おまえの罪を自白しろのレビュー・感想・評価
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脇を固める俳優陣が豪華、ストーリーのバランスが絶妙
鑑賞前は主演の中島健人さんと、堤真一さんや池田エライザさん、山崎育三郎さん、中島歩さんなどメインどころの方々の出演しか知らなかったのですが、いざ観てみると角野卓造さん橋本じゅんさん金田明夫さん尾野真千子さん…他にも本当に書ききれないほどの豪華俳優陣に度肝を抜かれました。
演技力のある方々しかいないため、良い意味でスクリーンからの圧がとてつもなく、台詞のないシーンも重厚感が途切れません。
また、政治と金がメインの話かと思っていましたが、勿論駆け引きや探り合い、頭脳戦や心理戦はありつつも、親子愛や家族愛、それぞれの信念や決意といった感情面の描写も多いため、バランスがちょうど良く飽きが来ません。
特に池田エライザさんの演技からは、娘を攫われ常にギリギリの精神状態であることが全身から伝わってきて思わず涙がこぼれました。
また、真っ直ぐで熱い若者として描かれている主人公もただただ猪突猛進な訳ではなく、ときには誰よりも政治家らしく振る舞う部分があり、そのときの目の演技にはまるで自分が詰められているかのようにビクッとしてしまいました。
観る人によってどの人物に感情移入するかが全く異なる作品であり、それでいてどの人物も否定されてはいません。その懐の深さがこの作品の隠れた魅力でもあると思います。
未来をの希望
罪の自白では終わらない
タイトルとCMでは、堤真一演じる議員の罪とその自白が焦点かと思っていたが(もちろんそれが中心であるが)、実は登場人物が皆ひと癖もふた癖もある曲者揃いで、良い意味で予想外の内容だった。
主演の中島健人も、アイドルということを忘れさせるように違和感なく、大御所俳優達と共に丁々発止、非常に見応えがあった。
あるシーンでの主人公の狡猾さを感じさせるような笑みには驚きを禁じ得ず、結末のその先まで気になる映画であった。
罪とはいったい何なのか?
面白かった
脇役、と言うにはもったいないくらい豪華な俳優陣
政治絡みで汚職等々…少し身構える内容かと思っていたのですが…
テンポがよくて、かなり観やすかった印象です。
思っていたほど重くなく、きれいにまとまっていた印象でした。
映画の上映時間も長すぎない(むしろ短め?)ので、サックリ観たい方や、サスペンス挑戦したい方にはオススメです。
反面、重厚なサスペンス等々を観たい方には少し物足りないかもしれないなと言う印象もありました。
あまりの豪華さにレビュータイトルにしてしまいましたが、脇を固める俳優陣がどえらい豪華です。脇というのも申し訳ないくらい本当に豪華です。
番宣や広告等でお見かけしていたのは、中島さん・堤さん・池田さん・山崎さんがメインでしたが……いやもちろんメインの俳優陣もとても豪華なんですけど、それは前提として。いやいや、ほかの俳優陣の豪華さと言ったら…私が事前に調べていなかったのが悪いのですが、知らなかったが故に「え?!この俳優さんも?!………え?!この方も?!」と錚々たる顔ぶれで驚きの連続でした。
そしてその錚々たる顔ぶれの皆様のまぁ、悪い顔が…とっても素敵でしたねぇ…
ぜひこれは劇場で見て頂きたいです。
正直に書くと、中島健人さんのファンで鑑賞しましたが、ラブストーリー系は苦手で、ミステリーやサスペンスが好きなので、楽しく鑑賞させていただきました。
若い方より小さな子を持つ親世代や、子が自立した大人世代の方に見て頂きたい作品だと思います。
なかなかの秀作
日曜劇場好きにおすすめ
一癖も二癖もある豪華キャストたちにビックリ!
テンポ感よく最後まで観られる
疾走感があって、いろんな世代が楽しめる作品
最初から最後までテンポ良く話が展開して行くので、作品の世界に没入して楽しめた。
政界のお話なので、政治家の名前を覚えるまでは誰の事なのか分からない部分はあったけど、大物の俳優さんが次から次へと登場して見応えがあった。家族のお話が主なので、世代によって見方は違うと思う。
そして埼玉のお話なので、埼玉県民は特に見覚えのある場所が出て来て嬉しいかも…
2回3回とリピートして楽しめる作品。
小説を見やすく、わかりやすく、熱く、実写化!
政治が絡んだ誘拐犯との心理サスペンス、と思って挑んだのですが、それはもちろんのこと、家族の人間関係が芯にある物語だと感じました。
涙腺が緩んでしまうシーンも数々。
原作を読んだり、複数回見ると、よりそれが感じられる作品だと思いました。
小説未読でしたが、この映画を観たことで興味が湧き、この後読んでみたいと思えました。
主演の中島健人さんは若き秘書役を好演!中島健人さんの熱いお芝居は、精悍なルックスと相まって、本物の若手政治家さんを彷彿とさせました。
堤真一さん、角野卓造さんなど政治家の皆さんのラインナップも豪華です。他の出演俳優陣も、層が厚くて観ていて飽きないです。日本の錚々たる名バイプレイヤーの方々が次々と登場、圧巻です!
サスペンスであり家族のお話
お話がどんどん進んで気が付いたら2時間経っていた。そのくらいのスピード感があり中弛みもなく楽しめた。
政治のなんか暗い部分を父親が全て背負ってる感じが、さすが堤真一さんが演じきっていた。孫娘を心底愛してるおじいちゃんな所を折々に感じて泣けた。
国会議員の家に生まれた3兄弟の関係や娘婿の所在の無さなど、キャストがピッタリ嵌ってた。
出ている俳優さんが隅々まで素晴らしかった。イケおじ好きは絶対観た方がいい。
意外
テンポ早めのエンタメ映画
宣伝と違う映画の印象で別の意味の面白さあり
正直な感想書きます
映画の見どころは事前告知にあるような
政治が絡んだ誘拐事件の
エンタメサスペンスメインの映画じゃないです
その表向きの要素の陰に
親子を始めとした人間の繊細な心の動きが
俳優陣の演技と脚本で
言葉なくしてうったえかけてきます
親子兄弟間の確執、政治の闇
運命に翻弄される人々
このあたりの繊細な心の動きを
俳優陣が見事に演じています
解釈は見るものに委ねられてる部分があるので
見る度に、生まれた環境や人の運命
人生について考えてしまいました
大々的に告知されてないですが
脇を固める役者さんに
角野卓三、尾美としのり、橋本じゅん
平泉成、菅原大吉、升毅
尾野真千子、俳優陣も豪華で
映画みて逆にびっくり!
事前に宣伝したらいいのに…
堤真一さんの演技は言うまでもなく
最高に素晴らしかった
最初のあの威圧感、飄々とした様子
たぬき爺かと思いきや
人間味ある温かさも垣間見え
堤さんが自白する罪とは
真の罪とはどこにあるのかも
未だに考えています
運命に翻弄される人々
その渦中の一人である次男の晄司が
何を思ってあの行動で
最後どう思ってのあの行動なのか
未来はどうなっていくのか
もう一回じっくりみたい映画です
とにかくサスペンスとかエンタメだとおもって
ぼーっとみてたら
拍子抜けしてしまうので
ぜひ細かな描写から
自分なりの解釈で頭を巡らせてみてください
面白いです
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