劇場公開日 2023年10月20日

おまえの罪を自白しろのレビュー・感想・評価

全406件中、121~140件目を表示

4.5脇を固める俳優陣が豪華、ストーリーのバランスが絶妙

2023年10月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

鑑賞前は主演の中島健人さんと、堤真一さんや池田エライザさん、山崎育三郎さん、中島歩さんなどメインどころの方々の出演しか知らなかったのですが、いざ観てみると角野卓造さん橋本じゅんさん金田明夫さん尾野真千子さん…他にも本当に書ききれないほどの豪華俳優陣に度肝を抜かれました。
演技力のある方々しかいないため、良い意味でスクリーンからの圧がとてつもなく、台詞のないシーンも重厚感が途切れません。

また、政治と金がメインの話かと思っていましたが、勿論駆け引きや探り合い、頭脳戦や心理戦はありつつも、親子愛や家族愛、それぞれの信念や決意といった感情面の描写も多いため、バランスがちょうど良く飽きが来ません。
特に池田エライザさんの演技からは、娘を攫われ常にギリギリの精神状態であることが全身から伝わってきて思わず涙がこぼれました。

また、真っ直ぐで熱い若者として描かれている主人公もただただ猪突猛進な訳ではなく、ときには誰よりも政治家らしく振る舞う部分があり、そのときの目の演技にはまるで自分が詰められているかのようにビクッとしてしまいました。

観る人によってどの人物に感情移入するかが全く異なる作品であり、それでいてどの人物も否定されてはいません。その懐の深さがこの作品の隠れた魅力でもあると思います。

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なな

4.0それぞれの自白

2023年10月24日
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始まってからラストまで、一回も身動きせずに見終えたんじゃないかと思うくらい、一瞬に感じた。
そのくらいのテンポのよさで物語はすすむ。
姪っ子を助けるために父に罪を自白させようと駆け廻る主人公が、自分の奥底に眠るギラギラした何かを自覚していく。中島健人の表情はアイドルをしているときのそれではなく、ゾクゾクする怖さを感じた。よい俳優。
そして物語の最後、父のもうひとつの自白に愕然とした。
相棒好きにはたまらない良作。
是非観てほしい。

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花

4.0未来をの希望

2023年10月24日
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楽しい

興奮

幸せ

見終わったあとなんか元気出るような
スッキリするような感じ。
見た日は平日だからか中年の男性1人の方や夫婦が多く感じた。
政治の話ではあるけれど、家族や仕事の人間関係などにかなり心動かされる。埼玉県の地名がわかると違う意味でおもしろい部分もある。
展開が早く飽きることなく一気に進んでく感じ。俳優の演技が重くなりすぎることなくスピーディに話を進めていく。

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Toshi

4.5罪の自白では終わらない

2023年10月24日
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タイトルとCMでは、堤真一演じる議員の罪とその自白が焦点かと思っていたが(もちろんそれが中心であるが)、実は登場人物が皆ひと癖もふた癖もある曲者揃いで、良い意味で予想外の内容だった。
主演の中島健人も、アイドルということを忘れさせるように違和感なく、大御所俳優達と共に丁々発止、非常に見応えがあった。
あるシーンでの主人公の狡猾さを感じさせるような笑みには驚きを禁じ得ず、結末のその先まで気になる映画であった。

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まー127

4.5テンポよく見やすい

2023年10月24日
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社会派映画で政界の話だが、難しい物語ではなくテンポもよく見やすかった。

俳優陣の演技も素晴らしく、特に中島健人さん、池田エライザさんは今まで見たことがないような表情を見ることができ新鮮だった。

そして何と言っても、脇を固める俳優陣がとにかくものすごく豪華!!事前情報なしで見にいったらビックリしました。

ぜひ幅広い世代の方に見ていただきたいと思いました。

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an

4.0罪とはいったい何なのか?

2023年10月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

楽しい

原作モノですが小説を読んでいなくても、十分すぎるほど楽しめます。
読んだ方でも、物語の展開や話の組み立て方、犯人の心情がより分かり易く描かれているので、なるほどそうきたか!と思うはず。

政治の世界を舞台にしたサスペンス、ではありますが、
父の仕事に疑念を抱いていた主人公・晄司が「政治家として生きていく覚悟を決めるまで」を中心に描いた、家族の話です。
大なり小なりいろんな「罪」が描かれているので、何度も観て確かめるのもこの映画の楽しみ方のひとつです。

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なりたや

4.5楽しめました

2023年10月24日
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久しぶりに邦画を映画館で観ました。
字幕を読まなくていいので←母国語なので当然ですが…ストーリーや役者さん達の細かな演技や表情を観ることができて 凄く面白かったです。
主役の中島健人さんを始め、出演者の皆さんの演技がすごく良かったです。
単なる誘拐事件を描いてるのかと予想して行ったので、その先の展開にいい意味で裏切られて最後まで楽しめました。私は長女なのでwお兄ちゃんが切なかったな…続編もあったらいいのにと思います。

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マロン

5.0面白かった

2023年10月24日
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泣ける

興奮

主演の中島健人さんや堤真一さん、池田イライザさんがよかったのはもちろんなんですが、幹事長役の角野卓造さんや後援会長の平泉成さん、秘書役の山崎一さん、国会議員役の池田成志さん脇を固める俳優さん達が曲者で味があってよかったです。

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イズゴジラ

4.0脇役、と言うにはもったいないくらい豪華な俳優陣

2023年10月24日
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鑑賞方法:映画館

知的

政治絡みで汚職等々…少し身構える内容かと思っていたのですが…
テンポがよくて、かなり観やすかった印象です。
思っていたほど重くなく、きれいにまとまっていた印象でした。
映画の上映時間も長すぎない(むしろ短め?)ので、サックリ観たい方や、サスペンス挑戦したい方にはオススメです。
反面、重厚なサスペンス等々を観たい方には少し物足りないかもしれないなと言う印象もありました。

あまりの豪華さにレビュータイトルにしてしまいましたが、脇を固める俳優陣がどえらい豪華です。脇というのも申し訳ないくらい本当に豪華です。
番宣や広告等でお見かけしていたのは、中島さん・堤さん・池田さん・山崎さんがメインでしたが……いやもちろんメインの俳優陣もとても豪華なんですけど、それは前提として。いやいや、ほかの俳優陣の豪華さと言ったら…私が事前に調べていなかったのが悪いのですが、知らなかったが故に「え?!この俳優さんも?!………え?!この方も?!」と錚々たる顔ぶれで驚きの連続でした。
そしてその錚々たる顔ぶれの皆様のまぁ、悪い顔が…とっても素敵でしたねぇ…
ぜひこれは劇場で見て頂きたいです。

正直に書くと、中島健人さんのファンで鑑賞しましたが、ラブストーリー系は苦手で、ミステリーやサスペンスが好きなので、楽しく鑑賞させていただきました。
若い方より小さな子を持つ親世代や、子が自立した大人世代の方に見て頂きたい作品だと思います。

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お腹すいてる

5.0なかなかの秀作

2023年10月24日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

テンポのいい前半としっとりまとまった後半のメリハリが効いていて観ていてダレることがなかった。
テーマに比して軽い感じがあるかと思っていた中島健人と池田イライザがかなり好演。
若手が脇の豪華キャストに負けていなかったキャスティングの勝利。
前半テンポの良さで多少説明不足なところもあったがそれを補う勢いがあり、また観にいきたいと思える作品。

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匙

4.0日曜劇場好きにおすすめ

2023年10月24日
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鑑賞方法:映画館

知的

日曜劇場好きにハマる映画だと思います。
怪物だらけの政治の世界で大切な存在のために戦う主人公。政治家一家を中心とし、世の中を上手く描いており現実と重ねてしまう点もあります。思わずニヤリとする痛快さもあり濃厚な101分。
堤さんや角野さんをはじめベテラン俳優陣で固められた政治家たち。見終わった後の疲れが心地よく大満足です。
原作との相違点もありますが、決められた尺の中でモヤモヤが少なくわかりやすい構成でした。何度も見に行きたいです。

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mayama

4.0一癖も二癖もある豪華キャストたちにビックリ!

2023年10月24日
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泣ける

興奮

知的

主演俳優さん目当てで鑑賞しましたが、次々登場する一癖も二癖もある重鎮俳優たちにビックリ!ぐんぐん物語に引き込まれました。事件解決で一件落着ものだと思っていましたが、そこも違った!これは宣伝失敗かも!様々な見方ができる物語だったので、劇場に何度も足を運んで堪能したいと思います。

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かず

4.0テンポ感よく最後まで観られる

2023年10月24日
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泣ける

楽しい

興奮

時間も101分と短い分、ストーリー展開も早く飽きることなく最後まで観ることができました。
原作既読の為、犯人の動機や政治的要素の理解がすんなりとできました。
未読で観た方が展開に驚きは感じられるかもしれません。
予告や宣伝では社会派サスペンスと謳っていますが、家族の物語が中心かなと思います。

出演シーンは多くないのに脇役のおじさま俳優がとても豪華で驚きました。
中島健人さん始め、若手から大御所まで俳優さんの演技も皆さん素晴らしかったです。

鑑賞中に他のことを考える暇がないほどテンポ感が良いので、久しぶりに集中して観ることができた作品でした。

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momo

4.0疾走感があって、いろんな世代が楽しめる作品

2023年10月24日
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鑑賞方法:映画館

最初から最後までテンポ良く話が展開して行くので、作品の世界に没入して楽しめた。
政界のお話なので、政治家の名前を覚えるまでは誰の事なのか分からない部分はあったけど、大物の俳優さんが次から次へと登場して見応えがあった。家族のお話が主なので、世代によって見方は違うと思う。
そして埼玉のお話なので、埼玉県民は特に見覚えのある場所が出て来て嬉しいかも…
2回3回とリピートして楽しめる作品。

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まぁ

4.0罪とは

2023年10月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

人によって、"何を1番の罪と捉えるか"が異なる作品。
誰に共感するか、どこに怒りを覚えるか、立場によってかなり変わる。
ある程度政治の一般知識があれば理解が早いと思う。

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Kn

5.0小説を見やすく、わかりやすく、熱く、実写化!

2023年10月24日
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楽しい

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知的

政治が絡んだ誘拐犯との心理サスペンス、と思って挑んだのですが、それはもちろんのこと、家族の人間関係が芯にある物語だと感じました。
涙腺が緩んでしまうシーンも数々。
原作を読んだり、複数回見ると、よりそれが感じられる作品だと思いました。

小説未読でしたが、この映画を観たことで興味が湧き、この後読んでみたいと思えました。

主演の中島健人さんは若き秘書役を好演!中島健人さんの熱いお芝居は、精悍なルックスと相まって、本物の若手政治家さんを彷彿とさせました。
堤真一さん、角野卓造さんなど政治家の皆さんのラインナップも豪華です。他の出演俳優陣も、層が厚くて観ていて飽きないです。日本の錚々たる名バイプレイヤーの方々が次々と登場、圧巻です!

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てぃ

5.0サスペンスであり家族のお話

2023年10月24日
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お話がどんどん進んで気が付いたら2時間経っていた。そのくらいのスピード感があり中弛みもなく楽しめた。
政治のなんか暗い部分を父親が全て背負ってる感じが、さすが堤真一さんが演じきっていた。孫娘を心底愛してるおじいちゃんな所を折々に感じて泣けた。
国会議員の家に生まれた3兄弟の関係や娘婿の所在の無さなど、キャストがピッタリ嵌ってた。
出ている俳優さんが隅々まで素晴らしかった。イケおじ好きは絶対観た方がいい。

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るびい

5.0意外

2023年10月24日
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原作未読。

意外と言ってはなんだが、見応えのある良作だった。

タイトルやキャスト、松竹制作ということを見て、エンタメ性の強い政界ドラマを想像してたけど、良い意味で予想を裏切られた。

重厚とまでは言わないまでも、しっかり地に足の付いた社会派サスペンスだった。

特に主人公・晄司(中島健人)が次期総理の最右翼である幹事長・木見塚(角野卓造)に掛け合うシーンなどは兄を出し抜いて父の後継を狙う野心家の部分が出ていて、意表を突かれた。

また、比較的早い段階で誘拐犯の見当はつくが、その動機の解明など、どうやってケリをつけるのか尺の割には丹念に描かれていたと思う。

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藤崎修次

4.0テンポ早めのエンタメ映画

2023年10月24日
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予告で見ていた内容が前半で後半にももう一段ミステリ仕立てになっていた。
中盤の政治謀略部分は少し論理の飛躍が有ったけれど、その分テンポアップしていることと会話劇にしないカタルシスの強いシーンがたくさん詰め込まれて見ていて痛快かも。
おじさん軍団はみな演技が達者すぎて(腹立つことが多いのに)ちょっと感情移入してしまう。主役の中島健人さんははじめのボンボン風の印象からどんどん変わっていく様がけっこう怖さすらあってよかった。
ラストカットはかなりぞくぞくして見終わった後誰かとどういう解釈か話したくなった!

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no

4.0宣伝と違う映画の印象で別の意味の面白さあり

2023年10月24日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

正直な感想書きます

映画の見どころは事前告知にあるような
政治が絡んだ誘拐事件の
エンタメサスペンスメインの映画じゃないです
その表向きの要素の陰に
親子を始めとした人間の繊細な心の動きが
俳優陣の演技と脚本で
言葉なくしてうったえかけてきます

親子兄弟間の確執、政治の闇
運命に翻弄される人々
このあたりの繊細な心の動きを
俳優陣が見事に演じています
解釈は見るものに委ねられてる部分があるので
見る度に、生まれた環境や人の運命
人生について考えてしまいました

大々的に告知されてないですが
脇を固める役者さんに
角野卓三、尾美としのり、橋本じゅん
平泉成、菅原大吉、升毅
尾野真千子、俳優陣も豪華で
映画みて逆にびっくり!
事前に宣伝したらいいのに…

堤真一さんの演技は言うまでもなく
最高に素晴らしかった
最初のあの威圧感、飄々とした様子
たぬき爺かと思いきや
人間味ある温かさも垣間見え
堤さんが自白する罪とは
真の罪とはどこにあるのかも
未だに考えています

運命に翻弄される人々
その渦中の一人である次男の晄司が
何を思ってあの行動で
最後どう思ってのあの行動なのか
未来はどうなっていくのか
もう一回じっくりみたい映画です

とにかくサスペンスとかエンタメだとおもって
ぼーっとみてたら
拍子抜けしてしまうので
ぜひ細かな描写から
自分なりの解釈で頭を巡らせてみてください
面白いです

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