「三度目の会見」おまえの罪を自白しろ uzさんの映画レビュー(感想・評価)
三度目の会見
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安っぽくダサいポスター、「タイトル強すぎ!」という無駄に若者ぶった予告、『新・中島健人編』のトレーラー。
何より、週末から爆発的に伸びるレビュー数。
もしや主役は…事務所は…
『Gメン』はよかったが、今作は嫌な予感が的中してしまった。
ミステリではないので犯人を予測できる構成でなくてもいい。
でも、「まさかコイツが!?」とか「アレってそういうことだったの!?」といった驚きが欲しかった。
あるいは最低限、犯人に到る過程をちゃんと見せて欲しい。
よもやPCカタカタして犯人突き止めて、その片方が話にすら出てなかったキャラとは。
麻由美が気を失った(これも不自然だが)のは偶然だし、柚葉の方が大怪我してたらどうしたのか。
声明も攫ってから打ち込んでるし、ハッキングスキルが謎すぎるし、そもそもクラッキングする意味がない。
車を盗む意味も感じないし、マンションが建ち並んだからって深夜なら掘り返せるだろ。
自己破産もほぼ自業自得だし、誘拐の目的は自らの罪の隠蔽でしかないので共感も同情もナシ。
演技や演出は悪くないが良くもない。
逆にあれだけシナリオがペラペラだと、重めの演技が上滑りしていた印象すらあった。
序盤、身体を半分戻しながら答弁する堤真一の動きは秀逸。
議員秘書と記者と警察があんなに仲良く並んで歩くもんかな。
とりあえず、エライザの血の付いたシャツは早く着替えさせてあげてほしい。
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