おまえの罪を自白しろのレビュー・感想・評価
全406件中、241~260件目を表示
おまえの罪を自白しろ
二回見ました。一度目の見逃した点を確認で二回目を。堤さんのファンです。副総理役を初めは自分には重みがないと断ったとのことだが充分重みもあり、潔い詫びの仕方など声の良さが際立った。徳川慶喜の側近を演じた時を思い出した。宇田家の配役も父方、母方的に適した顔ぶれ。池田エライザさんの子どもを助けたい気持ちに涙した。意外だったのが中島健人君の話が進むにつれ顔つき態度がどんどん覚悟を感じられる青年になっていくところ、熱い演技が見られて彼に興味がわいた。サスペンスでありながら政治家によって守られた家族と壊された家族の話。どこかの政治家が起こした事件を思い出したのは私だけなのか。政治家こそ見ないといけない映画。
泣けるとは聞いてない!
見応えあるのにあっという間です
出演者がとにかく豪華で、内容も政治と誘拐で重厚な内容ですが、スピード感があり、あっという間に最後まで一気に見れます。それでいて、政治家一家の家族のそれぞれの気持ちや代議士先生たちの思惑などが、細かく描かれていて見応えがあり、後味も地に足をつけて前向きになれるスカッとした映画でした。
何人もの名バイプレイヤー登場も見どころ
おもしろいけど、オチはそこかい!
サスペンスフルな予告で興味をもち、公開2日目の舞台挨拶ライブビューイング付き上映で鑑賞してきました。この手の作品ではお決まりの二転三転する展開がなかなかおもしろかったです。
ストーリーは、孫娘を誘拐され、犯人から「翌日の午後5時までに記者会見を開いて自身の罪を告白しろ」と要求された副総理・宇田清治郎が、政権維持と自身のキャリアを気にしてなかなか口を開こうとしない中、次男・晄司が真相解明に向けて奮闘する姿を描くというもの。
冒頭からきな臭い雰囲気を醸し、テンポよく展開するおかげで、あっという間に作品世界に誘われます。そこに利権絡みの政治家の思惑が汚く働き、下の者を切り捨てて責任逃れをしようとする大物政治家の姿が見え隠れし、この先の不穏な展開を予感させます。少しずつ事件の真相に迫る中で、これまで見えていた真実が二転三転する展開にも引き込まれます。
そして、ついに明らかになる真相!ああ、そうだったのか!おもしろかった!…とならないのが、本作のもっとも残念なところです。いや、つまらなくはないんです。ただ、ヤラレタ感のない結末にちょっと拍子抜けしてしまうのです。せっかく政治家の駆け引きで引っ張ってきたのに、そこへオチをもっていくのか、そこからまた橋の建設に戻るのか、という展開に回りくどさを感じます。誘拐の動機、そこから犯行への流れも、ちょっとぶっ飛んでいる気がします。結局、ラストで清治郎が晄司に伝えた会社倒産の真相が、いちばんの自白だったのかなと感じました。というわけで、おもしろかったですが、期待は超えてこなかったかなという印象の作品でした。
主演は中島健人くんで、無双の活躍ぶりが光ります。脇を固めるのは、堤真一さん、池田エライザさん、中島歩さん、山崎育三郎さん、美波さんら。
舞台挨拶では、宇田兄弟を演じた3人のお話を聞くことができました。中でも、それぞれの役作りの様子が聞けたのは興味深かったです。池田エライザさんは、台本を受け取ったときから、まだ会ってない娘役の子への愛を育むために写真を抱いていたり、ママになっている友達に話を聞いたりして、最後は現場で実際に会うことで気持ちを作っていったそうです。中島健人くんは国会で傍聴したり国会カレーを食べたり、中島歩さんは家族に対する思いを想像して書き留めたりと、三者三様の役作りに励まれたようです。
変化していく様にゾクゾクします
展開の早いストーリーで冒頭から引き込まれました。主人公の変化していく様にゾクゾクします。初めの頃の悶々とした感じから、後半の表情や動作の変化は、中島さんの俳優としての力量を感じさせ、敵陣に乗り込んでいくシーンはスカッとした爽快感が残りました。脇を固める俳優陣の迫力が凄いです。政治の世界はよく分かりませんが、ヒリヒリした駆け引きや目線一つで人を動かす場面など、緊迫した雰囲気がヒシヒシと伝わります。あっという間に終わった感じで、もう少し主人公の背景などの描写があってもよかったかな、と思います。つまりもっと長くても良い、という事ですね。
意外な展開に痺れました。
政治の駆け引きでヒリヒリしていくサスペンスでありながら、本当はもっと深い人間劇が見どころになっている。
事件の解決だけに目を向けてしまうのはナンセンス。なぜ起こったのか、なぜ主人公は秘書なのか、そういうなぜ?なぜ?をスクリーンに投げていくことでどんどん楽しくなるストーリー。
全体的に深く解説が入ることはなく、展開が早いところが難しくも感じるが
もっとフィーリング的に行間を読んでいくとすごく面白い作品。
登場人物のキャラクターもよい。それぞれの本来持つ人間性がよく生かされている。
個人的には画の作りなどもとても好きだった。特に宇田家の住む家の小物の配置などはとてもこだわって作られているんだろうなと思った。
見るたびに目の付け所が変わりそうな作品。何度も見たいです。
テンポのいい政治群像劇
原作未読の状態で鑑賞しました。
「おまえの罪を自白しろ」という強いタイトルですが、テンポよく軽妙に作られており、それでいて話の内容は現実世界の政治とリンクする個所もあり、重さと軽さがちょうどいい塩梅で作られた映画だと感じます。また、ディティールの描写が丁寧で、政治家の言動でこれあるあるだな、こういう「いやさ」ってあるよな、と共感する個所も多く、政治劇でありながら人間群像劇としても秀逸でした。
キャスティングの面でも、重厚感のある役者さんが勢ぞろいしていて、それだけでもかなり満足感が高いです。なかでも角野卓三さんの演技がすさまじく、主人公を演じる中島健人さんとのシーンは静かながら互いの迫力がぶつかり合う熱意ある場面になっています。このシーンだけでも劇場で目の当たりにする価値はあります。
おすすめです!
あっという間の101分でした
なかなか複雑な事件だった。
予告編から想像していたのは、罪を犯した政治家を若い秘書が真相を暴露する話。こりゃ楽しそうと思って着席。あら!始まってすぐに違ってた事にビックリ。中島健人演じる晄司はなんと、堤真一演じる政治家の宇田清治郎の次男だった。うわっ!息子が父親の犯罪を暴く為に姪っ子を誘拐するのか?って思ってドキドキ。犯罪って言うより家族や組織の話だった。
すぐに清治郎がやっちゃいけない事をやってるのは分かるんだけど、何故そうなったのかは結構謎でちょっとずつ明らかにしていく。こんな事件、政治の世界ではリアルにありそうな気がする。でも、橋の工事を突然変更って、ちょっと不自然じゃないかなぁ。だって必要な道路との絡みってあるでしょ。変更になった時点で大問題になるはずじゃん。モヤッ!
ま、それは置いといて、さすが堤真一、とても良かった、最初は悪人ぽい嫌な感じなんだけど徐々に良い人っぽくなっていく。総理や党の為なら、いけないと分かっていてもやらなければならない。それが組織だもんな。ただそのせいで事件が起きてしまい、最後にこの決断。厳しい〜。晄司も父親の気持ちが理解できたんだろうな。でも父親と違って自分の正義を信じて生きていくんだろうな。ニヤッ!
細かい突っ込み所満載だけど、結構楽しめました。
キャス豪華すぎ
建前だけで生きるのか 清濁合わせ呑むのか
原作未読で映画館の告知でドキドキ感ある予告だったので気になって見に行きました
ストーリーは無駄少なく罪を自白するって話一本筋で進んでいったのがよかったです
脇を固める役者さんの演技が渋い!(笑)
堤真一さんが国会議員にしか見えなかった
余裕のある感じ
角野卓造さんのニヤッとするの良かったなぁ
気になったのは犯人が脅迫文を政府関係者に送って警察も全くわからないスーパーハッカーみたいなので組織的にやってるのかなーと思ったけど…まさかねぇ… あんなだとは
渋い役者さんやおっさんが多い中で中島健人くんがカッコ良すぎて…良い意味で逆に浮いてたかも…😯
でも良い演技してたと思うので違う作品も期待です!
政治家が大きなことをやろうとしたら綺麗事だけでは生きていけないと思います
だからこそ罪を自白したあとどのように生きていくのか気になってましたがもっと見たかったです
てか、アキラ100%どこで出てきた!?(笑)
豪華俳優陣による最高のテンポ感
原作未読で拝見しました。
映画全体のテンポ感がかなりよく、脚本・演出・役者さんの演技のレベルが高いから成り立つリズムだと思いました。
物語としてはがっつりサスペンスかと思いきやヒューマンドラマの面も強かったです。
100分程の映画とは思えないほど、どちらもバランス良く楽しめる作品でした。
個人的には嬉しかったポイントとしては、政治家周りの俳優さんが予想以上に豪華で、芝居の説得力がすごい!!名だたるバイプレイヤー達が勢揃いしてました。
また、主人公家族のそれぞれの役柄に対する芝居が細かくて良かったです。主人公の中島健人さんと妹役の池田エライザさんが好きでした。
まだ20代との事なので、これからが楽しみです。
全ての俳優さん達の表情を一瞬も見逃すな
堤さん演じる副総裁清治郎の政界での顔、宇田家での顔。政界の表と裏。欲に振り回され自らも泥にまみれた結末は…。家族との絆は…。罪の自白は…。物語の進展と疾走感担う主演中島さんの好演と脇を固める名優達の顔で物言う迫力の演技、駆け引き。心のどこかに必ず引っかかる切なく泣けるシーンも多い、意外な展開の連続に駆け抜ける24hタイムリミット社会派サスペンス。完璧なキャスティング、重厚な演技と一秒も飽きさせない推理と回収、映像の仕上がり。今期一度はみておくべき作品。
おまえの罪を自白しろ
豪華なキャストの中、
主演中島健人くんの演技は迫力があり、
また共演者みなさんの演技にも引き込まれました。途中、父と子のシーンではうるっとくる場面も…
タイムリミットサスペンスでハラハラドキドキで
101分があっという間でした。
スピード感あるエンタメ作品
政治の舞台を背景にしたドラマではあるが、難しく考えず観れば良いと思う。誘拐事件を通してそこに見えてくる様々な家族の関係、それぞれの思惑がスピード感を持って描かれていてあっという間の101分だった。ラストシーン、主人公の晄司の表情に重なっていく主題歌「Dark Rainbow」の歌詞が深く突き刺さる。
利権を巡って暗躍する政治家=悪である、というイメージはあるけれど、民の側にも大なり小なり「欲」があるから政治家に擦り寄っていく訳で…その大人たちの欲に巻き込まれてしまった小さな女の子が一番の被害者であることは言うまでもない。犯人が苦しい境遇に陥ったことには同情の余地はあるけれど犯行に至る経緯には同情できなかったという点で苦さが胸に残った。登場人物の相関図を整理してまた観てみたいと思う。
堤真一だから、、
全406件中、241~260件目を表示