「家族の物語でした。」おまえの罪を自白しろ ゆーたんさんの映画レビュー(感想・評価)
家族の物語でした。
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政治家の孫の誘拐、救出までのタイムリミットサスペンス。
政界のどろどろとした駆け引きを、これでもかと豪華な出演陣が魅せます。
ただこの映画、政治サスペンスだけじゃない。
それとともに、政治家一家と、政治に運命を狂わされた家族の物語がありました。
主役である父親の秘書を勤める次男が姪の救出、事件の解決に奔走するなか、政治家として覚醒していく成長(というか隠れていた政治家的な狡猾さ表れていく)物語でもある。
この要素が次から次へとぶちこまれて、あっという間で、だれない101分。
主役がアイドルだと侮るなかれ。幹事長との対峙場面はゾクゾクさせられた。いい役者ですね、中島健人くん。
そして角野さんのど迫力。
堤さんは、物語の最初と最後の表情の違いにぐっときます。
役者たちの演技は良いです。ただ、人物が多く出すぎてもう少し人間関係を深く描いてもよかったかな?そこが-0.5
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