睫毛長い、ヒロインは目が大きいし、少女漫画から抜け出てきたような造詣で羨ましい。
オッサンとして不思議なのは、女子の仲直りの仕方だった。ああいうモノなのだろうなぁ、きっと。
互いの「ごめんなさい」を聞いた瞬間に、今まで揉めてた事が無かったように、というか別次元の話だったかのように切り離される。
…当たり前だが理解が追いつかない。
女性の友情にしても、なんか革新があったようにも思う。球技大会のパスにしてもそうだし、橋の上の会話もそうだし。友情<恋愛のような構図ではなく、しっかりと個人があったように思う。
「私の知ってるあなたはそんな事しない」って感じの台詞は、結構目から鱗だった。
いや、本来はそういうモノだろうけど、今までは、そういう事を押し出す風潮ではなかったように思うからだ。
実を言うと、たまに訪れるキュン期が来ており、年甲斐もなくキュンキュンしたくて本作を見た。
自浄作業と言ってもいい。
いや、予告から期待もしていたのだけれど。
が、しかし、
「んー、韓国のテイストを取り入れて、世界観を馴染ませようとはしてるけど、あんまキュンキュンしないなぁ」なんて事を思ってた。
それにはちゃんと原因があって、男子のキャラだとか、ウソ日記って設定だったりとか、手離しでキュンキュンできる状態が少なかったのだ。
なのだが、あの放送室よ…!
「えーーーーーーっ、そうなん!?」
になってからは視点が一気に変わる。
やられたわー
没入感は高くはなかったけど、爽快感を感じた恋愛映画だった。
面白かったーと、今は思う。
友情シーンも良かった。
原作は読んだ事が有ります。
『君が落とした青空』は、映画化して残念な感じになっちゃったけど、この原作は映画向きかなって印象だったんです。
それで、ヒロインが桜田ひよりさんって判った段階で、もう間違いないだろうって思ったの。
そして、その桜田さん、もの凄くカワイイんですよ。
登場した瞬間、カワイ過ぎてびっくりしちゃった。
最近観た桜田さんが、『映像研』『おそ松さん』だったから、カワイイイメージが全く無かった。
と、同時に少し不安にもなったんです。
希美と江里乃の配役のバランスが悪くなるんじゃないかと思ったの。
茅島さんにモテ女子のイメージが無かったから。
だけど、映画が終わる頃には江里乃は茅島さん以外に考えられなくなってた。
それは何故かと言うと、友情シーンが良かったから。
三人の放送室シーンは、ベタな感じもしたけど胸を打たれたし。
終盤の通学路での、希美と江里乃のシーンも良かった。
江里乃は茅島さんのイメージにぴったりの役になってましたね。
青春恋愛映画らしい、素敵で優しい作品だと思います。
面白くはあったのですが‥
(ネタバレですので鑑賞後にお読み下さい)
※本来の長いレビューを書く時間が最近ないので、短く
ティーン向けの恋愛映画は全く私はターゲットから外れているのですが、たまに時間の関係で観ると意外に映画として秀作も多いので今回も調子に乗って観てしまいました。
しかし今作の映画『交換ウソ日記』は、良くも悪くも王道で、個人的には(カメラワークやカット割りルックや美術など)ある水準を超えた映画には残念ながら思えませんでした。
あと、主人公・黒田希美役の桜田ひよりさんや瀬戸山潤役の高橋文哉さんは、もっと要求すればもっと優れた深さある演技が出来る役者さんなのではとは思われました。
そういう意味では、今作の竹村謙太郎監督は余りにオーソドックスな演出に徹してしまったのではないかとも思われました。
ただ作品としては破綻しておらず、映画としての水準の要求さえしなければ全然合格点の映画なのではとも思われてはいます。
というよりもティーン向け恋愛映画の全くターゲットでない私のような人間がレビューを書くこと自体間違いなんだろうとは一方で思われています。(苦笑)
(しかしなぜホルモン(苦笑)一世代は違う印象も)
腹黒い恋愛映画
ピュアな恋愛映画を期待して観たのですが、全く違う内容でショックを受けました。
そもそも、設定や展開に無理があり過ぎるのですが、100歩譲って最初は出来心で他人になりすましたとしても、あんなに長い間、友達や好きな男性を騙し続けられるのが異常としか思えませんでした。かと思えば男性の方も騙されていると知っていながら、他人を騙す人間を好きになるとか全く理解出来ません。
ピュアな恋愛映画と言うよりは、他人に平気で嘘をつき続けられる男女の腹黒い恋愛映画でした。
期待して観に行った映画がつまらなくでガッカリする事はよくありますが、これ程までにガッカリを通り越して悲しみが込み上げて来た作品は久しぶりです。映画を観るのが嫌いになりそうです。
ただ好きと言えたら
若くして既に多くの映像作品に出演している高橋くんと桜田さんのW主演という頼もしい作品。櫻先生の作品も全てではないですが、結構な数を読んでいるので、盤石の布陣で作られた今作は最高にときめく作品になっていました。
移動教室の机の中に「好きだ」という置き手紙を見つけた黒田。その手紙の差し出し人は学校1のモテ男の瀬戸山くん。その手紙にドギマギした黒田だったけれど、その手紙は親友宛のものだった…。という感じで始まります。
黒田と瀬戸山が仲を深めていく様子、最初は自分を出せていない黒田に苛立っていた瀬戸山だったけれど、言い過ぎだと反省してごめんなさいした後に、黒田が日記の投函を手伝ってくれてる事に気づいて嬉々としている様子がとても愛らしかったです。
遊園地で複数人で遊びにいくイベントもベタっちゃベタなんですが、チグハグな関係性から幼馴染の間柄もあるので、そのアンバランスさ、気まずさが、イベントを通じて互いを知っていく過程にマッチしていて、個人的にはこのキラキラはたまらないなと思いました。瀬戸山がこれまた自然にかっこいいセリフを決めるもんですから、あれはやられちゃいますよ笑
勉強会も、1対1という最初からクライマックスな展開でも、しっかりと勉強に向き合い、お互いの良さに気付いていくきっかけになっているのも良いなと思いました。
音楽の使い方が抜群にうまく、それぞれの時代のJ-POP、まさかのマキシマム・ザ・ホルモンの激しさを胸キュンシーンに落とし込む演出には痺れました。
この手のラブコメはどうも流してるだけって感じの強い作品が多く存在しているのですが、要所要所でシーンを際立たせる音楽を流してくれるのは、ジャンルは違えど外国のジュブナイルものと繋がっているなと勝手に思いました。
主題歌を挿入歌として使うのも良かったですし、なんたってW主人公が共にホルモン好きで、そこで生まれた縁があったり、普通ならキラキラしたBGMが流れそうなシーンにロックンロール全開なホルモンのサウンドが炸裂する相反しそうなのに何故か感動も興奮もしてしまう素晴らしいシーンに仕上がっていてとても楽しかったです。
登場人物たちが本当に良い子ばかりだったというのも良かったです。ダメだなって事をした後は反省して謝っていますし、素直に楽しいや悔しいの感情をこぼしていたり、自分よりも他人を思う気持ちを優先して、感謝の言葉も事欠かさない、そんな登場人物は最高にキラキラしていました。
告白シーンだって、壮大なものではない、放送室という2人を繋げた一つの場所での告白、奇妙な縁で生まれた恋が成就するシーンがこれまたニヤケもんでした。こんな恋の実り方なんて理想も理想だろうとは思いましたが、いざ映画として観てみるとなんで美しいんだろうなと思いました。
ここ数年のラブコメの中でも胸キュン値が超絶高い作品になっていました。原作がとても良いというのもあると思うのですが、キャストが自然体の学生を演じきり、製作陣が一つ一つのシーンを彩る演出を施してくれたおかげで傑作ラブコメが誕生したんだと思います。最高でした。
鑑賞日 7/12
鑑賞時間 15:05〜17:05
座席 E-17
The 胸きゅん映画
主演の高橋文哉は、顔面偏差値の高さと、演技力の高さが魅力的。桜田ひよりは、普段の彼女からは想像もできないような自信が無い女子高生を演じており演技力の高さに驚かされた。
中間部分では、高橋文哉が演じる瀬戸山にイラッとする共感できない部分もあったが、最後でこの映画の評価が完全にひっくりかえった。
こんな青春を送りたかったと思いつつ、キュンキュンしながら映画を楽しむことが出来た。
わたしは2回この映画を見たが、2回目では結末を知っているからこその楽しみ方ができ、2回見ても面白いとおもえるえいがであった。
自分宛じゃないとわかったら時点で親友に話す、じゃ物語にならないのはわかるが・・・
女子高生の黒田希美は、移動教室の机の中で、好きだ、と書かれたメモを見つけた。サッカー部で女子にモテモテの瀬戸山潤からのもので、希美はイタズラかと思いながら返事を書き、瀬戸山の靴箱に入れた。その後、お互いを知るため、という事で2人の交換日記が始まったのだが、実は瀬戸山からのメモは、希美ではなく、親友で生徒会長の松本江里乃宛てのものだった。その事を知ってからも、希美は瀬戸山とのやりとりが楽しくて、本当のことを言い出せず、松本のふりして交換日記を続けてしまった。瀬戸山の事を知っていくうちに、好きなバンドが一緒だったり、祖母や妹思いで優しいなど、瀬戸山のことを好きになっていった。希美は、本当のことを言わないと、と思ってるうちに・・・松本に秘密を知られ・・・、さてどうなる、という話。
好きだ、の対象が自分じゃなかったとわかった時点で、松本にメモと日記を渡すのが普通じゃない?親友なんだし、なんて観てた。それじゃあ物語にならないのはわかるし、瀬戸山くんが良いな、って思ってたから続けたかった、のもわかるが、いずれバレるのはわかりきってるのだから、ウソの交換日記を続けた理由について、もっと納得できるようにして欲しかった。引っ込み思案の乙女の言うに言えない恋心、なんだろうが、序盤から違和感だらけだった。
その後の展開もありきたりだし、ほとんどハラハラもドキドキも無かった。
希美役の桜田ひよりはオタオタしてる所などは的役だったとは思うが、英語が1番、以外にもっと魅力的な面を描けなかったのかな?
ヒロインが魅力的じゃないと青春ラブコメは面白くない。
松本役の茅島みずきは背が高く、バスケ姿もカッコよかった。
個人的には桜田ひよりより茅島みずき推しです。
早く言って楽になっちゃえ!
男女高校生の恋の話。
いつも座る移動教室の机の中から「好きだ」と書かれた手紙を見つける希美、その手紙をくれた彼は学校でアイドル的人気な瀬戸山潤からだった。手紙でやり取りをするも、自分宛ての手紙だと思ってたら親友、松本江里乃宛てへの手紙だった事に気づく。
そのまま江里乃になりすます希美の交換ウソ日記のストーリー。
サッカーが好きだった瀬戸山、家庭の事情でやめなくてはならない事に。その諦められない思いを移動教室の机の中に「諦めたい諦めたくない的な」事を書くと、その返事に「今はダメでも..。」って返事をくれた子へ恋した瀬戸山からその子への手紙だったんだけど、観てて何かキュンキュンしました(笑)
何がいいって、やはり手紙、交換日記のやりとりよね、メールやLINEならサクサクやり取りを出来ちゃうけど、決められた場所にノートを投函して1日1回のやりとり!単純に何て書かれてるんだろうと毎日楽しみですし。
原作小説は知らないけど楽しめました!
高橋文哉はファンには堪らない1本!だと思う。
松本江里乃役の茅島みずきさんクールビューティな感じでキレイだった!目の下の涙ボクロはズルいって!(笑)
【高校生男女の恋の戸惑いと悩み。”相性抜群なのに、何で本当の気持ちが彼に伝えられないの?””それはね、彼が私の親友の事が好きだから。”今作は悪人が一人もいない王道の高校生恋愛映画だと思います。】
■高校2年の黒田希美(桜田ひより)は、机の中に想い人である瀬戸山(高橋文哉)からの手紙を見つけ、自分宛でない事を知りながら、親友の生徒会長の江里乃(茅島みずき)になり切って瀬戸山との交換日記が始まる。
◆感想
・黒田希美が憧れの瀬戸山と交換日記をする際の後ろめたさを感じながらも、嬉しさを隠しきれない複雑な心持を、桜田ひよりさんが何とも切なげに演じている。
ー 桜田ひよりさんの、大きな瞳のみで切ない気持ちを雄弁に語る演技は、ナカナカである。-
・希美も瀬戸山も、マキシマムザホルモンが好きだったり、(マサカ、高校生青春映画で、マキシマムザホルモンが聞けるとはなあ・・。今の高校生って、ハードコア・パンクを聞くんだね。昼の放送で、マキシマムザホルモンがフルボリュームで流れるシーンはインパクト大である。)どう見ても、相性が良いのになあ。
・希美さん、瀬戸山の気持ちの変化に全然気が付いていない。
恋愛初心者かな。キスされたら、分かるでしょう。
ー 彼女は、親友想いの心優しき女性なのである。
因みに母を亡くした瀬戸山も、妹や祖母の面倒を見るためにサッカー部を断腸の思いで辞めた良き男である。ー
・個人的には板垣瑞生さんが、希美の元カレとして出演していたのが、嬉しかったな。「ソロモンの偽証」から注目しているので。
<今作は、黒田希美や瀬戸山だけでなく、登場する高校生男女は、皆、友達想いの善人である。それが故にトラブルになる事も描かれているが、心が繋がっているために、誤解もすぐに解けるのである。
そのような部分が、今作鑑賞後の爽やかな気分に繋がっていると思う。
今作は、ストレートに清々しい、高校生男女の王道恋愛映画であると思います。>
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