「トミーガン」探偵マーロウ はりー・ばーんずさんの映画レビュー(感想・評価)
トミーガン
舞台は1939年のアメリカ。
第二次世界大戦に参戦前。
ハードボイルド小説で有名なレイモンド・チャンドラー。
その主人公のフィリップ・マーロウが主人公の映画。
フィリップ・マーロウって感情を表さないし、話が複雑だし、淡々と話が進む感じなんですよね。
渋いとは思うけど、めっちゃ面白いって感じではない。
このハードボイルドが好きかどうかが映画を楽しめるかのポイントだと思う。
あとは、リーアム・ニーソンのおじいちゃんマーロウがね。
マーロウって30台くらいじゃなかったっけ。
映画のマーロウが何歳設定か分かんないけど。。
ハードボイルドというと、大藪春彦とか北方謙三の小説は結構読んでた。
チャンドラーに比べるとストーリーは単純。
男と男の絆とか、男気がシッカリと描かれていた。
洋書だと、パーカーの初秋、ラドラムの暗殺者あたりは読んでいた。
マーロウの世界はちょっと時代が古すぎるんだよね。
劇中のマーロウの最後のセリフにトミーガンっていう単語が聞こえた。
字幕には訳されなかったけど聞き取れた。
トミーガンとは、劇中でドラムマガジンをつけたトンプソンマシンガンの事。
昔、アンタッチャブルを見た時に出てきて、当時エアガンにハマっていたので本気で買おうかと考えた事を思い出した。
別名、シカゴ・タイプライター。
名前の由来は、連射音がタイプライターを打つ音に似ているから。
ストレートのマガジンもある。
昔サバゲーをやってたおかげで、銃視点でも映画を見れるのは面白いですね。
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