アナログのレビュー・感想・評価
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シンプルなストーリー、とても丁寧に作られた良作
タケシが原作。タケシは優れたストーリーテラーだね。
シンプルなストーリー、とても丁寧に作られた良作。けっこう泣けた。
波瑠は、楷書体のような演技(褒めている)、佇まいが美しい。
二宮和也は、自然体で普通に上手い。色々と起用されている意味がわかる気がする。あまりお気に入りでなかったけど今回は良い。
この監督(タカハタ秀太)は初めて見たけど、丁寧な演出で好感。ただ編集がちょっと変わっている。ジャンプカット(同じポジションで中抜けするカット)を何度か使う。それが意外と効果を上げている。(今風?)多分普通の映画よりカット数が多い。
お母さん役の高橋恵子、友人役の桐谷健太と浜野謙太、喫茶店のマスターのリリー・フランキー、波留の姉さん役の板谷由夏、みんないい仕事をしている。
また見たくなる映画。
原作ビートたけしにビックリ
主演の二人はどちらも好きな俳優さんだったので鑑賞したのだけど、思わぬ拾い物をさせてもらった。漂う空気感が素晴らしい。
携帯もなかった頃の懐かしい恋愛が初々しい。約束をして会うのも一苦労だった頃の距離の詰め方、1段階、1段階に決心が必要なもどかしさ。今の若い人にも知ってほしいと思った。
ふつうだけどいいね
感じの良い役者ばっかりやもん。
木曜日にみました
シビアな現実の連続なのに、なぜかホッとするような物語。ビートたけしさん原作と分かってびっくり!!!
⭐︎4.2 / 5.0
静寂と透明感
昭和を思い出す携帯のない恋愛物語
見えないゆえの想像力
ストーリーはありきたり。ラストも予想どおりでした。脳障害を負った波瑠のお芝居もあまりリアルではなく、映画ではあるけど舞台系として楽しむ作品と理解しました。
とてもよかった。アドリプ多め。役者さん達が本人になりきってお芝居をしてくれていることが分かります。みんな、とても優しい。監督とカメラマンの優しさも伝わります。
この映画を見た人はみんな同じ気持ちだろうけど、糸電話の場面がよかった。どこまで離れても声が伝わるのかな?と試してる時は本当に楽しくて、でも、さすがに聞こえないだろうなというくらい離れた時に、風もボーボー吹いてるし聞こえないだろうからと安心して「結婚してください」と言ってみた。
映画のタイトルは「アナログ」だけど、対になる言葉は「デジタル」ではなくて、SNSとかニュースサイトとか、そういうこと。スマホから得られる情報は、自分に紐づく情報が多めになるから、悲しい過去があったミハルは、スマホを開くたびに、ドキッとするような情報を目にすることがある。とはいえ、いつか慣れてしまうものかもしれない。
ミハルはただ避けていただけなんだけど。心の鍵を開けてくれる人が現れてよかった。鍵を開けるほうは必死なんだけどね。
号泣、ストレートな恋愛ドラマ
携帯電話のない恋愛
タイトルの通り、まさにアナログの恋愛物語。
お店に行くにもGoogleマップを使わず、
約束をするにもメールをせず、会えなくても電話もしない。
それは主人公の二人の物語ではあるが、
二宮さん演じる水島悟と友人たちの間でも、携帯電話の登場率はかなり少なく、
たまたま飲み屋に居る、先にカフェにいる、
そういった「縁」を描いた物語のようにも感じました。
このネットの時代には珍しい
行きつけのお店、顔見知りのマスター、という
アナログな人間模様がとてもあたたかく感じた作品でした。
劇中で前半の方に多く見られたつぎはぎのようなカット割もどこかアナログな世界で、
アドリブ?というくらい自然なキャスト陣のやりとりも和やかでとても温かい気持ちになった。
おしとやかでお上品な役どころが似合う波瑠さんですが、
個人的に、役と離れた彼女はいつもさっぱりしていて面白い方という印象の女優さんです。
あまりに外見とマッチしたこの役どころが逆に痒い!と少しだけ感じてしまうような、そんな瞬間もちらほら。
と、コアな感想も添えておきます。🤭
好きか嫌いかで言ったら
たけしが書いた純愛
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