おまえの罪を自白しろのレビュー・感想・評価
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脚本がステレオタイプ過ぎ?
公共工事に絡む利権問題を云々することで、「公共事業の裏のウラ」「政治家の腹黒さ」みたいなことをを描きたかったのかも知れませんけれども。
実際のところ、政治家の胸三寸で公共事業の組み立てが左右されるというのは、一般に思われているようにはあることではないことは、少し政治や行政の世界を取材してもらうと分かることだと思います。
そのことから言うと、脚本が浅いと言うのか、ストーリーの組立てが「政治家と役人なんて、こんなもの」「どうせ陰では、良からぬことをして、私腹を肥やしている」「いかにも、さもありなん」というステレオタイプに過ぎて、リアリティに欠けるという思いをどうしても、拭うことができませんでした。むしろ、鼻白んでしまったくらい。その世界の一端に身を置く評論子としては。
(そういう視線で観てしまったせいか、余計に、単なるサスペンス映画・エンタメ映画として本作を観ることができづらかったという特殊事情もあるかも知れません。)
映画作品としては、結果だけを言えば、残念ながら、低い評価はやむを得ない一本でした。評論子には。
(追記)
あと、政治家の名誉のために蛇足を付言すれば、政治(そして行政)というのは、言ってしまえば、ある意味では、関係者間の「利害の調整」ということ。オープンな法令を基準としながらも、関係者の理解と協力を得て、社会的には妥当な結果を作り出すという仕事ですから、そのプロセスの全部をぜんぶオープンにしたのでは、関係者の得られる協力も得られなくなる―というケースが実際にはあることも、また事実です。
それを「罪」呼ばわりというのでは、政治家センセイも可愛そうだなぁとは思います。
(議員に支給される政務調査費を勝手に流用して、バレた後の謝罪会見で号泣して見せるというのは、もちろん論外)
(追々記)
評論子には残念な一本でしたけれども。
良かったですねぇ、堤真一。
こういう渋みのある役から、コミカルな役まで、何でもこなせる俳優さんなので、好みの俳優さんの一人でもあります。
本作は、彼の演技にだいぶ救われて、何とかエンドロールまでたどり着けたというのが、偽らざる実感です。
見やすくて嫌いじゃない
100分のなかで上手くストーリーがまとめられていて見やすい映画です。
役者さんが豪華でなのも安心して見られる要因。
名俳優、名脇役のオンパレード!
注目していたのは、堤さん演じる宇田議員が性根も腐った駄目議員なのか、実はいい人なのか。ネタバレになるので書きませんが、そうきたかぁって感じの一言をぶっこんで幕引きです。
中島さんも役にピッタリ!某テレビのドキッリ番組の名台詞「許せない!」感が全力で出ていてナイスでした!
中島健人くんが役に合いすぎてる
中島健人くんがとにかく役にハマっていた。ブレない意志、家族への想い、立場を弁えた行動と未来を見越した選択。かっこよかった。
感情移入しやすい。家族の話
利権が絡むお話はつい先入観で難しく捉えてしまったり、実際に見ていても縦や横の関係性が複雑で話についていけなかったりするのですが、この作品は色々な家族の形があって考えさせられるシーンが多く、登場人物の心情もわかりやすくとても見やすかったです。また、結末を知った上でもう一度最初から答え合わせしたくなる作品でした。
謎解き平凡
サスペンスを期待したがイマイチだった。
謎が弱いし、犯人がわかる。
犯行動機もイマイチ。
政治の話か謎解きの話どちらかに寄せれば良かった。主人公が悪でイロイロ画策して政治家になる話でも良かったのに。
見やすさ○
ストーリー○
キャラクター○
没入感○
個人的好み○
終盤のショボさが目立つがTVドラマなら及第点
前半は孫娘誘拐に揺れる辣腕政治家と秘書役の熱血息子のせめぎ合い、ややケンティ推し強め→仕方ないかな、だが堤の存在感とバランス取れて面白くみれます。
問題は中盤以降の超ご都合展開、唐突なリーク役人の特定、突然な幹事長談判・裏工作、警察のトリック会見、すぐに現れる犯人、警察の情報部門でさえ追跡出来なかった犯人が町工場夫婦…
右京でさえ無理な推理と行動力(笑)
トドメは政治家になったケンティの質問場面で総理になった角野卓造との目配せしただけでで清濁併せ脱皮した演出がチープすぎて…
何か題材付けて欲しいね。
出演陣は好演、エライザの泣きが前半の見せ場かなぁ。相棒が好きな方なら受入れられます。
政治家って肩書に付随する負の印象が全部出てきて、そっちがビンゴ過ぎて物語の印象があんまりない。
物語はそこそこ面白かった。
政治家達が私服を肥やすプロセスとでも言うのだろうか、そのシステムが挿入されてたりする。
森友学園だったか何だったか定かではないけれど、その辺の事件の裏側ってこおいうもんなんかなぁと、フと考えたりする。
さて…どお書けばいいものか。
気になって仕方なかったのは、ポケットに突っ込まれた手だ。
この台詞喋る時に、ポケットに手突っ込むの??
そんな些細な違和感から始まって色んな事が鼻につく。なんか歌舞伎出身なんだろうなぁって人もいるし。
ちゃんと撮ればちゃんと面白そうなのになぁとため息が出る。
※読み返して思ったけど、コレ以降は愚痴の方が多い。書き直そうかとも思ったけど、コレも一つの感想かと思い、そのままにする。
原作の力だけじゃ勝負させてもらえないんだろうなぁ。なんか監督が中心にいないような印象を受ける。ジャニーズの崩壊を受けて、この歪みまくったシステムが改善されていけば、日本のエンタメも少しはマシになるんじゃなかろうかと、仄かな期待を抱く。
ちなみに有楽町の映画館に居たのは多く見積もっても20人くらいだ。…あんたらが崇めてる集客力なんてこんなもんだ。
ちょいと話が逸れた。
物語は日本の政治家がやっているであろう事のオンパレードで…汚職とか癒着とか献金の仕組みとか、選挙の票集めとか、政治家の世襲制度とか。実際は知らないけれど、何かにつけ推測する日本の政治家像がふんだんにぶち込まれてた。
で「お前の罪を自白しろ」ってタイトルなのだけども… 全政治家に言いたいよね。
それだけでもなく、ママ友を通して、政治家に擦り寄る輩達も描いてるのには恐れ入った。
犯人は身勝手な動機で誘拐をするわけなのだけども、そのキッカケは政治家にちゃんとある所が好感触。大なり小なり犠牲になってんだなぁと思う。
あの閉ざされた世界で、閉ざされた世界にだけ適用される正義があって、皆さま叩けば埃の出る体でお互い傷を舐め合って…悍ましい。
感謝もしなけりゃ尊敬も出来ない輩しかいない。
堤さんには最後まで腹黒入り政治家でいて欲しかったなぁ。まぁ、今まで政策という名目で無視してきたものに身内が巻き込まれたら目の色変えるってのも愉快ではあるのだけれど。
台詞にもあったけど「なんでこうなってしまったのかなぁ」って。
志があって当選しても、その声は届かず、届かす為には徒党を組む必要があって、更にはその徒党の中でも発言する為の地位が必要で、その為にはトップダウンによる意向に忖度する必要があって、結果、大事の前の小事とばかりに理不尽な事もやっていく。そして慣れて麻痺して、いつしか違う価値観に取り込まれる。
そんな政治家を貫いて欲しかった。
政治家の常識を拭いされない政治家を。
初め、相関図が分からなくて…親子にも見えなければ、兄妹にも見えない。池田さんとは夫婦なのかなって思ったし、もしかして腹違いの妹なのかな?堤さんに対してはサッパリ分からない。親子だと判明してからアレコレ思い返してみるも腑に落ちない。
彼のファンは嬉しいのだろうなぁ。
何をやってもカッコいいから。
ファンでもない俺は、カッコばっかつけられてもなぁと胃もたれ気味だ。その象徴がポケットに突っ込まれる手だ。
会見の後に壁を叩くオーバーアクションだ。
アレを止められなかった監督は不甲斐ないにと思うし、脇の甘い演出だなぁとも思う。もし、アレが監督の指示だとしたらぶったまげる。どっちなんだろ?
昨今、ワイドショーを席巻するジャニーズ問題もそうなんだけど、長いモノには巻かれろって教訓が日本にも芸能界にも蔓延してんだなぁって思った。
総理がお伺いをたてる存在がいて、監督が顔色を伺う存在がいる。
で、そのお伺いを立てる存在は日本の事も作品の事も考えてはいない。
こんなんでは、明るい未来もいい作品も出来る訳ないよなぁーって、愚痴るしかない俺がいる。
明確な犠牲者が子供って結末は、この国にもリンクしてるように思え、しかも声が出せないって。なかなか気の利いた暗喩でもあったな。やっぱ、この原作はちゃんと面白いんじゃないかしら。
本作の背景にあるものは、何とショボいものでしょうか。
ある政治家の孫娘が誘拐されて、犯人からの要求は身代金ではなく、「政治家が犯した罪の自白」をしろという究極の選択を迫られるという真保裕一のサスペンス小説『おまえの罪を自白しろ』が、『アイ・アム まきもと』(2022)『謝罪の王様』(2013)の水田伸生監督によって映画化されました。
守るのは命か、政治家としての名誉か。政治家の生き方や本心が鮮明に描かれます。
●ストーリー
政治家一族の宇田家の次男・宇田晄司(中島健人)は建築会社を設立するも倒産し、
やむなく政治スキャンダルの渦中にいる国会議員の父・宇田清治郎(堤 真一)の秘書を務め、煮え切らない日々を送っていました。
その頃、清治郎は「上荒川大橋建設にあたって総理の友人に便宜を図るため、国交省や県に圧力をかけた」という疑惑がかけられ、連日メディアに追われていたのです。
そんなある日、一家の長女・麻由美(池田エライザ)の幼い娘が誘拐された。犯人からの要求は身代金ではなく、「明日午後5時までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」という清治郎への脅迫だったのです。
過去にも様々なスキャンダルに関わっていた清治郎。それは清治郎が、現総理大臣・夏川泰平(金田明夫)を擁護する役目をしていたからです。これまでの擁護を「罪」とするなら、それは決して明かすことが許されない、自らの議員生命と“国家”を揺るがす「罪」でした。
清治郎は権力に固執し口を閉ざそうとしますが、罪を問われない特例・指揮権発動と、夏川総理からの「自身の後継を宇田家の者にする」という確約を得るために奔走します。 ですが、清治郎にだけ罪を負わせようとする党との駆け引きの末、指揮権発動がないまま記者会見が開始。結局、清治郎は過去の2つの罪を自白しますが、現在論争が続いている上荒川大橋の件には最後まで触れませんでした。
会見後、犯人から「国民を馬鹿にしているのか。午後10時までに再度会見を開き、全ての罪を自白しなければ孫娘の命はない」とメッセージが届きます。
公にしていない残る罪が犯人の要求なら、総理が関与している上荒川大橋の件しかありません。ですが、なぜ内密にしているはずのことが世間に漏れていたのでしょうか。
政府内部に密通者がいるかもしれないと晄司は各所を奔走し、驚愕の事実を突き止めるのでした。
●感想
この作品が、あまりヒットしていない理由として、真保裕一原作の作品として告白すべき秘密が、公共事業にまつわる汚職に過ぎないことがあげられます。また誘拐犯側の動機も、映画をご覧になった人だったら、そもそも正当防衛と事故死が通ることなのに、なんで誘拐につながるような、あることをやらかしてしまったのだと疑問に思うところでしょう。真保作品にしては、作品の背景や、動機面がショボく、それを演出面でうまくカパーできていないところに、本作の問題点があると思います。
『相棒』ファンのわたしはついつい、本作とテレビ朝日『相棒 season22』を比べてしまいます。初回拡大スペシャル第1話「無敵の人〜特命係VS公安…失踪に潜む罠」 と解決編となる第2話「無敵の人~特命係VS公安…巨悪への反撃」 の物語は、『おまえの罪を自白しろ』というのに相応しい内容でした。何しろ警視庁公安部部長が、新興宗教教団を潰すために、潜入捜査担当の公安刑事を使って、わざと爆破事件を起こして、教団に罪をなすりつけようとしたのです。しかもこの計画には、特命係の「天敵」である警視庁副総監が関わっていました。第2話のラストで、杉下右京(水谷豊)が副総監に、死者も出た爆破事件に関わったあなたの罪を自白なさい!と激高して迫るシーンが印象的でした。
そんな相棒初回スペシャルに比べて、本作の背景にあるものは、何とショボいものでしょうか。まぁそんな事件のことよりも、政界の裏取引を暴き、それを逆に自らの立身に利用できた晄司の鮮やかな転進ぶりのほうが見せ場だったのかもしれません。
その晄司を、これまで爽やかな好青年役が多かった中島健人が演じています。晄司も登場当初は、好青年でよきパパという出で立ちでしたが、やがて誘拐犯や派閥間のスパイを捜し出すなど、常に巨大な悪に立ち向かっていくなかで、存在感がグイグイ増しました↓。持ち前の目力で真実を見つめようとする迫力満点の演技に注目してください。
斬新
許せない!オフホワイトを突きまくる中島健人。サンドバッグがすぎる堤真一の哀愁たるや…。暴かれる圧倒的爽快感に限界突破の心理戦。それに重いと想いが交錯する愛あるヒューマンドラマ。家族とはどんな存在か。人の脆さがことごとく愛おしい。罪深き101分に清き一票を。
まっくろくろすけはどうしたらいいのでしょう?
こう言った政治絡みの映画やドラマたくさんあって、必ずと言っていいほど真っ黒な政治家が出てきてきますね。そして最後はその真っ黒な政治家を絶妙な罠で失脚させるという子気味いいフィニッシュで映画やドラマは終わりますが。
今回も真っ黒な政治家宇田清次郎を堤さんが演じていたかと思われましたが、この世界に踏み込んだ時は人々の為に尽くそうと心に刻んだのに、いつしか真っ黒な政治家になってしまったと悔やんでおられましたね。
きっと最初は誰しも世のため人のためと政治の世界に入るのだろうけど、真っ黒な世界の中にポツっと白が入ってもあっという間に黒くなってしまうのでしょうか。世の中を変えようと思っていても出る杭は打たれてしまうし、本当に国のことを考えて行動したくても出来なくなるのでしょうか。
本当に国のことを考え、人々のことを考えて、自分の報酬をも人々に還元するムヒカ大統領みたいな方は、世界中のどこを探してもいないのですから 無理な話なのかも知れませんが、映画やドラマのように真っ黒な政治家を誰か失脚させて欲しいものです。
宇田家の次男晄司を演じた中島健人君、良かったですね。アイドルとしての中島健人君はよく存じ上げませんが、きっとアイドルという立ち位置を踏み台にして、素晴らしい多才な俳優さんになっていくのでしょうね。アカデミー賞授賞式でも、インタビュアーとして堪能な英語を披露していましたし、ラーゲリーより愛をこめてでの新谷健男役でも、最初中島健人君とは分からなかったほどですから。是非ニノを超える素晴らしい俳優さんになって頂きたいです。
イマイチ
レビュー評価が高かったので見てみましたが、う〜〜〜ん……
違和感のあるところが色々あってあまり入り込めませんでした。
犯人の兄弟は、汚職じゃなくて普通に予定地が変わったらどうするつもりだったのでしょうか?
「私の人生を狂わせたのは誰」みたいなセリフありましたが、それは自分たちでしょう。
町工場の経営がうまくいかないのも、まだ買収確定してもないのに借金をして土地を買ったのも、全部自分たちのせいですよね。
その他にもいろいろ
・殺人の隠蔽に死体を埋める場所が荒川の河川敷って、もっとマシな場所あるでしょ…
・突然人(父親)がいなくなってそんな隠せるかな…?
・経営の苦しい工場に数千万も銀行が融資してくれるかな…
・白いバンが盗まれたくだり要る…?
・なんであのヒントで死体が埋まってるってわかるの…?
やっぱり小説の内容を映画にすべてを入れるのは難しいんでしょうか。
よく分かりませんでした。
ま〜映画館で見るほどでもなかったかな
決して面白くなかったわけではないのですが、TVドラマで十分かな・・
映画の鑑賞料も上がってるし・・
やっぱり、政治家って汚職に塗れてるのかな!
あ〜いう環境で育つとどんどん染まってしまうんでしょうね。
ストーリー的にはわかりやすく、最初家系図がわかりにくかったけど、ちゃんとわかるようにストーリーのなかで上手く説明してくれたので助かりました。
サスペンスというほどでもなく、別にそんな行動しなくてもと矛盾するところはありましたが、ベテランのキャスト達によって上手く作られてました。
お金と時間がある方は映画館で鑑賞されても良いと思います。
政治色に絞った作品なら良かったかも?
中島健人さんの最近の活躍から期待しました。良い演技をされていると思いましたから更に頑張ってもらって堤真一さんと池田エライザさんの迫真の演技に繋げて欲しかったです。後半はテレビドラマみたいで眠くなりました。
堤真一さん独壇場
単純に面白かったです。中島健人さん主演だけど、どう見ても堤真一さんの独壇場でしたね。
記者会見のシーンをもう少し迫力あるシーンにして欲しかったんですけどね、それが出来る俳優さんなんだけどな。ま、仕方ない。
ラストの展開は少し意表をつかれました。
期待度△鑑賞後の満足度△ 全てに中途半端な印象。堤真一が演技のしどころがなくて困っているのがよくわかる。ともかく幼児誘拐という犯罪はどんな理由があれ最低の犯罪だというのだけはわかる。
①未読だけど原作はもっと良いんだろうと思う。(あまり読みたいとも思わないけれど)。
映画化にあたって改悪してしまったような気がするんですけど、どうでしょうか。
②まず登場人物がみんな薄っぺらくて血が通っていない(よく海外のミステリーで言われる cardboard みたいなキャラクターばかり)。
さすがの堤真一や尾野真千子もこんな役というか演出をされては演じても報われないこと甚だし。
③政界のダーティな面を鋭く抉っているわけでもないし、議員一家の家族模様・人間模様を深掘りしているわけでもない。
はじめは理想に燃えていた政治家が魍魎跋扈する政界を泳いでいる内に自分も汚れてしまったことへの自壊と次世代への期待を語っているわけでもないし(一家の中で家業を嫌っていた人間が一番それに相応しい資質をもっていた、というよくある設定も軽く流してるし)、政治家の思惑・利害関係の裏で庶民が泣いているという図式も定型的で新鮮味がない。
何時までに記者会見して「自分が今まで政治の世界で犯してきた罪をゲロしろ。さもないと孫娘の命はない」という脅迫をメインに持ってきた筋立てのわりには緊迫感に乏しい。
殆ど伏線がないのでミステリーとも言えないし、あんな画像を見ただけであそこまで推理できるのかしら。ましてや○○が○っているなんてどうしてわかるか、警察が証拠もなく動くか、等々それこそ○を掘り出したらキリがない。
何より他にも方法はいくらもあっただろうに、よりによって誘拐などという手を使うとは犯人には同情も出来ないし、最後にあんな付け足しみたいな映像を見せられてもね…
④好い人キャラの多かった角野卓造が煮ても焼いても食えないような腹の底が知れない政治家ぶりが一番面白かった。
あと、みんな演技の見せ場があるような役ではなかったけれど、NHK朝ドラ(唯一今も観ているTVドラマ)で知った顔や常連さんが出ていたのが飽きなかった理由かな。
普通に楽しめた!
普通に楽しめました!
スペシャルドラマで満足感のある感じ!
ただ、クチコミを見てる感じだと、
もう少しおもしろいと期待してしまっていた、、!
犯人は意外だったけれど、
その驚きは、この映画のワクワク感を
向上させるものではなかった。
お母さんの冷めた目が最&高&★★★★★★★
あるシーンで誘拐される娘ちゃんのママがめちゃくちゃ冷めた目するシーンあるから皆見てくれ。
二児の母親の私は共感できすぎて笑っちまったよ。
監督か脚本家か役者さんか指示した人がいるんか知らんけど「ここお母さんは冷めた目にしましょう」って決めた人にチケット代全額払いたいよ。
お前の罪を自白してからのあれやこれやがちょっと退屈でした。
決して無駄ではなく蛇足でもなく冗長なわけでもないんですけど…、中盤までがドキドキと緊張のピークだったかな、と思います。
解き明かされてない部分あるけどまあええか…という気分になってしまって…
普段あまり真面目なドラマや映画見ないので、強面だけどドジっ子とか真面目に見えてバラエティで頑張っちゃうみたいな"意外な一面"ばかり見かけていたベテラン俳優さんたちの本来の"らしい"演技が見られたのは楽しかったです!
やはり彼らの本職はこれなんだ!と何度でも再確認できるのが映画やドラマを見る楽しみの一つですね。
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