ノートルダム 炎の大聖堂のレビュー・感想・評価
全3件を表示
信仰心とは
記憶に新しいノートルダム大聖堂の火災🔥
当時の映像と、リアルに再現された映像が
うまく融合され、大迫力の火災movieでした。
.
.
宗教が悪い意味で影響している作品の鑑賞が
続いた分、本作で描かれた信仰心については
感動する場面がいくつかあります。
決死隊を結成する必要がある時、誰しもが
死を恐れる場面にも関わらず
「大聖堂を愛している」と志願する隊員や
8世紀も前の建造物に対し、市民(国民)が
昼夜問わず消化を見守り聖歌を歌うシーン
まぁこれは映画の中の演出かもしれませんが
ジーンとしたんです。その歌声が消防隊員にも
届いていて、その隊員の表情は何とも言えません。
.
.
重要な建築物だからこそ、最新の設備が施され
万全の体制が整っているものと思っていましたが
設備だけではなく、そこで働く人の気持ちにも
「万が一」を想定していなかった事は残念で仕方ないですね。
.
.
またこれも信仰心によるものですが
生死をかけて搬出に拘るべきものだったのか?
まぁとんでもない価格だったみたいなので
必死になる気持ちも分からなくは無いですが…👑
.
.
兎にも角にも、あれだけの火災でありながら
死傷者がゼロである事が奇跡です🔥
そして勇敢な消防隊員に敬意を表したい🙏
【"消防士魂。"当時、消化活動に当たった消防士達の証言に基づき、CGを極力使わず大規模なセットを燃やし撮影したシーンは圧巻。フランス人のノートルダム大聖堂に対する敬愛が、伝わって来た作品でもある。】
- ノートルダム大聖堂の古さ故に、様々な機器類の綻びに依る大火災が発生するも、消化に奮闘する消防士達の崇高な姿が印象的な作品。-
◆感想
・序盤は、 ノートルダム大聖堂の旧弊的な施設管理や、消防車が細い道に阻まれて現地に行けない姿に苛苛する。
ー 日本の有名寺社仏閣もそうであろうが・・。-
・2019年の実際の映像も盛り込んだ、CGを極力使わずノートルダム大聖堂を大セットに作り上げての火災のシーンは圧巻である。
ー ノートルダム大聖堂の天井から降り落ちる炎や、マクロン大統領が、消防士たちを励ますシーン等が、リアリティ感を出している。ー
・”いばらの冠”を、救い出すシーンにはハラハラしたなあ。
ー 人間はパニックになると大切なことを忘れてしまうのか・・。それにしてもノートルダム大聖堂のセキュリティシステムの脆弱さには驚く。-
・溶けた鉛が流れ落ちてくるシーンや、燃え盛る屋根から様々な装飾品が落ちてくる様も、恐ろしい。
■消防士達が"決死隊"を志願して結成し、危険極まりない大聖堂に飛び込んで行く崇高な姿が染みた作品。
そして、彼らの献身的な消火活動により、北の鐘楼は延焼を逃れ、ノートルダム寺院は全焼を免れたのである。
<消防士たちが懸命の消火活動をする中、多くのフランス人達が”アベ・マリア”など聖歌を歌いながら、心配そうに見ている姿・・。
今作は、ドキュメンタリータッチで描かれているが、フランス人が、如何にノートルダム大聖堂を愛しているかが、大スクリーンから伝わって来た作品でもある。>
全3件を表示