おまえの罪を自白しろのレビュー・感想・評価
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罪とはいったい何なのか?
原作モノですが小説を読んでいなくても、十分すぎるほど楽しめます。
読んだ方でも、物語の展開や話の組み立て方、犯人の心情がより分かり易く描かれているので、なるほどそうきたか!と思うはず。
政治の世界を舞台にしたサスペンス、ではありますが、
父の仕事に疑念を抱いていた主人公・晄司が「政治家として生きていく覚悟を決めるまで」を中心に描いた、家族の話です。
大なり小なりいろんな「罪」が描かれているので、何度も観て確かめるのもこの映画の楽しみ方のひとつです。
面白かった
主演の中島健人さんや堤真一さん、池田イライザさんがよかったのはもちろんなんですが、幹事長役の角野卓造さんや後援会長の平泉成さん、秘書役の山崎一さん、国会議員役の池田成志さん脇を固める俳優さん達が曲者で味があってよかったです。
脇役、と言うにはもったいないくらい豪華な俳優陣
政治絡みで汚職等々…少し身構える内容かと思っていたのですが…
テンポがよくて、かなり観やすかった印象です。
思っていたほど重くなく、きれいにまとまっていた印象でした。
映画の上映時間も長すぎない(むしろ短め?)ので、サックリ観たい方や、サスペンス挑戦したい方にはオススメです。
反面、重厚なサスペンス等々を観たい方には少し物足りないかもしれないなと言う印象もありました。
あまりの豪華さにレビュータイトルにしてしまいましたが、脇を固める俳優陣がどえらい豪華です。脇というのも申し訳ないくらい本当に豪華です。
番宣や広告等でお見かけしていたのは、中島さん・堤さん・池田さん・山崎さんがメインでしたが……いやもちろんメインの俳優陣もとても豪華なんですけど、それは前提として。いやいや、ほかの俳優陣の豪華さと言ったら…私が事前に調べていなかったのが悪いのですが、知らなかったが故に「え?!この俳優さんも?!………え?!この方も?!」と錚々たる顔ぶれで驚きの連続でした。
そしてその錚々たる顔ぶれの皆様のまぁ、悪い顔が…とっても素敵でしたねぇ…
ぜひこれは劇場で見て頂きたいです。
正直に書くと、中島健人さんのファンで鑑賞しましたが、ラブストーリー系は苦手で、ミステリーやサスペンスが好きなので、楽しく鑑賞させていただきました。
若い方より小さな子を持つ親世代や、子が自立した大人世代の方に見て頂きたい作品だと思います。
なかなかの秀作
テンポのいい前半としっとりまとまった後半のメリハリが効いていて観ていてダレることがなかった。
テーマに比して軽い感じがあるかと思っていた中島健人と池田イライザがかなり好演。
若手が脇の豪華キャストに負けていなかったキャスティングの勝利。
前半テンポの良さで多少説明不足なところもあったがそれを補う勢いがあり、また観にいきたいと思える作品。
日曜劇場好きにおすすめ
日曜劇場好きにハマる映画だと思います。
怪物だらけの政治の世界で大切な存在のために戦う主人公。政治家一家を中心とし、世の中を上手く描いており現実と重ねてしまう点もあります。思わずニヤリとする痛快さもあり濃厚な101分。
堤さんや角野さんをはじめベテラン俳優陣で固められた政治家たち。見終わった後の疲れが心地よく大満足です。
原作との相違点もありますが、決められた尺の中でモヤモヤが少なくわかりやすい構成でした。何度も見に行きたいです。
一癖も二癖もある豪華キャストたちにビックリ!
主演俳優さん目当てで鑑賞しましたが、次々登場する一癖も二癖もある重鎮俳優たちにビックリ!ぐんぐん物語に引き込まれました。事件解決で一件落着ものだと思っていましたが、そこも違った!これは宣伝失敗かも!様々な見方ができる物語だったので、劇場に何度も足を運んで堪能したいと思います。
テンポ感よく最後まで観られる
時間も101分と短い分、ストーリー展開も早く飽きることなく最後まで観ることができました。
原作既読の為、犯人の動機や政治的要素の理解がすんなりとできました。
未読で観た方が展開に驚きは感じられるかもしれません。
予告や宣伝では社会派サスペンスと謳っていますが、家族の物語が中心かなと思います。
出演シーンは多くないのに脇役のおじさま俳優がとても豪華で驚きました。
中島健人さん始め、若手から大御所まで俳優さんの演技も皆さん素晴らしかったです。
鑑賞中に他のことを考える暇がないほどテンポ感が良いので、久しぶりに集中して観ることができた作品でした。
疾走感があって、いろんな世代が楽しめる作品
最初から最後までテンポ良く話が展開して行くので、作品の世界に没入して楽しめた。
政界のお話なので、政治家の名前を覚えるまでは誰の事なのか分からない部分はあったけど、大物の俳優さんが次から次へと登場して見応えがあった。家族のお話が主なので、世代によって見方は違うと思う。
そして埼玉のお話なので、埼玉県民は特に見覚えのある場所が出て来て嬉しいかも…
2回3回とリピートして楽しめる作品。
小説を見やすく、わかりやすく、熱く、実写化!
政治が絡んだ誘拐犯との心理サスペンス、と思って挑んだのですが、それはもちろんのこと、家族の人間関係が芯にある物語だと感じました。
涙腺が緩んでしまうシーンも数々。
原作を読んだり、複数回見ると、よりそれが感じられる作品だと思いました。
小説未読でしたが、この映画を観たことで興味が湧き、この後読んでみたいと思えました。
主演の中島健人さんは若き秘書役を好演!中島健人さんの熱いお芝居は、精悍なルックスと相まって、本物の若手政治家さんを彷彿とさせました。
堤真一さん、角野卓造さんなど政治家の皆さんのラインナップも豪華です。他の出演俳優陣も、層が厚くて観ていて飽きないです。日本の錚々たる名バイプレイヤーの方々が次々と登場、圧巻です!
サスペンスであり家族のお話
お話がどんどん進んで気が付いたら2時間経っていた。そのくらいのスピード感があり中弛みもなく楽しめた。
政治のなんか暗い部分を父親が全て背負ってる感じが、さすが堤真一さんが演じきっていた。孫娘を心底愛してるおじいちゃんな所を折々に感じて泣けた。
国会議員の家に生まれた3兄弟の関係や娘婿の所在の無さなど、キャストがピッタリ嵌ってた。
出ている俳優さんが隅々まで素晴らしかった。イケおじ好きは絶対観た方がいい。
意外
原作未読。
意外と言ってはなんだが、見応えのある良作だった。
タイトルやキャスト、松竹制作ということを見て、エンタメ性の強い政界ドラマを想像してたけど、良い意味で予想を裏切られた。
重厚とまでは言わないまでも、しっかり地に足の付いた社会派サスペンスだった。
特に主人公・晄司(中島健人)が次期総理の最右翼である幹事長・木見塚(角野卓造)に掛け合うシーンなどは兄を出し抜いて父の後継を狙う野心家の部分が出ていて、意表を突かれた。
また、比較的早い段階で誘拐犯の見当はつくが、その動機の解明など、どうやってケリをつけるのか尺の割には丹念に描かれていたと思う。
テンポ早めのエンタメ映画
予告で見ていた内容が前半で後半にももう一段ミステリ仕立てになっていた。
中盤の政治謀略部分は少し論理の飛躍が有ったけれど、その分テンポアップしていることと会話劇にしないカタルシスの強いシーンがたくさん詰め込まれて見ていて痛快かも。
おじさん軍団はみな演技が達者すぎて(腹立つことが多いのに)ちょっと感情移入してしまう。主役の中島健人さんははじめのボンボン風の印象からどんどん変わっていく様がけっこう怖さすらあってよかった。
ラストカットはかなりぞくぞくして見終わった後誰かとどういう解釈か話したくなった!
宣伝と違う映画の印象で別の意味の面白さあり
正直な感想書きます
映画の見どころは事前告知にあるような
政治が絡んだ誘拐事件の
エンタメサスペンスメインの映画じゃないです
その表向きの要素の陰に
親子を始めとした人間の繊細な心の動きが
俳優陣の演技と脚本で
言葉なくしてうったえかけてきます
親子兄弟間の確執、政治の闇
運命に翻弄される人々
このあたりの繊細な心の動きを
俳優陣が見事に演じています
解釈は見るものに委ねられてる部分があるので
見る度に、生まれた環境や人の運命
人生について考えてしまいました
大々的に告知されてないですが
脇を固める役者さんに
角野卓三、尾美としのり、橋本じゅん
平泉成、菅原大吉、升毅
尾野真千子、俳優陣も豪華で
映画みて逆にびっくり!
事前に宣伝したらいいのに…
堤真一さんの演技は言うまでもなく
最高に素晴らしかった
最初のあの威圧感、飄々とした様子
たぬき爺かと思いきや
人間味ある温かさも垣間見え
堤さんが自白する罪とは
真の罪とはどこにあるのかも
未だに考えています
運命に翻弄される人々
その渦中の一人である次男の晄司が
何を思ってあの行動で
最後どう思ってのあの行動なのか
未来はどうなっていくのか
もう一回じっくりみたい映画です
とにかくサスペンスとかエンタメだとおもって
ぼーっとみてたら
拍子抜けしてしまうので
ぜひ細かな描写から
自分なりの解釈で頭を巡らせてみてください
面白いです
目が離せない展開
スピード感があり、ラストまで一気に駆け抜けた感じで入り込めた。ただ、個人的にはもう少し濃い内容で観たかった。俳優さんは豪華な顔ぶれだし、もったいない気がした。
その中でも、堤真一さんはさすがの貫禄。
中島健人さんは、正義感溢れる熱い好青年がハマっていた。
池田エライザさんは、ご本人も初めての母親役と仰っていたけど、感情移入してしまい、序盤から涙してしまった。
パンフレット熟読して、もう一度、観に行きたい。
難しく考えないで観られる
政治家の話で登場人物が多く名前と顔が一致しないまま話はどんどん進みます。途中から一致してなくても流れで分かってきます。政界の話というよりも政治家の家族についての話。
俳優たちはみんな素晴らしい!!
エライザさんはちゃんとママで、堤さんは良きじいじ、アイドルだっと思っていた中島健人さんはすっかり良き俳優に成長していて、育ちの良い家の次男そのまんまでした。短い上映時間のためか中身は深いものではないけど、楽しめました。B'zが最後をびしっと締めていました。
スーツフェチにはたまらん映画です
おひとり様の男性やご年配の方、ケンティーファンの女性がターゲット層だと思うのですが、私はスーツ目当てで映画館に行きました。男性の登場人物はほぼ全員スーツです。最高ですね。不純な動機でこの映画を見た罪をここに自白しておきます。
ストーリーの展開が早く緊張感が途切れなかったので面白かったです。 ...
ストーリーの展開が早く緊張感が途切れなかったので面白かったです。
主人公の真っすぐな思いも伝わりましたし、後半で狡猾に立ち回っていく様子も面白いと思いました。主人公がどんな政治家になっていくのか続きも見たいと思いました。
個人的には、政治家家族の真面目な長男とお婿さん気質が抜けない長女の夫が政治家で、有能な次男が政治家に反発してる設定なのが興味深く思いました。
主人公や父親が長男に向ける眼差し、長男のあきらめの表情も伝わってきました。
堤さんも中島健人くんも中島歩さんも、そこが変にわざとらしくなくとても良かったです。
政界の闇について扱いながらサスペンス要素もあり、家族の在り方も考えさせられた作品でした。
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