「映画としてのバランスに欠く」おまえの罪を自白しろ コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
映画としてのバランスに欠く
妙に雑に感じたのは、原作のせいなのか、映画スタッフのせいなのか?
党の重要ポストにある政治家にしては、自宅や家族の警備がザル。
犯人の隠れ家って、とっくに人手に渡ってないの?とかいろいろ矛盾と説明不足。
党内の駆け引きに焦点がいき、犯した罪の告白シーンも、真犯人の逮捕も盛り上がらない。
主役の中島健人 くんはよい存在感だったが、若いというか、無駄な正義感表現が一本調子で暑苦しく。
その中島くん演じる晄司の会社が潰れた理由は、見始めてすぐ推測した通りで意外性はなく。
とにかく、映画としてのバランスがイマイチ。
もしも2時間のテレビスペシャルとか、4~5回の連続とかのドラマで、CM切れ目ごとや1話事にいろんな事案の山を細切れに配置していたら、かなりの良作になった気がしました。
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