おまえの罪を自白しろのレビュー・感想・評価
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池田エライザが良かった
政治家一族である宇田家で、次男・晄司は国会議員の父・清治郎の秘書を務めていた。そんなある日、宇田家の長女・麻由美の娘が誘拐された。犯人の要求は身代金ではなく、翌日の午後5時までに記者会見を開いて清治郎が犯した、罪、を告白しろというものだった。それは埼玉県の荒川に新たに建設中の橋で総理の意向を受け南へ5km動かしたというもので、次期大臣を狙う清治郎は口を閉ざしていた。晄司は家族の命を救うため、その事を会見で公表すべきと原稿を作成するが、清治郎は首相を庇い他の些細な罪の発表にとどめ、その件は公表しなかった。そのため犯人から孫娘を殺すと再度脅迫を受け2度目の会見を要求され・・・てな話。
池田エライザの娘を想う母親ぶりが良かった。綺麗だし、いつまでも観ていたい魅力があった。ただし、娘を誘拐された後、いつまでも血のついた服を着たままなのはちょっと違和感があった。体にも血がついてたのだから、すぐにシャワー浴びて着替えるでしょ? もう少し気を使って演出してもらいたい。
中島健人はアイドルじゃなく良い俳優だね。官房長官に次期公認を暗に約束させる所なんかなかなか良かった。
ただ、悪い奴がイマイチ弱い。もっと大物じゃないと、え?って思ってしまう。それに、埋めた遺体を掘り返すならもっと早くできたのでは? 誘拐もそうだけど、やることがマヌケ過ぎる気がした。
面白かっただけに、そこは残念だった。
社会派エンターテイメント
家族がテーマ
もっとドライで自己保身なお父さんに対して主人公が対立していくみたいな感じなのかなと思ってたけどそんなことはなかった笑
事件パートでは、(それぞれの立場によっていろんな想いが付加されてはいるものの)宇田家全員の行動の根底に「ゆずはちゃんを助ける」という想いがあるためか、政治の世界を中心に見せつつも難しすぎず見やすかった。
途中ほっこりパートあったり、周囲のキャラクターが上品だったことも見やすさにつながってるかも。
親子、兄弟、兄妹、母子、爺孫、叔父姪の関係値がやりとりの中でサラリと描かれていて良かった。
度々入るお母さん視点も良かった。
人前では常に宇田の娘、奥村の妻を演じてきた彼女が、母の顔だけになってる、みたいな。農道走ってたのも、人目につかないとこに行きたい欲みたいなのがあったんかな。。
ゆずはちゃんを見つけたのがあの人だったのはほっこりしたな。
事件の真相について考えているシーンでは、中島健人さんのかっこよさを堪能するパート?みたいなのあってちょっと面白かった笑
さては監督、かっこよさに魅了されたな?なんてね笑
最後、あれができる技術力があればもっとなんか違う未来もあったのでは。とも思ってしまった。火事場の馬鹿力みたいなもの?
2時間ドラマで良いかな…
原作未読。
サスペンスドラマとしてよくある展開かと思いました。
家族愛も映画作品としてはなんか薄っぺらい…何故、次男に継がせたかったのか…原作には描かれているのでしょうか?
裏で黒い事やってる国会議員なんて色々警戒して身内(娘・孫)に送迎つけてるだろ…ってツッコミは御法度ですかね?(笑)
尾野真千子がただの事務職員で終わるわけない…怪しすぎてすぐ犯人が分かってしまいました(笑)
見るからに怪しいけど、違ったー、みたいな展開を期待していたのですが(笑)
中島健人はかなり健闘したと思うのですが、とにかく顔が整いすぎていて、仕草含めイケメンが全面に出ていて深みのある俳優陣の中ではどうしても浮いてしまっていました。(山田涼介映画もそんな感じ…)
いつセクシーサンキュー言うか、薔薇を持ち出すかハラハラしました(笑)
アラサーになり、イメージチェンジを狙っての作品チョイスだと思いますが。イケメンはイケメンで苦労するんだなぁ…
しかし、中島健人が終始カッコよく撮られてるので、アイドル映画としては★5だと思います(笑)
ジャニタレは実力がないのにゴリ推し出演とか、そんなだから映画やドラマがつまらない・海外作品に勝てない、みたいな意見もありますが、アイドル映画はアイドル映画として存在しても良いかと思います。
ファンは推しを大スクリーンで見れて嬉しいし、ファンはグッズを購入したり何度も鑑賞したり経済が回ります。
普段映画を見ない方(アイドルファンの若い層)が映画館で映画を観るキッカケになり、他の作品も鑑賞する様になれば映画界としてはプラスですし。鑑賞マナーさえ良ければ(笑)
私もジャニヲタですが、ジャニヲタの鑑賞マナー何とかして欲しいとこ…毎回お喋りしてる女の子グループが周りに居て迷惑orz
ブコメならキャ-キャ-言うのも仕方ないけど、こういう作品ではやめてくれ…
ラストスッキリ
お前の罪を自白しろ
原作ファンで観に行きました。
前半は多少違和感を感じる描写があり、時代が少し前の設定なのかな、と勘違いしてしまったほどでしたが、あえての表現なのかもしれません。
序盤から、堤真一さんの演技が圧巻でした。インタビューで、年齢も含めてご自分では軽すぎると感じ、一旦はお話を断った、とありましたが、ちょっとした表情や声からも凄みを感じて、とても素敵でした。
主演の中島健人さんは、後半からの迫真の演技に引き込まれました。
前半で見えていたいい意味での青くささが完全に消え、魑魅魍魎の政治の世界で、たとえ自分の考えを曲げてでも、地道に生きている人の幸せを守っていくんだ、という政治家としての気概が溢れていて、とてもかっこよかったです。
原作とは少し内容が違っていましたが、とても楽しめました。だだ、個人的には、政治の世界があのようではあってほしくないと感じました。
パンフレットを読んで、いくつか見落としている部分があったので、また観に行きたいです。
全体的に茶番、J事務所もまだまだ安泰
けんてぃー好きなはたまらなそうですね。
随所にカッコイイ。コーヒーカップを持って立ち上がるとか歩くとかでもカッコイイ。
私はどちらかというと失笑ですかね。
そこ、カッコつける必要あるかな、、、とか思ったしまいます。
セクシーサンキューとか言いそうな勢い。
ちなみに、ゴチなどバラエティに出ているけんてぃは面白いから好きです。
ストーリーも茶番に思ってしまいます。
そのためにそんなことする必要ある?とか思ってしまう。
あんな弱い政治家が上層部にいるとか終わってる。
あと、あのシステムに入れるとか才能ありすぎ。
あと、キャスティングでネタバレしてるようなものだし。黒幕がいると思って観てたけど。
肝心の、「暴走」「覚醒」部分もヌルッと変化したのでよく分からなかった。
まさに、テレビドラマで十分という感じです。
ひとつ言えることは、単発レビュアーが多い作品。こんなに熱烈なファンがいるならJ事務所もまだ安泰だな、と思った。
J事務所はL事務所より好きだからこのまま頑張って欲しい。
痛快な社会派ヒロイックストーリー!
面白かった。政治家一家に生まれながら不正を嫌い正義感あふれる鬱屈した若者を中島健人が勢いよく演じていてどハマり役。
とにかくテンポよくスピード感ある映像であっという間の100分でした。えっこんな人が?っていうような重鎮の俳優さんがワンシーンだけの役などでキャスティングされており、とにかく俳優陣が豪華で芝居に見応えがある。
その重厚な俳優陣の中でひとり生き生きと躍動し行動を起こして周りを巻き込んでゆく主人公の宇田晄司がやっぱりめちゃくちゃかっこよく描かれているので、安心して素直に感情移入して楽しめるエンタメ作品でもある。俳優の表情、映像にこだわりを感じるのでいちいちスクリーンに見入ってしまう。
昨今では珍しいパワーあるザ•主人公な俳優さんだと思いました。ラストの表情でかかるB'zは心から痺れてスカッとしたので、ここだけでも大スクリーンで見る価値アリ。
誘拐事件と政界を通じて政治家親子を描いた映画
誘拐事件に政界が絡む社会派サスペンスをエンタメ寄りでつくった映画。100分と短めなので中弛みもなく想像していたより見やすかった。
誘拐事件と政界の黒い部分を描きながらも根底にあるのは家族の話、特に宇田父子の話でもあった。清治郎の”罪の自白”も最後にそう来たか!という感じ。主人公の晄司はよくありがちな父に反発し正義感を振りかざす若者かと思いきや、後半に覚醒して意外な方向に変わっていく。幹事長と対峙するシーンが印象的だった。
説明セリフがほとんどない余白の多い観る側に委ねられている映画なので2回観た方が解像度が上がったより楽しめそうな気がする。
親子の愛がじんわり感じられる作品でした
内容は政治と誘拐事件が中心ですが、人間模様や親子の関係。兄弟、跡継ぎ等色々な側面も表現されていました。
正義ときれいごとだけではない展開が予想に反する進みかたで、新鮮でした。
私は、登場人物が多いので、一度では理解できない部分もありましたが、2度目でより理解できたり、新しい発見があったりして、見終わった時、スッキリしました。次回はこうじではなく、違う役柄目線で、楽しみたいと思います。
リアルに楽しめた作品でした
政治的な癒着、忖度、談合などありがちなテーマも取り上げつつ、政治家一家のありがちな関係性も見せつつ、結局誰が一番罪深いのか、を見終わった人が最後決めるかのような、リアルに没入できた映画で楽しめました。
幹事長との対峙シーンは鳥肌もの!
錚々たる重鎮の脇役をはじめ、キャストの皆さまの演技が本当に素晴らしかった。
堤さんが感情を露わに流す涙のシーンには驚かされた。
池田エライザさんの母親役も素晴らしい。正直、ここまで演技力があるとは知らなかった。
中島健人さん演じる晄司の真実を見抜く眼力と行動力、鬱屈した気持ちと正義感が爆発してからの大胆かつ強かさ、そして幹事長と対峙する場面は何度見ても鳥肌が止まらない!
それぞれの心情を考えながら隅々まで見たい、観終わってもすぐ観たくなるこんな感覚初めてです。
疾走感
疾走感ある社会派エンターテイメント
サスペンスであり家族の物語
これぞ2サス!
誘拐と政治と家族
レビュータイトルにある通り、色んな要素が含まれている映画だけど、コンパクトにでも雑では無く、伏線回収もされていてまとまりがある映画だった。沢山のベテラン俳優が演じている政治家も本当に悪そうで、駆け引きにハラハラさせられる。悪そうな人達の中、主人公晄司が聡明で正義感に溢れていて、対比として面白いが、ある時、影の部分を見せる。そこで鳥肌が立った。 それを観せられることで、今後晄司はどのような政治家になるんだろうと考えてしまい、終わった後も楽しめる。家族についても描かれていて、意外と清治郎は家族を自分の立場に迷いながらも随所に大切にしている描写があって、そこに少し個人的には安堵した。 コンパクトにまとまってる分、自分で人物について考える余白もあって、それも含めて上手く出来ている映画だなと思った。
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